松下一郎のグリーンブレーカーズ

農業の現場の おはなしなどなど。

残さずにしっかり活用。土中養分。

2017-05-19 11:44:46 | Weblog
残さずにしっかり活用。土中養分。05.14K

今シーズンのハウス栽培も、いよいよ収穫を終了する時期が近くになってき
ました。この時期の土壌管理で大切となるのは

 収穫の過程でたまりがちになっている養分を使い切る

こと。そのためには作物の生育をよくよく観察し → 生育診断は こちら

 過剰となっている養分を減らし・足らなくなっている養分を加える

ことで、無駄のない栽培をこころがけることが大切になります。

さてそこで、どのような養分が不足し・どのような成分が残りがちになるの
かといえば・・・この時期の生育診断や土壌検査を実施している経験では

 チッソ分が残り、リンサンにカリ・そして石灰や苦土が不足する

といった傾向が見られるケース が多いようにかんじられます。ということ
で、果実の生理障害である 先端部の枯れや尻腐れ果の発生を予防して上質
の果実をたくさん収穫するためには、バランスのとれた施肥管理を実施する
ることが栽培のポイントとなります。

具体的には

  リンサン・苦土不足には  タイミング2号 
  リンサン・カリ不足には  PKカスタム 追肥したあと かん水
  カリ不足には       カリショット
  カルシウム不足には    ライムショット    
  苦土不足には       マグショット     

といった、[チッソ分を含まない]ミネラル資材の、それぞれの状況に応じた
かん水時の利用をお薦めしています。よろしかったら、ご参考に。


◎ 作物の状態を観察することで、対処方法を考えること。それが
  大切だと思うんです。そのうえで次回作のための準備をします。
  そんな話は こちら

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜



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