二人暮らし 日々諸々。

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ふじももキッチン '17 9月終了

2017-09-25 11:09:05 | 福岡グルメ

先日、9月のレッスンが無事に終了しました。
ご参加をいただきましてありがとうございました。

 

旧暦9月は「重陽の節供」、別名「菊の節供」。
長寿を願います。

レッスン開始のお菓子は鍵善良房さんの “菊寿糖”。
中国の故事「菊慈童」にちなんでいます。
ショーケースに並ぶ姿も美しくてうっとりですよね~。
集う皆さまのご長寿を願って。

 

 

白きくらげ(の氷砂糖煮)。
暦の上では秋、の間テイストチェンジで召し上がって
いただいています。白きくらげは、植物性コラーゲン。
秋に弱りがちな肺を潤して働きを助けてくれます。
8月立秋はキャラメル味でした。
今月はいちじく味。
いちじくも肺を潤す効果です。
コンポートとソースでWいちじく♪

お茶は、あんず紅茶。あんずも肺を潤します。
旬は6~7月ですが、わたしはそのころにジャムを作り、
あんず酢を仕込みます。あんず酢はちょうど秋口に
完成するので、摂るに良い季節と重なります。

 

 


ワークショップ。
秋の特製ジャムづくり。
いちじくをメインに漢方食材や、ドライフルーツ、ナッツを
加えるミックスジャムです。

お持ち帰りいただきました。
パンやヨーグルトはもちろん、焼菓子のフィリングにも
活用くださいね!

 

五季食楽(ごき しょくらく)。
五季食楽とは、ふじももキッチンでご紹介をしている
家庭で作れる薬膳ごはんを言っています。

陽五行説を活かした体調管理を目指していて、
季節の変化と気候、体の調子に合わせて食材を選び、
はたらきと効能をいただきます。

9月は残暑が続きながらも風が吹くごとに気温が
下がりはじめるので、そうすると身体は乾燥が
進みます。

秋本番に入る前に、
アフターサマーの身体を整えたり、
それから、(夏から) 秋の食材に入れ替えるに良い月、
などをテーマにしました。お節供の月なので、行事食も。



食前のドリンクは(先にご紹介をした) 自家製のあんず酢。


お肉は鶏手羽肉。
夏に受けた肌のダメージの解消目的!
解消しないまま秋の乾燥、寒さを受けてしまうと修復が
難しくなるので、
コラーゲンです。

ぷりっとした食感と秋の辛味を組み合わせていて、
仕上げは七味唐辛子。七味唐辛子は江戸時代、漢方薬を
参考に作られた日本のミックススパイスです(薬研堀)。


魚は帆立と白秋野菜のゼリー寄せ。
帆立は新物の頃を迎えました、ベビー帆立です。


アボカドと豆腐のムース。



アボカドと豆腐のムースの色止めはレモン汁とヨーグルト。
味つけは自然塩。オリーブオイルで食べるシンプルさです。
地豆腐を用意。



行事食は、被綿(または着綿/きせわた) の椀となすびめし。



デザートは杏仁トライフル。
本来はカスタードクリームで作るトライフルですが、
薬膳風に杏仁を使いました。杏仁は肺を潤す漢方です。
ジェノワーズと旬のフルーツ。
フルーツはいちじくと白いぶどう。
〆の漢方ブレンドティーは菊科のカモミールがベース。



大分は、かぼすが旬の盛り!
生徒さま邸のお庭で採れたもの、よく知る店頭で
買ったもの、お土産にいただいたもの、ものすごい量を
持ち帰りました(笑)。ありがとうございました!



それから梨!
帰り道に、梨農園がそれぞれに直売所を作っていて
梨街道と化しているところがあります。
わたしは酒井梨園のファン。

かぼすも、梨も肺を潤す優れもの!
“そのときに生るものは、身体に良いし、必要なもの
 なんだ“ と秋口もやっぱり思って帰福しました。



そうそう。
実家の庭に、ウコンの花が咲いていました。




《予告》2017年 10月の ふじももキッチン

 

◎ ワークショップ 「お月見」



◎ 五季食楽(ご家庭で作れる薬膳ごはん)

 10月、晩秋。秋の土用入り。
 土用はそれぞれの季節の特徴が極まる頃。

 秋ならば “燥”。
 気候は、急に寒くなったり暑くなったりします。
 
 秋本来の特徴と、土用の特徴を併用して
 冬に備えましょう。

 

◎開催は14日(土)、15日(日)。
 場所:大分県大分市。いずれも満席を頂戴しています。
 
 尚、13日(金)は、グループレッスンのお問合せを
 いただいています。

 ご参加の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 



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