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【会津野】あってはならぬもの

2016年02月04日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

雲の間に青い空がみえてきました。マイナス4℃の会津野です。

「漂白される社会」(開沼博著)を読みました。開沼博さんは、福島出身の社会学者として、原発をテーマにした「フクシマ論」を書かれた方で、「結局は何も変わらない」ということを論文として書いた「フクシマ論」はちょっと難解な書籍でした。しかし、「漂白される社会」は、とても読みやすい文調で記されていて、すんなりと読めました。

「売春島」、「ホームレスギャル」、「シェアハウス商売」、「ヤミ金と生活保護」、「未成年スカウト」、「違法ギャンブル」、「脱法ドラッグ」、「右翼の一員」、「過激派」、「偽装結婚」、「外国人」、「中国エステ」の12のテーマを扱い、社会にとって「あってはならぬもの」の排除と、排除により不可視化されて残る実態などが考察されています。

近頃の民泊議論は、法的にはかなりグレーというか黒な民泊が多々あり、社会的には「あってはならぬもの」という風潮も存在しています。他方、ルールを変更することで白に転化させる議論もあります。

ピンク産業もドラック販売も、刻々と変化するインターネットの情報とともに、販売地点が変化する無店舗化を伴い不可視化が行われました。こういう社会実態を考えると、民泊の提供も、日々刻々と供給側が変化していくことが予想されます。

ただ、民泊が「あってはならないもの」なのか?と言えば、そうではないとも感じます。

民泊も上の12の考察と同じように、問題解決をしっかりと行いながら合法民泊として存在するホワイト民泊はあってしかるべきです。しかし、まるで風俗案内所のような民泊が存在すれば、それはあってはならぬものとして不可視化されブラック民泊へと転化していくことになるではないかと感じます。

いまのところ民泊の許可は、旅館業法の簡易宿所営業の許可をとるような方向性になっていますが、総理大臣は許可を必要としない方向性としたいことが報道で伝わってきています。

旅館業法には、学校から概ね100メートル以内で、地域の清純を乱す恐れがある場合は、許可を与えない規定があります。(旅館業法第3条第3項)

ただ、ブラック民泊の場合は、許可を得ないで行うのだろうから、実態はどんな地域でも、現れては消えるということが繰り返されるのでしょう。

さあ、「民泊」、これからどうなるでしょうね。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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