会津の旅人宿 地域との交流・旅人との交流が盛んな【会津野】宿主ブログ

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人口減少は世の中に何を求めているか?

2015年02月17日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

今朝の会津野は、くもり、−5℃。くもりながらも、会津盆地を取り巻く山々がすべて見える朝です。

昨日は、「地方消滅」(増田寛也編著)を読みました。

昨年夏に、書店の店頭で「896の自治体が消滅する!」というPOPを見たとき、一体何を言っているの?と感じたものの、読む機会がなく、そのままになっていました。

この本は20代、30代の子供を産める女性の人口に焦点をあてた人口論を展開しているのですが、震災後の福島の人口については対象外となっており、原発事故による人口の流動については省かれています。ですので、身近な状況を数字で知ることができないのがちょっと残念ですが、他の東北5県よりも絶望的であることだけは、想像に難くないのでしょうか。

さて、「地域に人がいなくなる」→「自治体が消滅する」ということを防ぐには、中核都市に防波堤の役目をする人口流出ダムのような仕組みを考える必要があると、この本は提言しています。これを実際に政策として進めるのが、昨年秋の内閣改造で出来た新ポスト「地方創生担当大臣」の役目であることがわかってきました。具体的な政策の中身はこれからなのでしょうが、26年度補正予算で先行的な取り組みに対する予算が講じられました。福島県では、この補正予算成立を受け、1万円以上の宿泊費について5千円を補助する旅行券を創設し、観光分野を伸ばしていく政策が、今朝新聞の1面トップで報道されました。発表では、コンビニで1万円の旅行券を5千円で消費者にお買い求めいただく案と、ネットの旅行サイトで予約したものに補助をつける案があります。

この政策は宿泊費1万円未満の宿は対象にならないので、私たちのような安宿は対象外。対象となる温泉宿さんなどは、これからジャスト1万円の宿泊プランを出してくるだろうと思います。

地域のためを考えると、サービスをグレードアップして1万円の宿にし、利用者には5千円で利用していただいて経済を大きくし、特に20代・30代の女性が働く場を創生することが、これから向かう方向に沿っているのでしょう。

しかし、もともとの人口減少議論の対象外となっている福島県で、人口増加あるいは維持対策を行う必然性もよくわかりません。また、果たして風評被害に苦しむ福島が、5千円補助ができたからと言って本当に風評被害が払拭されるのか? このあたりも、わかりません。

ただ、宿泊代にかかわらず、20代・30代女性のセンスを活用してサービスをグレードアップさせることは、どちらに転んでも良さそうな感じがします。

さあ、具体的に何をするか? ゆっくりと考えようと思います。

今日も楽しい1日を過ごしましょう。

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