この話の最初、途中を知りたい方は、
2月1日の目次
からお探しください。そこから読みたい章に飛んだら、右下のカレンダーから日付を選んでください。
その22の7 正義とは?!
「今まで聞いたこと以上のショックがまだあるのか?」
老師は面倒くさそうに、馬乗りになっているセイを引き倒すと起き上がった。
「まだ、その時ではない。お前を守らなければならないからな。」
セイは床に転がりながら、訊く。
「私を守る?私のことを考えるなら教えてくれよ。」
老師はスタスタ歩いていきながら、振り返りもせずに言う。
「知れば、自分の命を放棄するかもしれない。そんな危険性は冒せない。」
セイは、起き上がって訊く。
「私が自殺するとでも?」
老師は答えず玄関まで行くと言った。
「橋まで送る。早く来い!」
セイは奥歯を噛みしめた。老師の前を通り過ぎると立ち止まった。老師が「ピュイ!」と短く口笛を吹くと、白い馬が部屋の中から立ち上がった。セイが言う。
「麻酔を打たれていたのに、大丈夫なのか?」
「もう解毒剤が効いているはずだ。セイ、とにかく、今日ここにはいないことにしろ・・・わかったな?カズや父親に訊かれたら、なんと答える?」
セイは少しうつむくと言った。
「女友達のところにいたと言うよ。深くは詮索されない。」
老師は馬のたてがみをつかんで乗る。セイは家の中から小さな座イスを持ってきて、老師の後ろに乗った。
「いいだろう。行くぞ!」
と老師が言った途端、白い馬は走り出した。一気に山を駆け下り橋まで来る。橋の真ん中あたりで急に老師が止めたので、馬は後ろ足立ちになり、セイはバランスを失い転げ落ちた。が、武術の素養があるのか、ころっと受け身を取った。
「セイ、元気でな!」
老師はセイの顔も見ないで馬を返した。
セイは白い髪と髭、そして、マントのフードを被り直すと、チチャンのタクシーを止めた。
今日もここまで。銀河の月に入ったんですね・・・
明日の暦は、G暦2010年2月8日(月)、旧暦師走廿五日(立春の4日後)、太陽黄径319度
黄色い自己存在の種の年、黄色い銀河の種の月2日、赤い律動の竜 KIN201
Gate#16 大いなる流れを感じる日。極端。審判。

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からお探しください。そこから読みたい章に飛んだら、右下のカレンダーから日付を選んでください。その22の7 正義とは?!
「今まで聞いたこと以上のショックがまだあるのか?」
老師は面倒くさそうに、馬乗りになっているセイを引き倒すと起き上がった。
「まだ、その時ではない。お前を守らなければならないからな。」
セイは床に転がりながら、訊く。
「私を守る?私のことを考えるなら教えてくれよ。」
老師はスタスタ歩いていきながら、振り返りもせずに言う。
「知れば、自分の命を放棄するかもしれない。そんな危険性は冒せない。」
セイは、起き上がって訊く。
「私が自殺するとでも?」
老師は答えず玄関まで行くと言った。
「橋まで送る。早く来い!」
セイは奥歯を噛みしめた。老師の前を通り過ぎると立ち止まった。老師が「ピュイ!」と短く口笛を吹くと、白い馬が部屋の中から立ち上がった。セイが言う。
「麻酔を打たれていたのに、大丈夫なのか?」
「もう解毒剤が効いているはずだ。セイ、とにかく、今日ここにはいないことにしろ・・・わかったな?カズや父親に訊かれたら、なんと答える?」
セイは少しうつむくと言った。
「女友達のところにいたと言うよ。深くは詮索されない。」
老師は馬のたてがみをつかんで乗る。セイは家の中から小さな座イスを持ってきて、老師の後ろに乗った。
「いいだろう。行くぞ!」
と老師が言った途端、白い馬は走り出した。一気に山を駆け下り橋まで来る。橋の真ん中あたりで急に老師が止めたので、馬は後ろ足立ちになり、セイはバランスを失い転げ落ちた。が、武術の素養があるのか、ころっと受け身を取った。
「セイ、元気でな!」
老師はセイの顔も見ないで馬を返した。
セイは白い髪と髭、そして、マントのフードを被り直すと、チチャンのタクシーを止めた。
今日もここまで。銀河の月に入ったんですね・・・
明日の暦は、G暦2010年2月8日(月)、旧暦師走廿五日(立春の4日後)、太陽黄径319度
黄色い自己存在の種の年、黄色い銀河の種の月2日、赤い律動の竜 KIN201
Gate#16 大いなる流れを感じる日。極端。審判。
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