心にうつりゆくよしなしごと / 小嶋基弘建築アトリエ

山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆうべもよろし

Let's enjoy 構造計算①  (^-^)v

2006年02月06日 | うんちく・小ネタ

Keisan1 さて、間取りの現実を見た後は、危なくて仕方がないので、Let's calculate the structure.Φ(. _ . )  少し古い資料ですが、私が行った3階建て木造在来軸組み構法住宅の計算書を引っ張り出してきました。許容応力度計算法によるものです。この後2001年12月に計算法が改定されたので、参考までにということで。伝統構法には未対応ですけど。

ちなみに設計をなりわいとしている方は常識ですよね。まさか建築士の免許を持っているのに出来ない人はいないでしょうね?計算で安全性を確認したから、柱の上下率が10%でも間取りを設計出来た訳ですよね?

それに、設計士だけではなく、これからは大工も出来なきゃ!プレカットの仕事しか出来ないと、単純な蟻と鎌しか木組みを知らない大工になってしまうばかりか、必要な材成も???になってしまいますよ。

150ページ近くも難しそうな数字がびっしり記入されているので、取っ付きにくいのは確かですが、やってみれば、『なぁ~んだ、こんなもんか』となります!私がそうでした。大学を出ていない私が一級建築士の資格を初挑戦で取得したり、53種類以上の木組みが出来たり、化粧の棒隅や振れ隅の墨付けが出来たり、こうして構造計算書を作成出来るのだから、やる気があれば誰だって出来ますよ!ガンバレ(^-^)v

それでは、細かい話は次回以降に。