おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。
先日ご案内した「地球の歴史(上中下)」(蒲田浩毅著)のうち、中巻を読みました。
上巻では地球の物理的な形成を、物理学と化学を使い語っていました。中巻では、これに生物学的な考察を加え、海の誕生と海中生物のことや、陸地の誕生と両生類のことなど、物理的な生育環境と生物の進化を中心に語っています。
生物学的なことを考えるにあたり、まず「生物とは何か」という定義から始めます。生物と生物でないものを分けるのは、「自己複製」と「代謝」というもの。自己複製に必要なDNAというものは何かということから、丁寧に生命が存在する地球環境のなかで進化していく様子を説明しています。
しかし、長い地球の歴史の中でも、シダ植物が地中の石炭を形成する大きなきっかけになっていたり、世界の大陸がほぼ1つに固まっていた超大陸の時期があったりと、知らなかったさまざまな事実が現れ、とても興奮しながら読み進めました。
最後の下巻では人類が登場し、現代よりさらに先の未来予測まであると予告して中巻を結んでいます。
早く読みたい!積読(つんどく)をひとつひとつ減らしながら、早く手を付けたい1冊であります!
今日も素敵な一日を過ごしましょう。
※コメントは、旅人宿会津野Facebookにて承ります。
※ご予約は、旅人宿会津野ホームページにて承ります。