精子提供ボランティア 愛情くん

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今日は遠くからの選択的シングルマザー希望の女性と面談

2010年12月05日 17時06分31秒 | 日々の日記

今日は東京駅近くで、飛行機に乗ってある地方からはるばるいらっしゃった
選択的シングルマザー希望の20代の女性と面談しました。

凛とした印象のとても素敵な方。話し方も穏やかで、
落ち着いた物腰の女性です。
再度ゆっくり考えていただき、その上でもやはり精子の提供を
望まれるなら、まず1年間がんばりましょうということになりました。

その女性に「お会いする前に、この人(愛情くん)を
突き動かすものはいったい何なんだろう、と思いました」と
おっしゃって頂いたので、この場でもお答えします。

私をこのボランティア活動に駆り立てる理由は、
3つあります。
初めて書きますが、まず私は仏教徒です。
私の会社の社員の方で、他の宗教の方や、
多国籍の方と今、仕事をともにしています。
その中で私はこの日本に古くから根付いている仏教を選び、
その価値観を私の人生の信条としています。
月に1度は必ずお寺に足を運び、こころを静かに読経をしています。
その教えの中で、人のために尽くしなさい、というものがあります。
私が奉仕できる中で、仕事を通じたもの、
そして今私が社会のお役に立たせていただける一つが
この精子提供のボランティア活動なのだと
今日その女性とお話しした後の帰り道に自覚しました。

また、理由の2つ目として、私には状況的に私の精子を
差し上げられなかった女性がいます。
その方のその後の人生の話を他の人から数年後に聞くにつけ、
自分の精子をご提供することが、その人にとっては選択肢が広がり
違った人生もあり得たのではないかなと考えたからです。
だから、これからは私は、一人思い悩み、
シングルマザーでも必ず幸せな人生を自分の子供と
歩むのだと決めた女性に、
勇気を出してお役に立たせていただこうと考えています。

そして、私を突き動かす最後に、
『自分のDNAを持つ子供をできるだけたくさん欲しい』
という自然の本能があげられます。
ただ、あくまで自然の摂理に従った程度が
ちょうど良いと考えています。


「最初のメールを送ることが一番勇気が必要でした」と
今日お会いした女性はお話しされていました。
最初少しだけこわばっていらっしゃったお顔も、
カフェでのお話の後、最後はとてもにこやかに帰られました。

だから、まだ迷っているあなたも、想いを止めないで。
きっと幸せな人生はつくり出せます。

勇気を出してのあなたからのメールを、
一ボランティアの私はしっかりと受け止めます。
メール、お待ちしています。

愛情くん

 

aijyou-kun@mail.goo.ne.jp

 

 

 

 

 

 

 

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