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【会津野】社会の節目を考えてみる

2015年09月18日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

秋の空がきれいにひろがっています。16℃の会津野の朝です。

しかし、「女心と秋の空」、ブログを書き始めたら、雲がひろがりはじめ、あッという間に、青空が見えなくなってしまいました。

近頃、社会学に凝っています。社会学でいう20世紀の節目と言えば、1973年頃と1991年頃。

1973年は、オイルショックが起こった年です。太平洋戦争後の産業発展により、物質的な豊かさが向上していた世界に急ブレーキがかかりました。「化石燃料を大量消費することが良いことなのか?」、「産業発展は良いことなのか?」等々、様々な人が様々なことを考え始め、社会が少しづつ変わり始めたのが1973年です。

1991年は、私が就職して社会に出た年なので良く覚えています。バブル景気にわいた日本が、バブル崩壊により急速に経済状況が変化した時です。私は、バブル期最後の超売り手時代の就職組で、この2年後くらいから就職氷河期が始まったほどの変化を実際に経験しました。簡単に解雇できない日本社会の雇用慣習により、まず新卒採用の抑制が始まり、続いて契約期間を決める契約社員や派遣労働へと社会は変わっていきました。「仕事」の環境が激変し、そのもとで育つ子どもたちの教育費を払えなくなる人々が続出。さらに高学歴にもかかわらず社会で活躍できない社会となっていきます。

さて、21世紀の節目はいつでしょうか?

昨日はテレビに釘付けでしたが、それは大きな節目を予兆する出来事だったような気がします。

雇用が二極化し、まるで階級制のような社会になったいま、社会に不安を覚える人々が街角に出て「デモ」という形で行動を起こすようになっています。2011年の原発事故後に起きた「反原発デモ」も、おおきな不安を背景としたもの。オカネを吸い上げ続ける電力会社と、その仕組みを法的に担保する国家への不満が行動に現れたものです。

これを社会変化の節目としたとき、これからの社会はどのようになっていくのでしょうか? 何も変わらないのか? それとも少しづつ階級制が強化されていくのか?

明治維新後のベストセラーとなった福沢諭吉の『学問のすゝめ』は、有名な「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずといえり」という書き出しで始まります。しかし、その本質は、その後の学問の習得により、生きる差がつくというもの。江戸時代の階級社会から自由社会になったときに書かれたこの書が目指すところは、「生まれながらに存在する階級を学問で打破せよ」ということだったでしょう。しかし現実は、「学問をすすめても階級制が存在してしまう」ということになりました。

では、学問をあきらめてしまい、明治維新に匹敵する大改革を目指した方が良いのか? それとも、学問のやり方を変えるべきなのか?

今回の節目も難しそうですね。

今日もすてきな一日を過ごしましょう。

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