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【会津野】数学するっていったいどんなこと?

2016年02月15日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

雪が降ってきました。気温はプラス1℃の会津野です。

「数学する身体」(森田真生著)を読みました。実は私、大学時代は数学科の学生でした。解析学という分野を勉強していたのですが、そこに分類される多変数解析関数論の権威である岡潔先生のことがたくさん出てきます。ただ、この書物は数学的な事を示すものではなく、数学的思考と身体の関係について述べているもの。数学的な知識を全く必要としない、少し異色な数学の本です。

去年(2015年)公開の映画「イミテーションゲーム」の主人公となったイギリスの数学者チューリングのことも、この本には出てきます。

チューリングは、ドイツナチスの暗号解析をしたことで知られています。暗号解析のために考えられる組み合わせを、機械(今風に言えばコンピュータ)を使い解析する手法を考えた方です。現在は、検索エンジンで収集する膨大なデータを統計的に解析することが、人工知能の主流になっています。この原型を考えたのがチューリングで、人工知能を司る身体についての関係示唆を、「数学する身体」を読んで感じました。

数学を「歴史的に」、かつ、「関係性とともに」考える視点は、なかなか持てないものです。

晴耕雨読、雨や雪の日に読んでみるには、とても良い書籍です。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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