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【会津野】固定価格買取制度の廃止

2016年07月17日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

先月、ドイツにおいて太陽光発電などの再生可能エネルギーの固定価格買取制度が来年から廃止されるというニュースがありました。

日本でも311後に、当時の菅元総理の主導のもと導入され、現在でもこの制度が続いています。

欧州の電力市場は、電力が余ったり不足した場合、国際間での電力融通が行われています。ここに1国の固定価格で買い取る電力があると、いろいろなところで不都合が起きてくることは容易に創造できますよね。電力を創電する事業者は、無条件に買い取ってくれることから需要がなくてもどんどん発電をしようとします。それにより電力が余ったときに、国際間では売れないということになってしまうのです。

日本ではまだ固定価格買取制度による電力の市場シェアが低いので、火力発電などすぐにON/OFF出来る発電源でその調整が可能ですが、いずれ再生可能エネルギーが増えてくるとそういう事が起こる可能性があります。

また、中国大陸や朝鮮半島などと電力融通をするような市場への開放が起こると、すぐにでも大きな問題となるでしょう。

我が宿では、再生可能エネルギーの代表格である太陽光発電を用い、外部に販売せず自家使用するシステムを作り運用しています。この自家使用で問題となるのは、快晴が続き、バッテリーが満杯になってしまった後も発電し続ける電力をどうするかということです。太陽光発電の場合は、パネルとバッテリーの間の調整を行うチャージコントローラー(売電の場合はパネルと売電用送電線間の調整を行うパワーコンディショナー)が、内部回路で電気的に切断をしてしまえば発電がされなくなるので簡単なのですが、せっかくのお日様とパネルを無駄にしてしまうことが起きます。

なるべくこういう無駄が起きないよう、使用する電力を考えた総合的なシステム設計が必要ですが、天気の悪いときには外部に依存して電気を買うという選択肢を残し、このあたりの微妙な調整をした結果、少ない設備投資と買電量の抑制で、何もしないよりは多少のプラスが出る程度のものが構築できました。付随的なこととして、災害時の非常電源確保や、もし固定価格買取制度が廃止になった場合などに残債が発生しないというような、安心感がついています。

ドイツと日本では事情が異なりますが、いずれ日本でも固定価格買取制度の廃止が議論されることが予想されます。

崩れかかった船を補強するという意味合いを持つ制度から、船の新建造へと舵を切るときがいつ来るのだろうか。そう遠くないかもしれませんね。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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