おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。
GoogleやAmazonなど、たくさんの顧客を有しているIT企業は、APIと呼ばれる情報検索機能を提供しています。
先日来進めている「人工知能古本屋」の構築へ向け、まずは市中で販売された日本語の書籍データベースを作成することに力を注いでいます。
そこで、このAPIを使い、情報収集の機能をあれこれと試行錯誤しながら進めています。
いま取り組んでいるのは、Amazon ECSと呼ばれるAPIの活用です。
書籍に振られている共通のコードナンバーであるISBNコードをAmazon ECSに渡すと、書籍名や著者名、出版社、出版日、新刊の値段、古本市場での最安値などのデータを返してくれるスグレモノです。
これを自動的にたくさんのISBNナンバーで繰り返し、情報を蓄積すれば、市場動向がある程度把握できます。
情報の取得からファイルへ落として蓄積するところまでのテストはできましたが、情報量の制限にすぐ引っかかってしまいます。
情報の取得スピードなどのチューニングをしつつ、24時間働き続ける情報収集屋としてのロボットとしたいものです。
これがある程度できたら、次は、販売用の古本買い入れ業務するための情報活用に移行をします。
買い入れる(仕入する)本の対価を、どのようにお支払するかを考え始めましたが、これからは手間と手数料が大きい銀行振込ではなく、ブロックチェーン技術を使ったものだろうなと思います。
いまなら、やはりビットコインでしょうか。
となると、古本屋で販売する本の値段もビットコイン建てで値付けし、決済もビットコインで行うことになりますでしょうか。
世の中の方々が、ビットコインを使うのに抵抗を示さなくなるのはいつごろだろうかと悩みますが、新事業なのでそれも良いのかなと思います。
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先月から始めたVALU。
これは、株式会社のように個人が上場するVALUというものを取引する仕組み。応援したい方のVALUを買うと、その方値段が上がっていきます。値段が上がったら売れば、差額が利益として残ります。
このゲームは、ビットコインで行われています。
ここ1年くらい、楽天でのお買いものの際にビットコインをポイントとしていただくプログラムで少しづつビットコインを貯めていました。
日本円に換算すると2000円程度のビットコインを原資としてVALUで運用してみたら、一か月で約5倍の1万円程度にまで増えました。
いまのところ、8月中に、さらに5倍の5万円程度にまで増やすこと。
こちらは、VALUから情報収集するロボットを作成し、その中から統計的に値上がりするパターンを抽出し、そのVALUを買うスタイルで実験しています。
なんだか、古本屋も、価値ある書籍を仕入れ、その差額を利益として積み上げていくことでは同じことだなと思います。
そろそろ、価値ある本を統計的に抽出する方法を考えたいと思います。
私にとってのVALUは、そのためのとても良い題材です。
事業とゲームを同列にしてしまうのはいかがなものかと怒られそうですが、ほとんど同じものだと思う今日この頃です。
今日も素敵な一日を過ごしましょう。
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