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会津人 柴五郎

2015年02月25日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

今朝の会津野は、晴れ、気温−3℃です。

石光真人編著「ある明治人の記録」を読みました。

「ある明治人」とは、戊辰戦争から遡ること9年前の1859年に会津若松に生まれ、太平洋戦争終戦の1945年までの87年を生きた「柴五郎」のことです。幼年期に生まれ育った会津若松のまちが戦場となり敗戦したこと、明治維新後の流刑地としての斗南(青森県)での暮らし、軍人として中国大陸へ出征したこと、太平洋戦争へと向かっていくこと、などを、一人の人物を中心軸に捉えて記しているものです。

柴五郎は、会津藩の武士の子として生まれ、明治維新で移封される辛酸をなめ、さらに太平洋戦争では退役していたものの、終戦後は戦犯とされた軍人の道を歩んだ、2つの大きな価値観の変化を経験した類まれな人生を送った方です。

生涯を通じ、「温和な正確」と「争いを好まない」ということが良く伝わってくる内容で、生きた時代によって不条理な境遇に接しつつも、正しい心を持って生きることが「人を生かす」ということにつながる自信を感じさせてくれます。

「将来が見えない」などの不安を抱える方はたくさんいらしゃると思いますが、極限の理不尽のなかを生きた姿を知ることは、きっと力になることでしょう。

今日も楽しい1日を過ごしましょう。

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