愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

5日「一線を越えている。シリアとアサドに対する私の姿勢は大きく変わった」とトランプ大統領発言から安倍政権はどう対応したか!

2017-04-07 | 中東

NHKを通して垂れ流される武力行使容認情報!

憲法平和主義は限りなく想定外に!

来るべき北朝鮮先制攻撃のための予行演習か!?

安倍政権の対応は限りなくテロを助長している!

ここでも安倍政権退場の声を全国津々浦々に!

憲法平和主義を活かす政権の樹立を!

さもないと国民の命・財産・安全安心は危ない!

官房長官「大量破壊兵器の脅威 東アジアでも起こりうる」

NHK 4月7日 17時55分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170407/k10010940711000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_005

菅官房長官は7日午後の記者会見で、「核兵器や化学兵器を含む大量破壊兵器の拡散と使用の脅威はシリアだけの問題ではなく、北朝鮮など東アジアでも起こりうることであり、わが国はアメリカなどと連携して取り組んでいく」と述べました。

また菅官房長官は、記者団が「アメリカ政府から事前に通告はあったのか」と質問したのに対し、「わが国とアメリカの間では、常日頃からさまざまな問題について緊密に連携を取っている。コメントは控えたい」と述べました。

さらに菅官房長官は、記者団が「アメリカによる攻撃が続いた場合、日本が後方支援などを検討することはあるのか」と質問したのに対し、「仮定の質問に答えることは控えるが、わが国の果たす役割はすでに決まっており、化学兵器の被害を二度と起こすことがないように国際社会としっかり連携していくのがわが国の役割だ」と述べました。

一方、菅官房長官は、日ロ関係に与える影響について「日ロ2国間の問題である平和条約締結交渉に直接影響を与えることはない。日本としては、わが国の国益を踏まえて日ロ関係を進めていく考えであり、今回の問題は影響しないと思っている」と述べました。

愛国者の邪論 他国は通告があったことを公表しているのに、安倍政権は隠ぺい!明らかに北朝鮮を意識しています!集団的自衛権行使があります。南スーダンの「日報」問題に対する国民の不信と批判があります。ロシアの支援で大統領になったと言われているトランプ大統領がオバマ大統領と不仲のプーチン大統領が安倍首相と親密であることを計算しての行動であるることは当然です。こうした関係を踏まえれば、安倍政権に事前に「通告」があり、了解を得ていたことは十分あり得ることです。真相は森友学園問題同様闇の中です。

NHK 安倍首相 米政府の決意を支持 4月7日 15時37分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170407/k10010940571000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_009

安倍総理大臣は記者団に対し、アメリカ軍がシリア国内にあるアサド政権の軍事施設を巡航ミサイルで攻撃したことについて、化学兵器の拡散と使用は絶対に許さないというアメリカ政府の決意を日本政府として支持する考えを示しました。

政府は、アメリカ軍がシリア国内にあるアサド政権の軍事施設を巡航ミサイルで攻撃したことを受けて、午後3時すぎから総理大臣官邸で、安倍総理大臣や岸田外務大臣、それに稲田防衛大臣らが出席してNSC=国家安全保障会議の閣僚会合を開きました。

このあと、安倍総理大臣は記者団に対し、「シリアにおいて再び化学兵器によってなんの罪も無い多くの一般人が犠牲となった。幼い子どもたちも犠牲となった惨状を目の当たりにして国際社会は大きな衝撃を受けている」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は「極めて非人道的であり、国連決議にも反する。化学兵器の拡散と使用は絶対に許さないという米国政府の決意を日本政府は支持する。今回の米国の行動は、これ以上の事態の深刻化を防ぐための措置と理解している」と述べました。そして、安倍総理大臣は「東アジアでも大量破壊兵器の脅威は深刻さを増している。その中で、国際秩序の維持と、同盟国と世界の平和と安全に対するトランプ大統領の強い関与を日本は高く評価する。今後、米国をはじめ国際社会と連携しながら、世界の平和と安定のために日本が果たすべき役割をしっかり果たしていく」と述べました。

自民 下村氏「党として政府の方向性を支持」

自民党の下村幹事長代行は党本部で記者団に対し、「安倍総理大臣が、トランプ大統領との信頼関係の中で、アメリカを支持するとコメントしたということであれば、党としては当然、政府の方向性を支持したい。アメリカとロシアとの関係は非常に危惧する部分があるが、政府には、日本とロシアの関係がマイナスにならない視点で対応してほしい北朝鮮に対しては、一定の抑止力になる部分もあるのではないかと考えている」と述べました。 
共産 笠井氏「アメリカ支持 直ちに改めるべき」
共産党の笠井政策委員長は、記者会見で「化学兵器の使用は、人道と国際法に違反する重大で許されない行為だが、国連安全保障理事会の決議もないままに、アメリカが一方的に攻撃を強行したとなると、国連憲章や国際法に反する。そうした中で、安倍総理大臣が『支持する』と言ったことは、極めて重大なことだ。軍事攻撃により、シリア内戦をさらに悪化させることになるし、日本政府や安倍総理自身も、悪化させる側に立つということになるので、そういう態度は直ちに改めるべきだ」と述べました。(引用ここまで)
 
愛国者の邪論 シリアで非人道兵器が使われたとき、安倍政権はどういう対応をしたか!極めてア曖昧な第度でした。当初の発言と今回の安倍首相の発言を見れば、如何にデタラメか、如何に政治利用しているか!浮き彫りです。当初は中東だけが意識されていた!しかし、今回は北朝鮮を意識した発言になっていることを見れば、対米第一主義=従属主義のスタンスが浮き彫りです。
 
産経【シリア情勢】菅義偉官房長官「化学兵器使用なら強く非難」シリア空爆で2017.4.5 18:20

http://www.sankei.com/politics/news/170405/plt1704050047-n1.html

菅義偉官房長官は5日の記者会見で、シリア北部で起きた空爆で化学兵器が使用された疑いがあることについて「事実であれば強く非難したい」と述べた。その上で「関係国による事案の早急な真相究明を期待している。化学兵器の使用はいかなる場合であっても許されるものではない」と強調。「すべての暴力停止に向けて国際社会と連携していきたい」とも語った。(引用ここまで)

TBS 菅官房長官「化学兵器使用なら強く非難」、シリア空爆で 5日20時07分 

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3021794.html

菅官房長官は、シリア北部で化学兵器によるとみられる攻撃で、少なくとも58人が死亡したことを受け、「化学兵器の使用が事実であるとすれば、我が国は強く非難したい」と述べ、早急な真相解明を求めました。

「化学兵器の使用が事実であるとすれば、我が国としては、これを強く非難したいと思います。関係国および機関によるこの事案の早急な真相究明を期待しています」(菅義偉 官房長官) 

また、菅官房長官は「化学兵器はいかなる場合であっても許されるものではない」と強調した上で、「全ての暴力停止に向けて国際社会と連携していきたい」と述べました。(引用ここまで)

武力攻撃は限定的だから安心しろ!

予めシリア攻撃は知らされていたな!?

日ロ・日中・日朝関係を踏まえている!?

シリア アサド政権の軍事施設に 米軍が巡航ミサイルで攻撃

NHK 4月7日 13時58分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170407/k10010940131000.html?utm_int=word_contents_list-items_014&word_result

アメリカのトランプ政権はシリアで化学兵器の使用が疑われる攻撃で多数の死傷者が出たことへの対抗措置として、シリア国内にあるアサド政権の軍事施設を巡航ミサイルで攻撃しました。シリアの内戦が始まって以降、アメリカがアサド政権への攻撃に踏み切ったのは初めてです。

シリアでは今月4日、北西部イドリブ県の、反政府勢力が支配する町で空爆があり、少なくとも72人が死亡したほか、住民の多くに呼吸困難やけいれんなどの症状がみられ、猛毒のサリンのような神経ガスや塩素ガスなどの化学兵器が使われた疑いが強まっています。
これを受けてトランプ政権は、アサド政権による攻撃だとして6日、対抗措置としてシリア国内にあるアサド政権の軍事施設を巡航ミサイルで攻撃しました。
トランプ大統領は、滞在先の南部フロリダ州で声明を発表し「シリアの独裁者、アサドが無実の市民に対して化学兵器を使って攻撃を行った。このとても残虐な攻撃でかわいい赤ちゃんたちも無慈悲に殺害された」とと述べました。そのうえで「シリアの空軍基地に対する軍事攻撃を指示した。この攻撃は化学兵器の使用と拡散をやめさせるためアメリカの安全保障上、非常に重要な国益だ」と述べ、シリアへの攻撃に理解を求めました。
アメリカ国防総省によりますと、地中海に展開するアメリカ軍の駆逐艦からシリア軍の飛行場に対して巡航ミサイル59発を発射したということです。
アメリカはシリアで過激派組織IS=イスラミックステートに対して空爆を続けてきましたが、アサド政権への攻撃に踏み切ったのは今回が初めてです。
この攻撃について、シリアの反政府勢力はアサド政権が化学兵器を使ったと強く非難していますが、アサド政権とその後ろ盾のロシアはこれを否定し、双方の主張は真っ向から対立しています。

米国防総省の声明 空軍基地にミサイル発射

アメリカ国防総省の声明によりますと、トランプ大統領の指示を受けて、アメリカ軍が日本時間の7日午前9時40分ごろ、シリアのシャイラート空軍基地に対し巡航ミサイルを発射したということです。
巡航ミサイルは、地中海に展開するアメリカ海軍の駆逐艦「ポーター」と「ロス」の2隻から、シリアの空軍機、燃料や弾薬施設、それにレーダーや防空施設を標的に合わせて59発が発射されたということです。また、シャイラート空軍基地は、化学兵器の貯蔵に使われていたとしていて、アメリカの情報機関はこの基地を離陸した空軍機が化学兵器の攻撃を実施したと判断したとしています。また、空軍基地にいるロシアとシリアの人員が被害を受ける可能性を最小限にするため、アメリカ軍の攻撃について事前にロシア軍に通報したとしています
アメリカ国防総省は、現在、今回の攻撃の結果を調べていますが、現時点では、シャイラート空軍基地にある空軍機や設備に大きな損害を与え、シリア政府による化学兵器の使用能力が低下したとしています。
シリア 反政府勢力「攻撃を歓迎」
アメリカがシリア国内にあるアサド政権の軍事施設を巡航ミサイルで攻撃したことについて、アサド政権と戦闘を続けるシリアの反政府勢力、シリア国民連合の広報担当者は、フランスのAFP通信の取材に対し、「攻撃を歓迎する。アメリカ政府がアサド政権の空爆能力を無力化させるよう求める」と述べました。
シリア国営通信 化学兵器使用の疑惑自体がねつ造
アメリカのトランプ政権が、シリア国内にあるアサド政権の軍事施設を巡航ミサイルで攻撃したことについて、シリアの国営通信は「アメリカの侵略行為は、イドリブ県で起きたことをめぐる、多くのテロ支援国によるプロパガンダのあと行われた」と伝え、アサド政権が化学兵器を使ったという疑惑自体が、アメリカなどの反政府勢力の支援国によってねつ造されたものだと強調しました
「空軍基地1か所が攻撃受けた」
シリア国営通信は「きょう7日の明け方に空軍基地1か所がアメリカ軍が発射したミサイルによって攻撃を受け、被害が出た」と伝えました。また、ロイター通信によりますと、シリアの国営テレビは、シリア軍関係者の話として「アメリカによるミサイル攻撃によって、シャイラート空軍基地に損害が出ている」と伝えています。一方、ロイター通信は、アメリカ国防総省の話として「アメリカが標的にしたのは、ロシアが駐留しているとされている場所ではない」と伝えています。
岸田外相「事実関係の確認に全力」
岸田外務大臣は衆議院の外務委員会で「情報は承知しており、現在、わが国としても事実関係の確認に全力で取り組んでいる。シリアについては、化学兵器が使われたのではないかという事案が発生した後、安全保障理事会で議論が行わていたところであり、日本としても、まずは安保理の場で、国際社会の対応、議論にしっかり貢献していかなければならないと考えている。国連の場などを通じて情報収集、分析に努めたい」と述べました。
また、岸田外務大臣は7日正午すぎ、外務省で記者団に対し、「わが国としては、まず事実関係の確認と調査を進めている。事実関係を確認したうえで、日本政府としての考えを明らかにしなければならない」と述べました。
また、記者団が「アメリカの対応を支持するのか」と質問したのに対し、岸田大臣は「日米間で意思疎通は緊密に行っているが、詳細は控える」と述べました。
外務省の杉山事務次官は7日午後1時半ごろ総理大臣官邸を出る際、記者団が「安倍総理大臣に状況説明を行ったのか」と質問したのに対し、「そうだ。谷内国家安全保障局長を中心に、外務省、防衛省などから」と答えました。また記者団が、「日本政府の対応はちかぢか発表するのか」と質問したのに対し、「そう遠くない将来、明らかにする」と述べました。
自民 高村氏「レッドライン越えたと判断し攻撃したか」
自民党の高村副総裁は、党本部で記者団に対し「トランプ大統領としては、化学兵器を使用したという確証を得て、『レッドライン』を越えたと判断し、攻撃したのだろう。オバマ政権で、現実に化学兵器を使用しても何もしなかったことが、アサド政権を増長させた面があった。アサド政権や、過激派組織IS=イスラミックステート、それに、世界の『ならず者国家』に対しても、一定の抑制効果があればいい。北朝鮮が、『シリアがやられたのは、核やミサイルを持っていないからだ』と間違った考えをしないよう願いたい」と述べました。
そして、高村氏は「日本としては、アメリカとロシアの関係をよく見ていく必要がある。政府は、世界全体への影響などを十分検討して対応を決めてもらいたいが、最低でも、『今回のトランプ政権の判断を理解する』ということになるのではないか」と述べました。
少なくとも2種類の化学兵器使用か
シリア北西部イドリブ県では、4日、反政府勢力の支配地域が空爆を受け、子どもを含む少なくとも72人が死亡し、数百人が病院で手当てを受けています。現地で活動する国際NGO国境なき医師団は、患者の症状から、少なくとも2種類の化学兵器が使用された疑いがあるとしています。
現地の病院に医療チームを派遣している国際NGO、「国境なき医師団」は5日、声明を出し、治療した患者から瞳孔の収縮や筋肉のけいれんなど猛毒のサリンのような神経ガスに特徴的な症状が見られたと明らかにしています。
さらに、別の病院に運ばれたほかの患者からは、塩素にさらされた可能性があることを示す漂白剤のような臭いが確認されたということで、少なくとも2つの種類の化学兵器が使われた疑いがあるという見方を示しました。
この攻撃について、シリアの反政府勢力はアサド政権が化学兵器を使ったと強く非難していますが、アサド政権はこれを否定し、双方の主張は真っ向から対立しています。WHO=世界保健機関は、専門家チームを派遣し、犠牲者の検視に立ち合うなどして攻撃に使われた物質を特定する調査に乗り出しました。また、国連安全保障理事会は、5日、緊急会合を開き、欧米各国は、攻撃を行ったのは、アサド政権だと厳しく非難しましたが、ロシアは真っ向から対立したため、真相究明を求める欧米が共同で提出した決議案は採決が見送られています。アサド政権は4年前、国内の化学兵器の廃棄に応じましたが、その際、廃棄の対象とはならなかった塩素ガスなどによる攻撃を続けていると国連などから指摘されていました。
トランプ氏 急速にアサド政権への強硬発言
アメリカのトランプ大統領は、シリアで化学兵器が使われた疑いが強まっていることをめぐり、ここ数日急速にアサド政権に対する強硬な発言が目立つようになっていました。
このうち5日には、「罪もない市民に対する化学兵器を使った攻撃は恐ろしいことでこのようなアサド政権による凶行は許容されてはならない」と述べて厳しく非難しました。そのうえで許容できない一線、いわゆるレッドラインを越えたのかという質問に対し「私にとっては『レッドライン』の域を越え、いくつもの線を越えている」と述べて何らかの行動を取る可能性を示唆していました。
さらに、トランプ大統領は、6日南部フロリダ州に向かう飛行機の中で同行の記者団に対して「アサド大統領がまだシリアで取りしきっている。何かが起きるべきだ」と述べ何らかの対抗措置が必要だという考えを示し、強硬な姿勢を示していました。
プーチン政権はアサド政権の政府軍を支援
シリアのアサド政権を擁護してきたロシアのプーチン政権は、2013年、アメリカのオバマ前政権が、シリアのアサド政権が化学兵器を使ったとしてシリアへの軍事行動に踏み切ろうとした際、シリアの化学兵器を国際管理下に置く提案を行い、アメリカ軍による軍事行動を断念させました。

ロシアは、おととし9月からアサド政権からの要請を受け、シリアを拠点とする過激派組織IS=イスラミックステートをせん滅するとして、シリアでアサド政権の政府軍を支援して軍事作戦に踏み切りました。

今回、シリア北西部で化学兵器が使われたと見られることについて、ロシア国防省は、ロシア軍の関与を否定したうえで、化学兵器は反政府勢力のものだとの見方を示していました。

これまでロシア軍が軍事行動を続けてきたシリアで反政府勢力を支援するアメリカが軍事行動に踏み切ったとことでアメリカとロシアの間でシリア問題をめぐる対立が一層先鋭化することが予想され代理戦争になるおそれも懸念されます。(引用ここまで)
 

外相 米軍ミサイル攻撃「事実確認のうえで政府の考えを」

NHK 4月7日 13時21分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170407/k10010940401000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_015

岸田外務大臣は7日正午すぎ、外務省で記者団に対し「わが国としては、まず事実関係の確認、調査を進めている段階だ。事実関係を確認したうえで、日本政府としての考えを明らかにしなければならない」と述べました。

また記者団が、日本政府への事前通告の有無やアメリカから支持を求められているかについて質問したのに対し、岸田大臣は「日米間では平素から緊密な意思疎通を図っているが、詳細は控える」と述べました。さらに岸田大臣は、国連での日本政府の対応について「化学兵器が使われたのではないかという段階から、国連安保理でシリア問題をめぐり、さまざまな決議の採択に向けてやり取りを行っている。わが国も、理事国の1国なので、こうした議論に貢献しなければならない。また、こうした場を通じても情報収集、分析に努めたい」と述べました。一方、岸田大臣は、北朝鮮をめぐる対応への影響について「シリアの状況と北朝鮮の状況は全く異なっている。米国の対応で、北朝鮮についてはあらゆるオプションがそ上に上っていて、政策の見直しが行われていることは承知しているが、だからこそ、日米間の政策のすり合わせが重要だ。引き続きしっかりと意思疎通を図っていく」と述べました。(引用ここまで)

米 シリアの化学兵器疑惑でアサド政権に対抗措置検討

NHK 4月7日 6時04分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170407/k10010939941000.html?utm_int=detail_contents_news-related-auto_003

アメリカのティラーソン国務長官は、シリアで化学兵器の使用が疑われる攻撃によって多数の死傷者が出たことについて、アサド政権によるものだとしたうえで、「重大な措置が必要だ」と述べ、トランプ政権として対抗措置を検討していることを明らかにしました。アメリカの複数のメディアは、アサド政権に対する空爆が選択肢として検討されていると伝えています。

アメリカのティラーソン国務長官6日、記者会見を行い、シリアで化学兵器の使用が疑われる攻撃によって多数の死傷者が出たことについて、アサド政権による攻撃だったという見方を改めて示しました。そのうえで、「これは深刻な事態で、重大な措置が必要だ」と述べ、トランプ政権として対抗措置を検討していることを明らかにしました。
これについて、アメリカの複数のメディアは、アサド政権の軍事施設に対する空爆などが選択肢として検討されていて、トランプ大統領がマティス国防長官から説明を受ける見通しだと伝える一方、まだ対応の決定には至っていないとしています
また、ティラーソン長官は、「アサド大統領にシリアを統治する資格はなく、ロシアは政権を支え続けるか慎重に考えることが重要だ」と述べ、アサド政権を支援するロシアに対し、関与を見直すよう求めました。
この問題で、トランプ大統領5日、「一線を越えている。シリアとアサドに対する私の姿勢は大きく変わった」と述べて、アサド政権に対し、より厳しい姿勢で臨む構えを示しています。

プーチン大統領「根拠ない非難は受け入れられない」

一方、ロシア大統領府によりますとプーチン大統領は6日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話で会談し、シリアの反政府勢力や欧米諸国が、アサド政権が化学兵器を使用したと非難していることについて、「入念で公平な国際的な調査も行われておらず、根拠のない非難は受け入れられない」と述べ、強く反発しました。アサド政権への軍事支援を行っているロシアは、「反政府勢力が化学兵器を保管している倉庫を、シリア軍が空爆しただけだ」などと主張していて、欧米などの主張とは真っ向から対立しています。
トルコ 対抗措置とれば支援の考え
アサド政権に対し、アメリカのトランプ政権が対抗措置を検討していることについて、アサド政権の退陣を強く求めてきたトルコのエルドアン大統領は6日、地元テレビのインタビューで、トランプ政権の姿勢を歓迎したうえで、「発言が実行されないままであってはならない。行動が起こされれば、われわれも役割を果たす用意がある」と述べ、アメリカが対抗措置をとれば、トルコとして支援する考えを示しました。また、アサド政権を支援するロシアが政権側の関与を否定していることについて「悲しむべきことだ」と述べ、ロシアに姿勢を改めるよう求めました。
米国務長官とロシア外相が協議の予定
ティラーソン長官は今月12日、就任後初めてロシアを訪れ、ラブロフ外相と会談する予定で、シリアでの化学兵器の使用が疑われる攻撃についても協議する予定です。
訪問に先立ち、6日国務省の高官は「両国の関係がどれくらいのスピードで、どの方向に向かうかは、ティラーソン長官がモスクワでロシア側から聞く話次第だ」と述べ、ロシアがアサド政権の支援に固執すれば、米ロ関係の改善を模索する動きに影響が出るという見方を示し、ロシアをけん制しました。また、この高官は、ティラーソン長官が5日、ラブロフ外相と今回の攻撃をめぐり電話で会談し、ロシア側に分析の提供などを求めたことを明らかにしました。(引用ここまで)


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