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【会津野】丸山眞男の挫折

2016年12月19日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

「私は『丸山眞男』をひっぱたきたいーーー31歳、フリーター。希望は戦争。」

かなり過激な言葉ですが、「若者を見殺しにする国」(赤木智弘著)に出てくる文章です。

昨日の福島民報に、丸山眞男教授(故人)の記事が出ていました。

東大教授として、権威と華麗な文章で若者たちを動員した丸山は、1960年の安保闘争という「祝祭」のとき、「大衆を『啓蒙』の対象としかみなかったこと」で、後に論壇から退却します。退官後、日本思想史研究に回帰し、「歴史意識の古層」を見出す。

会津出身の社会科学学者小室直樹博士(故人)は、古典を読み解き自分のものにし、次なる思考を生み出すことが大事だと言います。

長い人々の営みのなかで、社会状況は変わっても、100年前、200年前と同じようなことを考えることは繰り返される。古典を読み解き、その解決方法を知ることが、知識としての出来事から考えるだけの思考を超えるものがあるのだろう。

このところ、「誰のための自治?」 という疑問を投げかけたけれど、社会では「誰のために仕事をしているの?」というものが、自分のため、家族のためになってしまっているのが現状です。

「次世代のための仕事」、こういう意識を持たないと、丸山眞男のような挫折をいつか迎えるかもしれない。

ただ、丸山眞男はスゴイ仕事をしたことは確かだ。丸山も小室もすでに古典となりつつあるが、読み解きながら、次世代のことを考えたいものだ。

今日も素晴らしい一日を過ごしましょう。

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