カリフォルニアン・キッズ

4年を過ごしたカリフォルニア生活も終わり・・・
帰国子女となった子供たちとの日々をのんびり書いています

ブログ引越しのお知らせ

2012年01月11日 16時24分41秒 | 日本の生活
1年に2回ぐらいの更新になっているこのブログ・・・。いきなりですが、別のブログ・サービスで、帰国子女の英語保持をテーマに、新しくブログを始めてみました。続くかなあ~。このgooのブログは使い慣れているし、編集もしやすいから、本当はこのまま使いたいのですけど、amazonの本の画像を貼り付けることができないのが致命的に欠点なんですよね。(有料版なら可能ですけど、もう一つのブログを有料版にしているので、趣味でブログをやっていて、二つも有料版というのはお財布的にちょっと・・・。)それで、そういうことができるブログ・サービスを見つけて、始めてみました。といっても、まだ3つぐらいしか記事書いていませんが。アマゾンの画像については簡単に貼り付けることができて満足。ただ、記事の編集は慣れているこちらのほうがやっぱりずっと簡単だなあ。とりあえず、ここも残しておいて、また戻ってくるかもしれません。

というわけで新しいブログはこちら:California Kids →ちょっと書いてみたら、ここのブログ・サービスも今ひとつだなあと思い、結局以前プライベート・ブログを書いていたFC2にもう一回お引越し。もう! 完璧なブログ・サービスはなかなかないですねぇ。新しいアドレスはこちらです:California Kids

管理人名をFaithなんてしてみました。全米赤ちゃん名前ランキングから、気に入ったものを選んでみた。これはわりと普通ですが、最近の名前はアメリカもすごく変わっているものがありますね。

そして、うっ、4ヶ月も前にのりままさんからコメントをいただいていたのに、気が付かなくて申し訳ありません。とっくに解決されていると思いますが・・・。コメント欄にお返事しました。(といっても、何も解決策もなく。無事に解決されているといいのですけど。)

すごい地震でした~

2011年05月19日 10時52分17秒 | 日本の生活
今数ヶ月ぶりにこのブログを開いて(汗)、自分の一番最近の記事を読んで、そう言えばこんなこと書いたっけなあと思いながら、何気なく投稿日時をチェックして、??? 3月11日17時47分になっています!!! 3月11日といえば忘れもしないあの大地震があった日。もちろんブログなんて書いてないです、ネットは繋がっていたけれどそんな余裕なかった・・・。一体、どういうこと?と首を捻ったんですけど、私はこのブログを書くときは二つ同時に記事を書くことが多いんです。たぶん3月7日に二つ記事を書いて、もう一つの記事は予約投稿をセットしたんですね。それでまさかあんな地震が起こるとは思わずに、偶然3月11日に予約したんだと思います。ああ、びっくりした・・・。今の今までそんな設定したことさえ忘れていました!

さて地震ですが、こちらは震度6弱の揺れでした。私はあのとき自宅2階にいて、3時過ぎに息子が学校から帰るので、そろそろ帰ってくるなあ、お洗濯ものでも畳むかなあと考えていました。うす曇りの平和な金曜日、少し眠い午後2時46分です。すると地震。最初の揺れはゆっくりとした横揺れで、別段特別なものでもなく、いつものちょっとした地震だろうとまったく警戒心はありませんでした。ところがその横揺れはなかなか収まらず、あれっ、なんだかずいぶん長いぞ、と少しずつ心配になるうちに、ゆっくりしていた揺れがだんだん細かいガタガタとした揺れに変わり、えっ、えっ、何これ!と息を呑む間に、猛烈に立っていられないほどの激しい揺れに! うわあ、なんなの、これ、どうしよう?! まるでジェット・コースターに乗っているような、とても現実に地面が揺れているとは思えないようなそんな揺れです。呆然としながら(中腰になったまま動けないんです)、頭の中は「ついに来たんだ。本当に大地震が来ちゃったんだ。」という思いでいっぱい。そして揺れが長い・・・、永遠に続くかと思うほど長い。これ、どうするの?、永遠に続くの??、家つぶれるんじゃないの??とちょっと泣きそうになってきたところで、ようやく少しずつ揺れは収まりました。後で聞いたら、2分以上続いたそうです。そりゃあ長い、だってジェットコースターだって3~4分でしょう?

あまりのことに驚愕しながら恐る恐る1階へ。そうそう2階では階段踊り場に設置してある本棚から数十冊本が落下。でも揺れの怖さからすると、それほどの被害ではありません。1階はどうなっているかなあと不安だったのですが、両開き扉の食器棚が半開きになり、ガラスのコップが数個隙間から床に落ちて割れている程度。どういうわけか100円ショップで買った安いグラスばかりが犠牲に。た、たいしたことはないかも、と思っているうち、また地震が!! 安全そうな玄関付近に退避。はっきり覚えていないのですが、この後2つあった地震のうちの一つの震源が自宅からわりと近く、最初の地震とあまり変わらないぐらいの大きな揺れでした。一つ終わったと思ったのに、またこんなすごい揺れ?! もう嫌だあ~とかなり泣きたくなりました。だって、揺れが収まって少し行動を開始しようとすると、ドカーンと経験したことのないくらいの激しい地震がくるんだもの。その時点でテレビはつけていて、とりあえず震源は東北地方だと把握。テレビもパニックになっていたようですが、自分もテレビを見るより、「子供、子供の学校は大丈夫なの?」という心配で頭はいっぱい。時間的にまだ下校は開始になっていないだろうから、教室にいたはずです。こういう場合迎えに行くべきなのか、外に出たら危険なのか本当に迷います。避難訓練のときは学校に迎えにいくじゃないですか。でも、固定電話はもちろん、携帯電話も携帯メールも全部不通。でもそのときは携帯メールは通じるだろうと思っていたので、とりあえず携帯を握り締めたまま、玄関の外に出て学校へ行こうかなと思っていると、大きな余震が! 慌てて家の中に戻りうろうろ。そうこうしているうちに、あれ、携帯どこに置いたっけ?と探し回る羽目になり、するとまた地震が! 後から思うとかなりパニックになっていたんですね~。当日スウェーデンに出張中だった夫にメール、また近所の息子の同級生のお母さんにもメール。そのときは知らなかったけれど、このメールは数時間後にしか相手に届きませんでした。両隣は留守でしたが、もう1軒お隣の下の女の子が通っている幼稚園バスが到着しているのが見えたので、「あっ、○○さんは家にいるんだ! 小学生はどうするのか相談してこよう」と揺れを心配しながらも思い切って外へ。その方は誰かから聞いて「小学生は全員無事で校庭で待機しているって話ですよ~」と教えてくれました。そうなんだ、良かった! でも、自力で帰ってくるの? 迎えにいったほうがいいかな?と2人で話しつつ、自宅で何が落ちたとか、クロスに亀裂が入ったとか(その方の家で)、興奮して報告しあいました。そうこうするうちに、「あっ、あれ小学生! 集団下校してきているね!」と遠くに黄色い帽子をかぶった子供たちの姿が。家に帰らなくちゃ、お互い気をつけようね、と言って別れを告げましたが、それまで心細く一人だったのが近所の方と話してずいぶん元気が出ました。

息子の姿を確認しようと家の前で立っていると、「Hi, Mom!」とのんきな声が聞こえます。へっ?と驚いて道を見渡すと、思いがけず自転車に乗ってのんびりこちらに向かってくる中学生の娘が目に入りました。えー、なんであなたがここにいるのぉ?! 普段娘の学校の授業は3時半ぐらいまでで、地震発生時は授業中だったはず。先生がなんとかしてくださっているだろう、と娘のほうは全然心配していませんでした。「どうしてこんな早く帰宅できたの?、授業中に地震に遭わなかったの?」と聞くと、なんと今日は午前授業で、給食を食べてすぐ下校だったんだそうです。全然知らなかった。知っていたら、どこでどうしたか、すごく心配したはず。結局娘は、給食終了後少し学校でぶらぶらしていたものの、英語の宿題が終わっていないことを思い出し、珍しく早めに家に帰ることにしたのだそうです。そして帰宅途中ガムを買おうとミニストップに自転車を止めたところで、地震に遭遇。「すごい地鳴り、土煙だったよ! 電線がすごい揺れてた。でもさ、そんな大騒ぎするほどの地震だったの?」 外で地震に遭うと、揺れが家にいるときほど感じないみたいですね。ミニストップの中にいた人は全員外に出てきたそうです。1000年に1回の地震だなんて夢にも思わない娘は、そのまま自転車で下校を続行。途中道路がひび割れしているのを見てうわっと思ったり、Ks電器ではたくさんの人が外に出て大騒ぎなのを目撃したり、マンションからお母さんと小さい子供たちが叫びながら外に走り出てくるのは見たそうですが、数々の余震にはさっぱり気がつかなかったとか。あなたは呑気だねえと呆れて話を聞いていると、息子が帰宅しました。小学生より早く家に辿りついた私立中学生というのもなかなか少なかったかも。後から思えば、娘が珍しくも殊勝に宿題をやる気になって早くに学校を出たのは幸運でした。地震発生時に部活などで学校に残っていた生徒たちは、最初グラウンドで点呼、その後食堂に避難、夕方から自転車通学者は帰宅が許され、JRが止まったため保護者が迎えにくることのできた生徒は夜遅くに帰宅。100人以上が学校の食堂で一泊することになったんです。実際4月11日の大きな余震のときは娘は学校にいたため、食堂で非常食を食べながら夜8時まで待機する羽目になりましたし。このときは雨だったこともありますが。まあ、地震のとき自転車下校中で屋外にいても、何も落ちてくるものがなくて怪我がなかったから言えることではありますけどね。

家族全員が思ったより早く揃って、これほど安心したことはありません。でも、この日の夕方から夜のことも一生忘れないでしょう。何十年も生きてきて、本当に非常時というのは生まれて初めてでしたから。また気が向いたら、続きを書きますね。

低年齢で帰国した子供の英語保持

2011年03月11日 17時47分47秒 | 英語保持
なんだか長ったらしいタイトルですが・・・。

この前、息子が通っている英会話スクールにアメリカから帰ってきたお嬢さんを通わせ始めたお母さんから「H君は帰国して1年半なんですね? そんなに経ってもまだこんなに喋れるんだ!とびっくりして、すぐにこのスクールに決めちゃいましたよ~。」と言われました。このスクールのおかげかどうかはわかりませんが(笑)。

どのサイトを見ても、7歳ぐらいで帰国した子供はあっという間に英語を忘れると書いてあって、そうなんだあとビクビクしている間に、知らないうちに月日は流れ・・・衛星放送でディズニー・チャンネルを毎日見ることができて、気軽にAmazon.comで英語の子供の本を買える今の時代に、いくら子供が小さくてもそこまですっかり英語を忘れることはないんだな、というのが実感です。

ただ、そのお知り合いのお母さんのお話とは裏腹に、やっぱり話す力は激減しますね~。帰国時は英語と日本語と半々ぐらいの割合で話していたのが、今は日本語:6、英語:1ぐらいの割合かなあ。どうやら頭に染み込んでいるらしい決まり文句、Let me see, Let me do it, This is the best.... I've ever seen! This is the most... in the universe! Why should I do this? Do I have to...? You are evil!!, I don't want to!、などなどのフレーズはしょっちゅう口にしていますが、帰国時に話せていた複雑な構文の英文はもう話せませんね。あと、最初の前置きは英語でも、例えば学校から家に帰ってきて開口一番、「Mom, there is a very special thing I have to tell you!」と言ったあと、突然日本語に変わり「あのね、今日学校でね・・・」と詳しい話が続いたりします。まあ、周りに英語を話す人が皆無な状況では仕方ないですよね~。姉との喧嘩は相変わらず英語でしていますが、You are stupid!とかののしる言葉ばかりなので・・・(汗)。

ただ話す力は衰えても、また英語環境に入れば乾燥ワカメが戻るように復活するという噂を信じて(本当なのか?!)、とりあえず今程度をキープできれば良しとしましょう。目標としては、小学校卒業までリーディングとライティングを家で勉強して、アメリカの5th gradeぐらいのリーディング力、4th gradeぐらいのライティング力がつけばと思っているのですが、どうかな。中学校に入ったら後は自分の頑張りにかかってくるでしょうね。もう経済的余力もないので(うっ)、公立の中学に進ませる予定の息子。娘と待遇が違いすぎて可哀想なので、英語だけはネイティブの先生の家庭教師を探してもいいかなと思っています。
下手に小さい頃にアメリカに行ってしまうと、英語保持にお金も労力もかかるものですね。どこで割り切るか、何を諦めるか難しいところです。

Ticket to Read

2011年03月07日 17時36分38秒 | 英語保持
実は2011年になって初めてのエントリー。びっくりするほど間が開いてしまいました(汗)。

今日は関東地方は一日雪でした! 昼間からこんなに降り続くなんてびっくりです。息子は学校から帰った後にお友達の家の庭で雪合戦をして、帰ってきてからはうちの庭で雪だるまを作りました。今はキッチンで自分と私のためにホットココアを作ってくれています(笑)。特別にクッキーが添えられるらしい。普通は私が作るものだと思いますが、息子は無性に料理好きなので。

こんなに寒い日が続くと今が3月なことを忘れてしまいそうですが、もうすぐ3学期がも終わりですね。息子も4月から小学3年生になるんだと思うと感慨深いです。(というか自分がどんどん歳を取るのが寂しい・・・。娘なんて中2になるし。)

さて久しぶりにこれを書く気になったのは、先週からこんなサイトでreadingをやっているので感想でも書こうと思って:Ticket to Read トライアルを息子にさせてみたら、気に入ってやりたいというので申し込んじゃいました。1年で30ドル弱です。アメリカ国内からの利用しか想定していないようで、州と学区、学校名はサラトガの息子の元の学校をタイプしました。
これはさほど長くはないテキストを読んで、ボキャブラリーや内容に関する質問に答え、チケットをどんどん増やしていくというものです。もらったチケットで自分のクラブハウスの室内を飾る小物を買えたり、ゲームができたりします。クラブハウスの色やデザインは好きなように変えることができて、結構楽しいです。

リーディングの内容自体は普段ワークブックでやっているものと難易度的にも変わらないんですけれど、私がいいな!と思ったのは、アメリカ人の発音でテキストを読んでくれて、ボキャブラリーの説明も音声でしてくれるところ。今は週末私がリーディングやライティングのワークブックをやらせているんですけれど、息子が知らなかった単語の説明をするときなど、自分の発音の悪さにとほほ~と自己嫌悪にかられるんですよね。特に息子が初めて知る単語の場合、私の日本語発音で教えるのはまずいなとつねづね思っていたので。

また、読むテキストのレベルを子供に合わせて変えることができるのもいいですね。帰国後1年半経つ息子、一応現地校に今行っていると仮定すると3rd gradeですが、難易度がわからなかったので、3rd gradeの中で(fall winter spring)の3段階に分かれているうち真ん中のwinterに設定してみました。結果、親が見たところではちょうどいい感じです。本人は「Too easy!」とか言っていますが、ここは日本ですし背伸びしても仕方ないのですもんね。ある意味、現状で3rdのテキストが問題なく読めるということは、1st gradeを終えて帰ってきた息子がその後日本国内でのみの勉強でリーディングの力はまあまあ伸びているのかな?と思いました。





娘の学校の懇談会

2010年12月18日 18時11分32秒 | 日本の生活
先週アマゾンに頼んだ本は、次の6冊。

Miles to Go
Miley Cyrus

Diary of a Wimpy Kid #5: The Ugly Truth
Jeff Kinney

A Series of Unfortunate Events #1: The Bad Beginning: Or, Orphans!
Lemony Snicket, et al

The Witches
Roald Dahl, Quentin Blake

Matilda (PMC) (Puffin Modern Classics)
Roald Dahl, Quentin Blake

The Case of Hermie the Missing Hamster (A Jigsaw Jones Mystery)
James Preller, R. W. Alley

最初の2冊は娘のリクエストなんですが、ハード・カバーなので高かったです(ぶつぶつ)。一番上のはマイリー・サイラスの自伝。17歳で自伝というのもすごいですよね。私が本屋で日本語訳されているのを立ち読みして、内容がティーン・エイジャーが読むには結構いいかなと思い娘に勧めてみました。やっぱり読みやすかったみたいで、すでにほとんど読み終わっているらしい。2番目のは、有名なウィンピー・キッズの最新作。中学生でまだこれを読んでいるって、ちょっと恥ずかしいです。(まあ息子も読むので)

ところで、この前娘の通う学校で、帰国子女クラス向けの懇談会がありました。娘のクラスの担当の先生は日本語もぺらぺらなことを知っていたので、当然日本語で話すだろうと思っていたら、普通に英語でのお話でした~。聞き取れないわけではないけれど、良く考えると目の前の人が英語を話す状況って日本では滅多にないから、ちょっと新鮮。しかも、引き続き行われた個人面談も、先生たちからは英語。英語を聴くのはともかく、自分が話すのはちょっとしどろもどろ、だってもう1年以上話していないんだもの! というわけで、途中から自然に日本語での会話になってしまいました。まあ、ここは日本ですし、許してもらおう。

面談の順番を待っている間は、適当に他の保護者と雑談していたわけですが、教室の片隅にお紅茶やお菓子(クッキーやクラッカーなど)が並べられていて、先生が「Please help yourself!」と言っていたのには、アメリカの学校の雰囲気を感じました。基本的に日本の学校はお菓子持込厳禁ですから・・・。
お母さんの中で、パロ・アルトにいた方がいて、話が盛り上がりました。ミツワや紀伊国屋の話なんかしたりして、懐かしかったです。途中、シアトルにいた方が話に加わったのですが、「日本は曇り空でも、シアトルに比べれば、明るいと感じますよ!」と話されていたのには、へえーとびっくり。カリフォルニアを体験してしまうと、日本はものすごくお天気の悪い国に思えるわけですが、ほんとアメリカは広いですよね。

学校の勉強がおろそかになっているかも

2010年12月02日 17時37分37秒 | 日本の生活
Holesを読み終わりました。とても面白かったです。平易な英語でストレスなく読めるのに、構成が緊密で、ストーリー展開も興味深い。でも内容的に、小学生向けではないような気がするなあ~。穴掘り矯正施設が残虐すぎて10歳以下にはちょっとどうかなと思いました。しかし、本来娘向けの本なのに私が読んでどうするのでしょう?! とはいえ、楽しく読書できたので、このレベルの英語で他にも面白い児童書はないかな?とアマゾンを物色中です。

The Penderwicks: A Summer Tale of Four Sisters, Two Rabbits, and a Very Interesting Boyのほうは、車の中で聴くとなかなか良いことを発見。週に一回隣の市のなんちゃってインター(日本人しかいないので)のアフター・スクール・クラスに通っているんですけれど、片道30分弱かかるんですよね。その送迎の車の中で聴いてみたら、集中して聞けました。特に帰りは夜で辺りが真っ暗なので、ストーリーに入り込めるみたいです。問題は、運転の私もじっと聴いてしまうので、運転に気をつけないと! それにしても、耳から聴く英語の本が面白いのって新鮮です。もっと早く知っていたら、アメリカでの長く退屈なドライブ(7時間とかね!)のときに利用できたのに! ハリー・ポッター1巻なども、こうやって聴くとどんな感じなのでしょう? でも映画も見ちゃったしなあ。ナル二アの映画化されていない巻を聴くとか。ただ想像するに、知らない単語がたくさん出てくるような本は聴いても理解が難しいのでしょうね。

この間は書き忘れましたが、息子には "Sideways Stories from Wayside School " も買ったのでした。Holesの作者のようです。届いた本を見たら、すごく活字が小さかったので読めるかなあ?とちょっと心配に。先に娘が読みました(苦笑)。でもおとといぐらいから、息子も寝る前にベッドで読み始めて、問題なく読めているようです。

うちでは、この他に、もう週に一回カナダ人の先生の英会話に通って、あとは家で細々とワークブックをやっています。でもつい昨日、息子の小学校から月の終わりのテストが帰ってきました。すると漢字も九九も驚くほど点が悪いんですよ~。九九なんて、娘のときはもうアメリカにいたから、週に二回の日本人学校で勉強するだけで、それでも特に問題なく覚えることができたというのに。みっちり日本の小学校の算数の授業を受けている息子は簡単に覚えるだろうとたかをくくっていたらこの有様。漢字も、毎日のように漢字ドリルをやっています。アメリカでやる漢字学習とは比べ物にならないくらい時間をかけているのに、さっぱり身になっていないような。英語をやっている場合ではないということでしょうかね~。実際、私が見ているのは英語だけで、2年生のお勉強なんて学校だけで十分わかるだろうと思っていたのですが、大きな間違いなのか?! たぶんお勉強の時間がちょっと少ないのかも。学校から帰ってくると、おやつもそこそこに、5分もしないうちにお友達が誘いに来たりして、弾丸のように近くの公園に飛んでいく毎日。主にサッカーなどをして5時まで遊び、家に帰ってくるとやっつけで宿題のドリルを終わらせ、あとはテレビにPCゲームに・・・。ご飯を食べて、お風呂に入って、一応英語の本、またはゾロリを読みながら寝る・・・昔ながらの小学生の男の子の生活とも言えますが。 


よそのお子様が羨ましい今日この頃

2010年11月29日 18時08分04秒 | 英語保持
半年ぶりのブログです! って、誰も読まないし・・・(汗)。 もうちょっと定期的に書かなくちゃ、と自分でも思うのですが、なんだろう、モティベーションがないのか・・・。サッカー・ブログのほうは相変わらず5年以上前から今まで毎日書いているのですが、これの負担がすごく大きいんですよね。あと、読んでもらっている人が数百人いるというのはかなり励み(と同時にプレッシャー)になります。

このブログもアクセス履歴を見ると、昨日23人とあるのですが本当かなあ。グーグルのロボットか何かかも。

さて久しぶりに書こうと思ったきっかけは、こんなブログを読んだから:セミリンガル娘の本棚~幼児帰国子女の英語
プロフィール欄に、「2002年8月生まれの娘が3歳のとき家族で渡米し、小学校就学前に帰国しました。」とあるでしょう? うちの息子は2002年6月(日韓W杯期間中♪)生まれで、3歳で渡米して1年生の夏に帰国です。つまりほとんどおんなじ。うわー、偶然だなあと思って、内容をしばし熟読して驚愕。お嬢さんの6歳のときのお気に入りの本に、Double Fudge(Judy Blume著)とあるではないですか! ええと、この本は、娘が5thか6thのとき、つまり11歳ぐらいに愛読していた本です! もっと言うと、今でも愛読しています・・・。もちろん、うちの息子には逆立ちしても読めそうもありません。とっても素敵なブログなので、片っ端から記事を拝見したところ、うーむ、明らかに息子の読書レベルよりも最低でも2学年は上のような・・・。プレスクール時代から既に読み書きをしっかり学ばれていたようですね。息子は最初の2年間、週に2~3日、それも3時間ずつしかプレスクールに行っていなかったからなあ。しかも読み書きは一切教えない自由系プレスクールでしたし。でも、たぶんそればかりではなく、子どもの資質というのもあるのだと思います。女の子で、本当に精神年齢の高い子っているじゃないですか。実は私自身がそういうタイプで、もちろん日本語ですが、小学5年生で「嵐が丘」、6年生で「戦争と平和」を読んでいて(普通の大人向けの本で)、周りの大人をびっくりさせていたもので、そういう子がいることはよくわかるんです。でもそんな自分の子どもたちが、まったくそういう資質に欠けているってどういうこと?! 娘は「Twilight」をだらだら読んでいるし、息子の愛読書は「Captain Underpants」だし。まったく文学的センスを感じないんですけど、どうしてこうなったんだか。よそのお嬢様が羨ましい今日この頃です。

それでも、うちの子供たちの英語上達に少しでも役立つことを願って、上記のブログで紹介されていたThe Penderwicks: A Summer Tale of Four Sisters, Two Rabbits, and a Very Interesting Boyのオーディオ・ブック(CD)と、Holes(Louis Sachar著)をアマゾンに注文してみました。
うちは全然CDのかけ流しってしたことがないんですけれど、いろいろな所によく「すごくいい!」みたいなことが書いてあって、どんなものかなあと思い・・・。結論から言うと、結構いいですね♪ 日本語の本だと朗読CDみたいなのはまだろっこしい、本を読んだほうが早い!なんて思いますが、英語だと、子供向けのレベルだと意外に活字を読むよりも耳で聞くほうが頭に入ります。それに、不思議にとても想像力が刺激されますね。日本語は、より目で楽しむ言葉、英語は耳で楽しむ言葉なのかも、と目からうろこでした。ただし子どもたちの反応はと言えば、まあ仕方なく聞いているという感じ(泣)。これをそんなに何時間も集中して聞くお子さんがいるとは・・・やはりうちの子どもたちにはある種の資質が欠けているようです。
Holesにいたっては、娘に買ったものなのですが、「5thのときクラスで読まされたけれど、全然意味わからなかった。すごくつまらなかったことしか覚えていないよ。」 はあ?! で、私がなぜか今読んでいるのですが、とても面白いですよ!! これからどう展開していくのかドキドキします。結局、今回のお買い物は全部、私自身が楽しむだけの結果になっていますが、それじゃ意味がないんだけれどなあ。


カレンダー

2010年04月29日 11時30分31秒 | アメリカ思い出すなあ~


アメリカにいたときは本屋さんなどで適当にカレンダーを買っていました。LANGのものが多かったかな。わりとマンネリではありますが、アメリカン・カントリーものは無難ですし。
日本に帰ってきて昨年末カレンダーを探したところ、5年前と変わらない風景物、ペットもの、ミッフィーやピーター・ラビットなどお子様向けばっかり。ぴんと来なかったので、LANGのサイトを見たら、通販をやっています:LANG いろいろ選べて楽し~とレジまで進んだら送料が目の玉が飛び出るほど高くて愕然。まさかカレンダーの送料に80ドルなんてかけられません。それでは、とAmazon.comを調べたら、ちゃんとLANGのカレンダーも扱っていました。ここだと送料9ドルくらい。まだ許容範囲です。なのでAmazon.comで頼んだのですが、結局選んだのはLANGのカレンダーではなくて、Susan Branchという人のもの(上の写真)。かなり少女趣味です(笑)。でも可愛いし、細かいところまで凝っていて、書いてある英語も素敵。来年も頼んでしまいそうです。
それにしても、Amazon.com、一ヶ月ぐらいかかると書いてあったわりに、カレンダーはわずか一週間で到着しました。アメリカのカンパニーのわりには使えます。

テンプレートを変更

2010年04月25日 07時03分39秒 | ブログ
今までは自分でCSSを編集してテンプレートを作っていたのですが、ブラウザーをIE8にしたら、フレームが崩れてしまいました。なので急遽、とりあえず既存のテンプレートから選んで変更してみました。青系のテンプレというので検索して、後はかなり大急ぎで決めちゃった。だから、そう、本文が青文字でとても読みにくいです。でも、レモン色のケーキが美味しそうでつい・・・。あとブログのタイトル部分がちょっといいかなと思って。また時間ができたらCSS編集可能のテンプレでやり直すかも。でも、それって腰を据えて取り掛からないといけないので、なかなかできないんですよね。

制服だけでも30年前の公立とは違う・・・

2010年04月23日 17時04分52秒 | 日本の生活
またさぼってしまいました~。いえ、応援しているサッカーのチームがついにリーグ優勝目前!! しかし日本からだと午前3時や4時起きでネットを見なくちゃいけないから、もう大変です。一週間に二度も試合があったりすると体力の限界に挑んでいる感じです(選手でなく自分が)。

それにしても、恐ろしくお天気の悪い今日この頃。日本ってこんんなでしたっけ?! 感じとしては太陽を見るのが一週間に一日か二日しかないような。日本はこれほど日照の少ない国だったかなあ、半年毎日快晴のカリフォルニアに慣れて忘れてしまっただけ?と首をひねっています。その上、最高気温が10度とか。冬としか思えない。さすがにこれは異常ですよね!

娘のほうは無事に新しい中学校に入学。英語は帰国生クラスで勉強しています。アメリカ、イギリス、シンガポール、ドイツ、ブラジルなどからの帰国の子たち15人がいるみたい。ただ、数年前の帰国の子も多いので、授業自体はアメリカのミドルに比べると格段に易しいようです。都内の渋谷幕張や、神奈川のSFCなどではアメリカの学校そのものの授業を受けられると聞きましたが、そんな難関校は遠くて通えない上に、娘では最初から受かりません・・・。仕方ないですね~。

ところで、週に7時間ある英語のうち1時間は日本人による日本風のグラマーの授業があります。昨日練習帖を覗いたら、「Is this an orange or an apple?」という文章があって受けました。見ればわかりそうなものですが。更には「Is this an egg or a ball?」というのも。卵とボール・・・状況を想像すると笑えます。

自分が公立の中学、高校にしか通ったことがないもので、私立の中高一貫校とはどんなものやら興味津々。制服からして、昔と違って、ベストだのセーターだのバリエーションがいろいろあるんですねぇ。(私なんてセーラー服だけだったけど。)あと、襟元に結ぶのも黒いリボン、黄色いリボン、ネクタイと3種類あって、その日の朝の気分次第だそうで・・・。成績は私のほうがずっと良かったのに(!)、こんな学費の掛かる学校に通わせてもらえるなんて、娘が羨ましいくらいです(苦笑)。


日本の小学校って・・・、その1

2010年02月12日 14時59分00秒 | 日本の生活
久しぶりに日本の小学校を体験すると、びっくりするようなことがいろいろ。
まずお勉強面なんですが、宿題がドリルしかないんですね~。低学年はまあ、計算と漢字に力を入れるということでいいのかなとも思いますが、6年生になってもドリルだけ、それも自主的に進めてOK。あとは何もなしというのがちょっと驚き。うん十年前の自分だって、確かにあまり宿題なんてした記憶はありませんが、ついこの前までアメリカのミドルで毎晩宿題をこなすのにぜーぜー言っていた娘が、今は暇そうにぶらぶらとしているのを見ると(受験も終わったので)、これでいいのか?!と思ってしまいます。授業だけでしっかり頭に入っていればいいけれど、教科書をめくっても、妙に子供っぽい易しい内容ですし、アメリカの学校のテキストの方が難易度はずっと高いような・・・。

ミドルの授業の進め方はとてもシステマティックで、宿題提出が何パーセント、クイズの点数が何パーセント、テストの点数が何パーセント、クラス参加が何パーセントで成績が付くと予め先生から通告されていて、日々自分の成績をネットで確認できたじゃないですか。宿題を出さなかったりしたら途端に成績が下がるから、子供もちゃんとやるし、モティべーション維持には良いシステムだったと思います。娘はコレクター気質のところがあるから、PCで見て成績がAになったり、B+に落ちたりするたびに一喜一憂していました。アメリカには塾がないせいかなあ、毎日の宿題がないというのは考えられないですよね。親もとりあえず宿題をこなしていれば大丈夫なんじゃ?という気持ちがあって、ある意味教育的には健全な状態と言えるかも。

で、昨年すごく驚いたのは、去年の春に娘が最後に受けたSTARテスト(カリフォルニア標準テスト)の結果がようやく日本の我が家にも届き、成績がEnglish-Language ArtsもMathもとても良かったんです。娘いわく:「MathのMs.Lynnの教え方が結構わかりやすくて、宿題とテストを続けていったら、STARテストもわりとできた感じはしたんだよね。」とのこと。Mathは今までで一番良かったし、もっとびっくりなのは3年前はFar Bellow BasicだったEnglish-Language Arts(要するに英語)がどーんと成績が上がっていたこと。こちらはMs.Haasという先生で、宿題には毎晩苦労していたのですが、頑張った甲斐があったということでしょうか。3年間でここまでに英語を吸収できる子供の柔軟性は驚異的、と同時に、やっぱりサラトガのミドル・スクールの先生たちもかなり優秀なのかも。普通に授業と宿題をこなしていただけでこれですからね。サラトガの家を出るとき、たくさんの親子が家を見に来て、みんなが「この学区のミドルに子供を行かせたいから。」と言っていたのも理由があるんだなあ、と今更感じ入っています。中には子供たちを私立の学校に行かせているのに、サラトガのミドルのほうがいいから転居したいというお母さんまでいたんですよね。

と、アメリカの思い出話になってしまいましたが、日本の小学校ももう少しやり方を工夫すると、子供の学力向上になるのではないかなあ、と。ドリル一冊を2回も3回もやるだけでは・・・なんだか無駄だし、12歳の子供にそれだけって味気ないというか手抜きというか。同じ娘でも、圧倒的にアメリカの学校のほうが能力を引き上げてくれていたな、とはっきりわかるだけに、日本の学校には苛立たしさを感じてしまいます。
でも、今比べているのは小学6年生と、アメリカのミドルの6年生ですから、日本でも中学に行けばいろいろ違うのかもしれません。娘は公立には行かないので、息子で初体験となるわけですが・・・。
それから、サラトガは非常に裕福な家庭が集まっている学区ですから、私立の学校並みの先生、授業の質を保てるということもあるのかも。娘も、断然アメリカの授業のほうが面白かったと言っています。きっと普通の日本の公立の学校とは比べてはいけないのでしょう。


無茶苦茶久しぶり・・・娘の私立中受験体験記

2010年02月09日 13時20分47秒 | 日本の生活
もう前はいつ書いたのか覚えていないほどなんですが(汗)。
サッカーのブログはきちんと(笑)毎日書いていたので、忙しかったという言い訳もできませんよね~。あっちのほうのブログは、一日でも休むと「一体何があったの?!」と聞かれるくらいで、それはそれで密かにプレッシャーがかなり。試合が負けた後とか、書くのは辛いのに、なんとか書かなければいけない葛藤が超苦しいです。

それはさておき、実は秋頃から、娘の中学受験にいい加減ながら取り組んでいました。こちらは首都圏ではない、ある一地方。なのでそれほど熾烈な受験は存在しないのですけれど、それでも最後の一ヶ月は、厳しい受験のほんの一端を垣間見てしまったような気がします。当初は近所の公立の中高一貫校とやはり近所の私立の帰国子女受け入れ校を考えていました。でも秋の模試が悲惨で、公立の一貫校は諦めることを決断。入試問題が膨大な記述式で、誤字脱字漢字の間違いが多い娘の回答用紙は、たぶん一瞥しただけで不合格になると思われたから。それに、問題がね~、「日本を訪れた外国人は、日本の街並みが綺麗ではないと考えているとのアンケート結果があります。外国人に日本の街並みの良さをわかってもらうためにはどうしたらいいと思いますか?」とか今ひとつ訳がわからないものが多いんです。娘は、「日本の町ってすごく汚いじゃん。」とそこで思考が止まってしまい、必死で考えた末に「町の見た目はきれいではないが、お店やレストランの中は清潔でごみも落ちていない。」と回答。アメリカを知っている子ならではの、「だよね~」と思える答えだけれど(笑)、たぶん全然的外れなんだと思います。そういう感じで、日本的常識を知っていないとちょっと難しいかな?という印象でしたね。

それで私立の中堅校に絞ったわけですが、全国的な難易度では全く難しくないとはいえ、やっぱり私立中の試験問題だけあって、算数は公立の小学校では一つも習わないことばかりが出題されています。帰国枠を使うと、通常4教科のところ、国語、算数の2教科受験。それに本人面接、親子同伴面接が追加されます。ただ受ける試験問題は一般の子たちが受けるものと同じ。合格基準がわからなくて非常に困ったのですが、塾によると「いくらなんでも算数0点では落ちますよ。」 うーん、最初の計算問題はできても、秋の時点でその他の問題は見事に0点。だって、旅人算やらニュートン算やらって、日本人学校でもアメリカの現地校でも全く習わないじゃないですかぁぁ。算数15点ぐらいでは受からないのかなあ、と思いつつ、仕方なく11月から塾に週3回、午後8時半から9時50分まで通い、冬休みは毎日6時間通いました。それで、食塩の問題と植木算とやらはまあわかるようになり、でも、ニュートン算と旅人算は今ひとつなまま、漢字は四文字熟語がボロボロのまま本番突入。

落ちたら公立の中学校に行けばいいよ、お金も安いし、と親は思っていたのですが、それでも試験本番の日は超緊張しました~(両親のほうが)。娘は前夜も11時にはぐっすり夢の中で、いやはや度胸だけは据わっているようで。
当日は、私たちは面接があるので待合室となっている食堂で待機。でも他にもたくさんの付き添いの親御さんが子供たちの試験が終わるのを待っています。お昼を挟んで午後まで試験はあるのに! 国語、算数と試験が始まると、問題が張り出されます。早速漢字をチェックして、「うわー、たぶん半分も書けていない。単刀直入なんて絶対書けない。」と頭を抱え、「もっと漢字をしっかりやらせるんだった、でも何度も言ったのに! あんないい加減な勉強で受かるほど世の中甘くないよ!」としばし激しく後悔する私。そうこうするうちに国語と算数が終わった娘が出てきて、「漢字、できなかった。算数、食塩はできたけれど、わからないのも一杯あった。」 はあ~~。

面接に臨んだ親子は20組ぐらいいたでしょうか。全員帰国枠だと思われます。「MOMA」と書いたバッグを持っているお母さんがいて、ニューヨークにいたのかなあなんて思ったり。
本人面接は、まず英語からだったので、わりと上手く行ったそうです。家で練習をしたとき感じましたが、英語で話すほうが堂々とわりと理路整然と上手に話せますよね。
次は緊張の親子面接。家庭での教育方針やら娘の長所やら聞かれて大変でしたが、まあ日本語ですし、私は精一杯頑張って娘の良いところをアピールしました。度胸があるとか、生きる力があるとか(笑)。ところが、最後に話は娘に振られ、「お母さんからたくさん良い面を伺いましたが、あなたは自分の長所はなんだと思いますか?」 娘:「それは、明るく元気で、少しのことにめげないことです。」(←練習してきたとおり) 校長先生:「今まで辛いことなど何かありましたか?」(あっ、その質問は練習していないわ!) 娘:「・・・(長い沈黙)。別にありません。」 おいおい、辛いことがなかったのにめげないってどうしてわかるんだあ?!と心の中で突っ込み。

もう冷や汗たらたらの面接で、学科試験も微妙だったようですし、二日後の発表まで「どうだろう?」と頭はぐるぐるでした。英検2級はたいしたことないけれど、英語面接では聞かれたようだし、現地校の成績はまあまあ、最後のStar Testはかなり良かった、日本人学校の成績は良くて、先生のコメントもずいぶん良い評価を書いてくれていた・・・このへんを加味してくれないものかなあ~なんて。(アメリカでの成績などは一切合財全部提出済み)公立でもOKだったはずなのに、どういうわけか不合格は嫌でなにやら祈るような気持ちになっている自分が不思議でした。

さて、合格発表の日。なんとネットで合否が確認できるんです。デジタルの時代ってすごいですね。でも夫は会社だし、娘は学校、私一人で見なければいけないんですよね。時間の11時を待ってアクセスしたところ、集中しているのかアクセスできません。最初は胸ドキドキでクリックしたのに、何度かはねられると「あれっ」と機械的に何度もクリック。すると、あっけなく「おめでとうございます。合格です。」の表示が。うぉー、受かったよ!!! た、たいして勉強していないけれど、良かったあ(涙)。
それにしても、娘の力というより、親子面接で頑張った私のおかげじゃ?なんてちょっぴり思ったりするのですが。

ちなみにこの学校は娘の通っていた日本人学校で毎年説明会を開いています。説明会をあそこでやるということは、塾でなくてあの学校に通っている生徒でもいいんだよね?と何度も思ったのですが、やっぱりそうだったのかな。一応、帰国子女用の英語クラスがあり、週7時間、うち6時間はネイティブの先生の授業です。公立中の英語の授業は週3時間なのに比べると、時間的には手厚いのでそれが一番の志願理由ですが、授業のレベルは入ってみないとわかりません。
子供がもっと頭が良くて、距離が近かったら、渋谷幕張など素晴らしそうです。英語の授業はアメリカの現地校とほとんど同じカリキュラムのようですね。授業はとても楽しいらいしい。息子にどうだろう?なんて一瞬思って調べましたが、やっぱり通えないし、息子がそれまで英語をキープできるとも思えないです。(まあその前に頭が・・・。最低でも英検準一級は必要だとか)

こんな短いなんちゃって受験でもどきどきだったのに、4年生から通塾して受験する親子の方たちの苦労は計り知れません。それから、首都圏の難関校を帰国枠で受けるなら、アメリカでも日本人学校になんて行かずに塾に通っていないと絶対に無理ですね(常識か・・・)。うちののんびり娘は地方在住で本当に良かったです。ただ、通うことになる学校は、地元ではクラスで上位にいたお友達ばかりになるはずなので、どうなることやら・・・。付いていけるのか非常に心配です。

久しぶりに書いたら、やけに長くなってしまいました。読む人もいないだろうけれど、自分の備忘録代わりに。

映画の感想

2009年09月13日 13時27分43秒 | 家族で映画!
この前書いたように、日本に帰ってきてから、土曜日はFamiliy Nightということで映画をレンタルして皆で見ています。誰かの参考になるかどうかはわかりませんが、ちょっと感想でも書いておこうかなと。一つずつ記事を分けて書いていきたいけれど、これまで見た分は面倒なのでまとめて今書いちゃいます。

Journey to the Center of the Earth(2008)
『センター・オブ・ジ・アース』

個人的評価:☆☆☆

去年の夏公開されていましたよね~。映像は綺麗なんですが、ストーリー展開があまりにもありえなくて、笑ってしまいます。主演の男優さんの顔が個人的にあまり好きじゃない。でも、チープでわかりやすい展開が子供には良いみたいです。自分一人では見ないけれど、250円で家族で見るならまあいいかな。


Night at the Museum (2006)
「ナイト ミュージアム 」

個人的評価:☆☆☆

アメリカを出発する二日前の夜、ボーリングに行くか、映画を見るかで迷った挙句、Cupertinoの映画館(懐かし~)でNight at the Museum 2を見ました。とても面白かったです! そこで日本で、まだ見ていなかった一本目を見てみることに。
子供たちには大受け。私には、ちょっとばたばたnoisyすぎて、「2」のほうが良かったように感じました。でももちろんfamily nightで見る映画としてはOKでしょう。


National Treasure (2004)
「ナショナル・トレジャー」

個人的評価:☆☆☆

この映画は、娘がミドル・スクールの授業で見たそうなんです。だからてっきりNHK教育的な真面目な映画を想像していたんですけれど、全然違うじゃないですかあ! ド派手なアクション、すごいセット。アメリカ史版インディ・ジョーンズみたい? でも前にも書いたように、アメリカ史を知らないとぴんと来ないところがあります。かなり荒唐無稽な展開ですが、主役の2人のBenjamin Franklin Gates(Nicolas Cage)とRiley Poole (Justin Bartha)の人物造形がステレオ・タイプではありますが魅力的なので、見れてしまいますね。ライリーは子供たちのお気に入りです。


Back to the Future (1985)
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」

私の評価:☆☆☆☆
娘の評価:☆☆☆

私が若かりしときの映画ですねえ。絶対子供たちにも受けると思ったのですが・・・息子は面白がってくれましたが、娘には「古い、ださい!」と不評。公開当時は面白かった時事ネタ:映画俳優のレーガンが20年後大統領になっていたり、ダウン・ジャケットが20年前はライフ・ジャケットに見えたり、ウォークマンでびっくりさせたり・・・そのあたりが古くなってしまっているというのが辛い~。娘からすると、「レーガン? 誰それ?」ですし、あんなもこもこのダウン・ジャケットそれ自体が古いし、ウォークマンにいたっては見たことないからそれが何なのかわからない!! でも、そういう小道具はさておき、全体のアイデアとか、ストーリーはやっぱりよく出来ていると思いますよ~。

もっと見た映画はあるのですが、もうすぐ娘が塾から帰ってくるので、今日はこのへんで。



パンケーキ

2009年09月09日 08時24分52秒 | アメリカ思い出すなあ~
息子が「Nate the Great」というペーパー・ブックが好きで、この夏休み何冊も読みました。内容的には、結構易しくて、キンダー向けぐらいかなあ。でも、この本の最後にはFun Activitiesというコーナーがあって、息子の心をくすぐるクッキング・レシピや、工作が載っています。そういうものが大好きなうちの息子は、早速レモネードやら風車などを作ったりしたのですが、特に彼が惹かれたのは、Nate's Pancake Recipe。材料を揃えてくれ、と懇願されたので、唯一家になかったベーキング・パウダーを買ってきて、先週の日曜日家で作ってみました。味の嗜好が完璧アメリカ人になっているこの子は、国内家族旅行で飛行機に乗って、他のみんなが駅弁を食べている横で、一人サンドイッチを食べるくらいですからね~。なので、日本式ホットケーキよりも、アメリカのパンケーキが食べたくてたまらなかったみたいで、絶対に朝食にしてくれとリクエストされました。でも、こんな混ぜたり、一枚ずつ焼いたり、朝から面倒だったので、やっぱり日本式にお昼に。

レシピは超簡単で、本によると、

1 cup of flour
a pinch of salt
2 tablespoons sugar
1.5 teaspoons baking powder
1 egg
2 tablespoons melted butter
1.5 cups milk

これを混ぜて焼くだけ。材料を二倍にして作ってみました。teaspoonとtablespoonって見た目似ていて紛らわしいですよね! それぞれほぼ小さじと大さじなんですが。カップも一瞬どれだけ?と思ったけれど、アメリカで買った計量カップがあったのでそれを利用。

一体どんな味になるやら?と思ったけれど、いや、結構美味に・・・。一応アメリカのパンケーキっぽくあまり膨らまずに(笑)、平らにぴらぴらな感じになりました。ちょっとクレープっぽくて、味はアメリカのより美味しかったりして。材料を二倍にしたらものすごく大量にできちゃいましたが、そこへ塾からお腹を空かせた娘が帰ってきて、ぺろり。うちは10数年前東海岸にいたとき訪れて以来、あるニュー・ハンプシャーのお店からいつもメープル・シロップを買っています。それをかけると、very tasty。夫はそのメープル・シロップの買い置きが少なくなってきたので、注文しようか、と言うんですけれど、ニュー・ハンプシャーから日本まで送ってくれるのかな?? そう言えば、チョコのNutellaをつけてもなかなか。これもアメリカから持ってきたけれど、ここで買えるものなのか・・・。

試行錯誤

2009年09月04日 17時52分04秒 | 英語保持
アメリカでそれぞれ1st gradeと6th gradeを終えて帰国した息子と娘、夏の間中いろいろな英会話教室を体験させましたが、首都圏ではない地域だと想像通り大変ですね。まず、英語を話す子供がいない! 某英会話教室の帰国子女クラスを体験させたところ、1~2年ぐらい海外にいたことがあり帰国後2年ぐらいは経っているかな?と思われる子供たちばかり。またインターと銘打っているスクールでも、先生がロシアなど非英語圏出身で、かつ子供たちも全員日本人。もしかして、うちの息子は市内で一番英語が話せる日本人小学生ではないか?!と本気で考えてしまうほど、英語を息子程度に(つまりアメリカ人の5~6歳レベル、まだ年齢相当には達していないので)話せる子供がいません、本当に皆無! カリフォルニアじゃ、あんなにたくさん、どこを見てもEnglish speakingなkidsばかりだったのに!! これが東京だったらまた違うのでしょうけれど、ま、こんな田舎にアメリカ人は来ないかあ。

でも、何をしないのもまずいので仕方なく、一日は、偶然見つけた家のすぐ近くの英会話教室でカナダ人の先生と娘と息子だけのクラス。うちの子供たちのためだけに帰国子女クラスを作ってもらいました。
ただ、本当は息子のほうには2nd gradeの勉強を続けてほしいなあと思っていたので、英会話教室だと少し方向性が違うんですよね。それで、先生がロシア人なのは気になりますが、他に選択肢がないので、週に一日インターのafter schoolのreadingクラスに入れました(息子だけ)。カリフォルニアで見慣れたテキストを使っているのが、「うわー、懐かしいな」なんて惹かれてしまって(汗)。先生の発音も日本人生徒の発音もアメリカ英語からはほど遠くて、んー、息子が影響を受けそうな気もしますが・・・。でも日本人が週に一回アメリカ人の先生に英語を習ってもアメリカ発音にならないのと同じで、週一ぐらいなら影響ないかな? どうせ自分もすごい日本人発音なので人のことは全く言えませんけれど、せっかく自分のものになっている発音が変わってしまうのももったいないかなと。
でも、一つ驚愕したのは、このインターに通っている日本生まれの日本育ちの子供たち、英語の読み書きはかなりレベルが高くて、息子よりも全然できるんじゃ?と思われる子たちがたくさん! この日本でそんなことが可能だとは思っていなかったので、ものすごくびっくりしました。話すことだけがネックなんですよね・・・こうして考えると、私たち日本人ってとことん話すことより読み書きが得意な特性を持っているのかも。

その他に英語保持のためにやっているのは、毎日Disney ChannelとCartoon Networkで子供番組を見る。Nickでスポンジ・ボブも見れると安心していたのに、なんとNickは9月末で放送終了なんです! あのタイトル曲がもう聞けないと思うと、親のほうまで悲しい・・・。MTVで完全日本語吹き替え版はやっています、でも日本語で見るのもなあ。

毎日英語のペーパーバックを読む。今のところ息子は日本語の本よりも断然英語の本を読む方が得意ですが、日本語を読めないのもまずいし、バランスが難しいところ。

車の中では、アメリカ軍放送のAFNを聴く。昔のFENですね。これは私のためというか、いえ私はアメリカ軍なんて全然好きじゃありませんけれど、普通に車の中では洋楽を聴きたいんです! 日本のラジオ局ってほとんどtalk番組で、たまあに流れる曲も日本人の曲なんだもの。
同じ流れで、ミドルに行ってからアメリカン・ポップスに興味を持ち出した娘のリクエストもあり、毎週水曜日はMTVでAmerican Top 20を見ています。いや、センチメンタルになっているってのはわかっていますけれど、カリフォルニアの青空の下で聴いたあの曲をまた聴きたい!みたいな。娘は、「このサビのところで、ダンス・ナイトでは皆が飛び跳ねながら大声で歌いだすんだよねえ。あれがいいんだなあ。日本じゃそういうことはやれないの?」 ダンス・ナイトというのはミドルで月に一回夜に体育館で開かれるディスコ・パーティのようなものですが・・・うーん、日本では小学校はもちろん、中学校でも高校でもそんなものはないですよねえ。大学生になってディスコにでも行くしか・・・。(でもMTVのミュージック・ビデオの映像はセクシーすぎて小学生には不適切。息子まで見たがるのは困ったものです。) 

あと、日本に帰ってからやっているのは土曜日のFamily Night。面白そうな映画を借りてきて、土曜日の夜に家族で見るという催しです、もちろん英語で、字幕なしで。(親のほうが辛いことがあって、思わず子供に聞いてしまったり。) アメリカにいたとき、娘のお友達からそういうことを家族でやっていると聞いたことが何度かあって、へー、いいかもと思っていたんですよね。ポップコーンなどスナックと飲み物つきで、大画面のTVも買ったので、映画館で見るよりも快適だったりします。ただ映画を選ぶのが大変。今までにNight at the Museum、National Treasure 1と2、Back to the Futureなどを見ましたが、子供たちにはBack to the futureは古すぎるとすこぶる悪評でした。National Treasureは私たちには?な部分がたくさんあるのですけれど、アメリカの歴史を知っている子供たちにはすごく面白かったみたい。今週は「スパイダーウィックの謎」にしようと決めています。でもその次はどうしようかなあ、映画評などを検索しても、意外にファミリー向けの映画を見つけるのは難しいです。
小学生を含む家族全員で楽しめる映画というの何があるかなあ?