総合漢方にんぷ薬・総合漢方育児薬

~頭を使ってではなく、カラダ(感性)で子育てしてみませんか~

砂の塔をみて。

2017年01月04日 | エッセー
 最終回がこんなに大どんでん返しをするなんて。心に染み入るドラマに乾杯!
 まさか、彼が誘拐犯人だったなんて。
 主役の菅野美穂の隣に住んでいた男の子が青年になり、ママ友たちの陰湿ないじめや、夫の元妻でわが子を取り戻そうと企む松嶋菜々子からの陰謀にめげそうになりながらも、わが子を守らんとする菅野美穂を助けようとしていた。その彼が、実は、母親から虐待を受けて育ち、そのことからなのか、虐待や放任や、一見虐待になんか見えない、むしろ、この子の将来のためにとすることがその子の意思を尊重しないというような母親などの子どもを誘拐していたとは・・・。母親をぎゃふんと言わせるために・・・。まさかの真犯人の展開に衝撃を受けた。そして、心の中にじ~んと染み入った。自分が虐待されて育ったので、虐待されている子どもや一見、虐待とは無関係に見えるけれど、本人の意思を尊重していないというような子どもたちも、彼の心を傷める対象となった。ただ、ただ、そんな子どもたちを親の魔の手から救いたいという一心の犯行だった。
 胸がきゅ~んと痛んだ。
 
 最終回でもう一つ、心に残ったシーンがある。
 横山めぐみ扮する菅野美穂に陰湿ないじめを繰り返したママ友たちのドンが、夫が逮捕されたことで、一転して、ママ友たちから弾劾される餌食になり、菅野美穂も誘われた時の言葉。
 『私は、子どもに胸を張って生きていきたい。だから、弾劾するグループには入らない。』

 私は、果たして、子どもに胸を張れるような母親として生きているだろうか。
考えさせられたごまかしごまかし生きているような気がして、ハッとさせられた。
 
 私は、超育てにくい四男との体験をもっと、きちんと向き合うという貴重な体験に変えなきゃ!
 そう思った。
 ドキッとした。
 『先生に僕のこと何も言うな!』とくぎを刺されたけれど、朝の何かがきっかけで学校に行かないことが多いから、そのきっかけについてどうしても先生に言わざるを得ない状況になる。学校との板挟みで、何も言わないことが難しい。
 でも、彼にとっては、心底言ってほしくないことなのだ。
 彼は、その辺のことに大変敏感で、先生の一挙手一投足から、これは、お母さんが先生に言ったなってわかるみたいで、私のことを信用できない大人だと見なしてしまった。
 私は、彼の味方でなきゃいけない存在。誰も信じられなくなっても、母親だけは僕を守ってくれる・・・という存在であらねばと思う。

四男にとって、先生に自分の心模様を知られることは恥以外の何物でもないという真実。それなのに、ついつい相談してしまう私。それが、彼からの信頼を砂の塔がごとく崩れさせているというのに。

 以前、職場の人間関係でとても心が弱っているときがあって、ただ、話を聴いてほしくて、『大変だねぇ。よく頑張っているねぇ。』と言ってほしくて、Aさんに私の心の内を話したことがあった。なのに、Aさんは、アドバイスのつもりだったとは思う・・・悪気なんてちっともなかったと思う・・・けれど、『そうじゃなくて、こうした方がよかったんじゃない?』と真剣に答えてくれた。
 この時の、私の失望感は半端じゃなかった。
 『あ~、私はこの人には二度と自分の弱い部分を話さないと決めた。
 あれから、15年以上が経った。彼女には、一度も悩みを相談していない。

 なのに、なのに、私は、四男の心からの願いを踏みにじっている。

 彼からの信頼を回復するためには、担任に彼の学校に行かない理由をいちいち報告しない、つまり、演技をするという誓いを立てるしかない。

 私に足りないもの。
 それは、子どもを守るためには演技も辞さないくらいの覚悟だ。

 どこかで、甘いんだ。私って・・・。
 一番大切なことが何なのか・・・・。どうやら、小さい頃からの、誰からも好かれたい・・みたいな心の癖が、その時、一番大事なものを見失わせてしまうようだ。
 
 子育てで 
   曇りガラスの
       目を磨く

 
       

 
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