queue de cochon

paris在住のコブタのつぶやき 

感動の再会

2007-10-27 | Au petit cochon
大切な人との別れ、楽しい友人との出会い 
また、離れて暮らすことや自分にとって一生ものだと思える人たちとの出会い...
明日、誰に、どんな人に出会えるのか分からない。

とある日、毎日遊んでいた幼なじみが、同級生がお店にやってきてくれた。

見かけは成熟した大人の女性である。
仕事をして、素敵な恋をして結婚間近の彼女らは輝いている。

久しぶりにまた会えた縁。
 
卒業式のあの日、また会おうなんて言ってたのに...
と自分から連絡をとれずに、本当は会いたかったという気持ちを忘れようとしたり、思いでとしてしまってしまおう。
そう自分に嘘をついて今まできたこと。

結局、自分らしさって...


レンタル彼氏

2007-10-23 | Au petit cochon
もともと、母は彼のことを気に入ってたし、私自身彼がどれくらい良い人なのかを親に知って欲しくもあったので
一日彼らはデートをした。

実は、私もフランスで彼のお父さんと二人でデートとまでは行かないが、某有名コニャックの工場見学を案内してもらったことがある。
そこで、彼の一部分はやっぱりこのお父さんにもらった何かがあることを感じた。
それはやってみないとわからない何か。である。
普段、とてもシャイで口数の少ないお父さんだけに二人だとお互い何か話さないと。という空気が流れる。
彼の実家で(彼抜きで)ホームステイしてる時だったので、何かと話しやすい彼のお母さんとばかり話していたと
もう少しお父さんとも話したいなあ。とそのデートの時考えたり。

母と彼は何を感じたのか分からないが、前よりもっと仲良くなったのは事実である。

めばちこ

2007-10-23 | Au petit cochon
ものもらいが出来た。

折角早起きしたつもりが睡眠不足と身体は判定した。
まあ、大したことではない。

でも飲み過ぎが原因であったりするらしい。
インターネットで情報を調べてみた。
色々ぴったりあてはまる。

昨日は私のお店で東京からいらっしゃたお客様と福岡、和歌山のご出身の方々で各地方話で盛り上がっていた。
その東京からの方は5代続くちゃきちゃきの江戸っ子(子?)で、そういう人はあえて東京人だとは自慢(?)せず、
隠しているぐらいだとおっしゃられていた。
よ、余裕なのか!?
あの人の多さも多いと感じず、住みやすいだとかあの東京のややこしい鉄道の図が頭ん中に収まっているだとか。
もう何故か羨ましくて仕方がなかった。
おっとこの辺りが東京人(本当の)から、大阪を地方扱いされている原因では?っと。
じぇらしいですね。

私はフランスでも各地方の”お国自慢”に興味があるが、我が日本もなかなか面白いではないのかな。とやっと気づいた。

そして、次の旅の計画を練り始める。ヒッヒッ


musique

2007-10-08 | Au petit cochon
場所は中之島の中央公会堂。13:30からのヴァイオリンリサイタルに行きたかったのだが、前日ちょっと飲み過ぎてしまい朝起きることが出来なかった為、残念ながら断念。
でも15:00からの天才ピアニスト 北村朋幹リサイタルには何としてでも...と彼氏と自転車でダッシュし無事当日券を購入し入場。

大阪に生まれ育ち、外観は写生会で描いた記憶があるが中に入るのは初めて。
案外綺麗なんだと感心しつつ、早く聞いてみたいという思いでいっぱい。

演奏が始まってから感じていたこと。
子供の頃、習っていたピアノの音色に懐かしいというのとはまた別に、一つ一つの鍵盤の重なり方でこんなにもいろんな表現が出来るのかとそして彼の若さから溢れる強さとまだ大人に成りきれていないちょうど開花している途中の花のような危うい繊細な部分とが絶妙なバランスで彼の世界へ連れられていった。

ふっと我に返ったとき、夢から覚めたときのような、別の世界と行き来しているような奇妙な感覚だった。
昔に外国で作られたメロディー、今でも引き継がれていくことへの感謝とこれからも光らせ続けて欲しいという願い。
ここで出会えた偶然。
音を楽しんだ。心が安らかになる。
極上の時間。贅沢な日曜の午後の過ごし方。
人間は人間をこんな風に感動させることができるのか。私に出来ることは...?

あっという間に時は過ぎ。

「明日はどんな演奏があるの?」
と聞いてきた彼に、
「クラシックはそんなに興味がない。と言っていたのは誰だったっけ?」
と意地悪な質問をしながらまたパンフレットを見返す。

「じゃあ、明日は早起きして仕込みなど早く済ませてまた来ようか。」



哲学

2007-10-03 | Au petit cochon
いやあ、最近ちらっと見たTVかなんかで言ってたけど、10分毎にblogを更新して読者の気を引いてるっていうのが何だとか。まあ、ご苦労さんです!
って思うけど、あたしはそれなりに忙しく、充実した毎日を送ろうとしてるのに、PCの前に座りっぱなしじゃあ、持病の腰痛も悪化しそうだしそれほど楽しくも無さそうだしで、blogっていうのは書きたい!て時にさらっと書くほうが、読んでくださる方にも失礼にならんのではないかと思う、がまああいい。

さて、昨夜も行きつけの居酒屋に彼とAM1時前だったかたどり着き、いつものほんわか優しい笑顔のサーヴィスのお姉さんにご挨拶しつついつもとあまり変わらぬ私らの好物(茶豆とか酢牡蛎とかゴウヤ豆腐の醤油炒めetc…)を注文し、ほろ酔いで家路に着いた。

そうして、酔っ払いの会話が始まった。

「あんたはいつも単純で、あんまり哲学的な話ってしいひんよなぁ??」
と私はいちゃもんをつけ始める。

「じゃあ、自由って何だ?説明してみてよぉ」
と彼。

「自由ってのは、思うがままにやりたいことをやる。他人の目を気にせずに。そいうことやろぅ?」

というと、
「じゃあ、殺人でも何でもやっていいわけ?俺は、他人に迷惑を掛けずにやりたいことをやることだと思う。
 じゃあ、幸せって何?」

(もう、やっぱこの人フランス人だわ。面倒くさいぁ…。)とは思ったが、
「不幸じゃなければ幸せなんじゃない?」

と答えたら案の定、
「幸せでも、不幸でもない人は?」

「だからー、不幸な人以外は幸せってこと!」

「ふーん。僕は現状に満足しているひとのことだと思う。
 じゃぁじゃぁ、人生って何?」

「…死ぬまでの生活。え、あんたはどう思ってんの?」

と聞くと、


「…愛。」

はぁ。案外考えはあるらしかった。
辞書をチラッと見てみた。

自由とは、心のままであること。思う通り。自在。
一般的には責任を持って何かをすることに障害(束縛・強制など)がないこと。
…と続く。

幸せとは、幸福。幸運。さいわい。また、運が向くこと。

人生とは、人がこの世で生きること。人間の生存・生活。
人がこの世で生きている間。人の一生。

フランスの辞書ではどういう説明が付くんだろうか?

だいたい似たようなことがかいてあったが、”幸せ”のところに、
<何かを始めて成功すること。>
と書いてあったり、”人生”のところに、
<人の生活で遭遇する様々な出来事。>
と書いてあった。