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【会津野】絶望の国の幸福な若者たち

2015年07月19日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

雲が地平近くまで垂れ込める22℃の雨の朝です。

「絶望の国の幸福な若者たち」(古市憲寿著)を読みました。

ここからの引用を3つ。

『人はどんな時に「今は不幸だ」「今生活に満足していない」と答えることが出来るのだろうか。それは、「今は不幸だけど、将来はより幸せになれるだろう」と考えることが出来る時だという。逆に言えば、もはや自分がこれ以上は幸せになると思えない時、人は「今の生活が幸せだ」「今の生活が満足だ」と回答するというのだ。』

『戊辰戦争では会津城下の商人、職人など各地の民衆がさっさと戦場から逃げ出したという。このまま江戸時代の仕組みを維持していては、(諸外国と)戦争になった場合に負けてしまう。こうして日本は欧米を真似て、強い中央集権のもと、経済成長と侵略を行う「近代国民国家」となることを選んだ。』

『2005年実施の世界価値観調査によると、「もし戦争が起こったら、国のために戦うか」という設問に「はい」と答える日本人の割合は15.1%だった。調査対象国24カ国中、最低の数値である。スエーデンは80.1%、中国は75.5%、アメリカは63.2%。いかに日本人の国防意識が低いかがわかる。50歳以上の日本人は21.1%が「国のために戦う」と答えているのに、15歳から29歳だとその割合は7.7%にまで低下する。海外と比べてもぶっちぎりに低い国防意識だ。』

☆☆☆

この本は、「若者」ということを多角的に捉え、考えている内容のものです。

☆☆☆

人は将来が良くならないと思うと、現状に甘んじて「幸せである」と思い、戦争が起きてもさっさと逃げる。大震災の時も、フクシマのみならず日本からさっさと逃げる人がたくさんいたことは記憶に新しい。そしていま、安保法案が社会で論じられているけれど、日本人の国防意識は恐ろしく低い。戦争が起これば、戦場に向かうのは「若者」。いまの状態では、戦争が起こった時点で日本の負けがすぐに確定する。人が暮らすためのインフラと人そのものを破壊しない戦争へと変わってきているいま、壊されものは政治と権力だ。いまの政治を見ていると、自らの政治と権力を破壊することを進んで行っているように見える。先が見えずに「今が幸せ」と思う若者にとっては、先の世代が作った社会が自壊すると、「不幸になる」のかもしれない。言い換えると、明るい未来が来るのかもしれない。

今日も素敵な1日を過ごしましょう。

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