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【会津野】旅は良識を持って楽しくしましょうね

2015年08月22日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

雨にけむった20℃の会津野の朝です。霧に包まれた稲穂は、しっとりと雨に濡れています。

昨日、インターネット予約サイトのHostelword社の方とお話をしました。PtoPのビジネスモデルであるairbnbが世間で注目を集めていることと、ゲストハウスブームで、パートナー施設との契約手続きや初期設定サポートがかなり多忙を極めているとのことでした。

Hostelworld社は、BtoCのビジネスモデルで、基本的に旅館業の許可を持っている施設しか、販売の対象にしていません。

PtoPをテーマとしたエントリーでは、金融業のPtoPモデルを紹介し、お金の借り手と貸し手が対等な関係であることを紹介しました。BtoBまたはBtoCである銀行は、借り手の信用評価を業務の根幹として行います。貸し手としての銀行は、政府の認可を受けることでその信用を維持します。このそれぞれの信用を、PtoPのビジネスモデルであるLending Clubなどがその機能を受け持ち、顧客に提供します。

宿屋についても、今まではBtoCモデルでした。旅館業の認可を保健所から受けることで宿屋の信用を持ち商売を行い、利用者はある一定の衛生基準や運営基準があることを元に利用します。宿屋のPtoPは、誰でもが受け入れ役になれますので、中間の事業者(例えばairbnb)が運営基準などの橋渡しを行います。いままでと違うことは、利用するお客さんについても信用を評価することです。

信用評価と言ってしまうのは、やや言葉が過ぎるかも知れませんが、具体的には、利用者がしっかりとコミュニケーションが取れる方かどうかや、部屋をきれいに使う心使いがあるかということ、そして、匿名でなく本名で利用しているかどうかということです。

宿屋は、旅館業法に記された伝染病が拡大する恐れや、満室の時などの他は、無条件に利用者を受け入れなくてはならない規制があります。しかし、PtoPモデルの場合は、自分の部屋に泊めるなどというスタイルであることから、利用者の信用を事前に調査したいところです。

私たちの宿の場合は、旅館業の許可を取って運営しているので、本来はこの信用は必要としません。ただ、この仕組みでご利用いただくお客さんは、「旅の恥はかき捨て」が通用しないためか、紳士・淑女的なふるまいをなさる方が多く、気持ち良く受け入れることが出来ます。

社会状況としては、農漁村の宿(農家民泊)の制度拡大により旅館業の認可を取りやすくする制度と、旅館業の許可そのものを不要として宿屋を営んで良い制度の、2つの規制緩和が行われ、政府は2020年の東京オリンピックでの受け入れを念頭に市場拡大を図っています。

こういう変化を受け、既存の旅行予約サイトは、「口コミ」という公開情報と、本人の「信用」という非公開情報の両方を併せ持つ形へと変化しつつあります。

みなさんも、「旅の恥はかき捨て」で何をやっても許されるという時代は過去のものになりつつありますので、良識を持って楽しい旅をしましょう。

今日もすてきな一日を過ごしましょう。

※コメントは、旅人宿会津野Facebookにて承ります。
※ご予約は、旅人宿会津野ホームページにて承ります。

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