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【会津野】金魚すくいはなぜ人々を魅了するのだろう?

2015年08月16日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

薄曇りの空が会津野にひろがっています。気温は21℃、もう真夏を過ぎ、これからはひと雨ごとに秋の気配が強くなってくる頃です。

昨晩、こめら(会津の方言で子どもたちのことを言う)が、近くのお祭りで金魚すくいをして帰ってきました。すくってきたたくさんの金魚を、水槽に移してあげました。

昔からあるこの金魚すくい、江戸時代の後期頃からあるらしいと言うのだから、かなり長く日本に根付いている文化と言えそうです。

挑戦してみると、ついつい誰もが夢中になってしまいます。おとなから子どもまで、人の「狩猟本能」が、その中心にあると感じます。狩猟と言えば、「食べる」ために生き物が本能的に行うものです。しかし、この金魚すくいは、明らかに食べるものではありません。ハンティングすることだけをエンターテインメントにしたものです。一方、人は、食べるためでないハンティングを、本能的に「悪いこと」と考えます。アフリカのサファリで動物狩りをすることに嫌悪感を示すのは、その現れです。

金魚すくいには、この嫌悪感がありません。金魚が死んでしまうわけではなく、ただ泳いでいるところを他に移すだけなので、嫌悪感がないのでしょう。しかし、金魚にしてみれば、逃げまわるところをすくいあげられ、群れから隔離されてしまう残酷なものです。

しかし、江戸時代からの長い間、毎年のように夏の縁日で繰り広げられる金魚すくいは、やはり本能的なハンティング感覚が人々を魅了することがその真髄なのでしょう。こういう本能的な部分に触れることは、持続する文化となります。

旅は、遊牧民族が本能的に必要とするもので、旅先の資源をハンティング(この言葉は語弊があるので、資源の活用としておこう!)するもの。そこには、もともとの人がいるから、その人たちとうまく友好を図ることが出来るのも、人の大きな強みです。このあたりのバランス感覚を持った旅人さんは、生きる力を備えた素晴らしい方です。これからもそういう旅人さんを応援していきたいと思います。

今日も素敵な1日を過ごしましょう。

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