世相を斬る あいば達也

民主主義、資本主義とグローバル経済や金融資本主義の異様な違いについて

●自民大敗 敗因は数々あれど ”安倍”への嫌悪憎悪が最大

2017年07月05日 | 日記




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●自民大敗 敗因は数々あれど ”安倍”への嫌悪憎悪が最大

今回の都議選の総括、多くのメディアが実しやかに論じている。自民党関係者やマスコミ各社、多くの論者も、各々ピーチクパーチクさえずっている。しかし、本質は都民が“安倍晋三”に“うんざり”して、“嫌悪感”を抱いてしまったことだろう。特に、女性陣からの声を聞くと、“鳥肌が立つ”レベルのようなのだから、小林よしのりの勘は正しい。

逆に言うと、現時点であれば、自民党は容易に立ち直れるということだ。安倍晋三一派を粛正すれば良いだけのことだ。しかし、これは言うは易くで、最大派閥の細田派が頑張る以上、そう簡単に安倍の首は取れないことになる。都民、いや国民が“嫌悪感”をおぼえてしまった安倍晋三の顔を、“NHK”や各民放のテレビを通じて各家庭にお届けする限り、この“嫌悪感”は“憎悪”変るのは確実だろう。

安倍やその取りまきは、安倍晋三が国民から“嫌悪感”をおぼえられ、その感情が“憎悪”に近づきつつある事実を、強く認識すべき水準に達している。おそらく、安倍と距離を置く自民党議員の多くは気づいているだろう。しかし、容易に、そのことを声高に主張できないのが小選挙区制の重大な瑕疵のようだ。政党助成金の配分権限と党公認権が官邸にあることは、権力の集中を助長している。権力集中が起きないように三権分立等々の民主主義の根本を覆す制度設計になってしまったようだ。

*それでも、民主主義に心ある政治家の集団であれば、議会制民主主義を堅持する“矜持”と云うもので、支えられるんだが、この矜持を根本的に持っていない政治家集団に権力を握られた時、民主主義は根底からひっくり返されることとなるのが、安倍内閣によって証明されている。この根源的問題点は、安倍首相との関係が近ければ近いほど感じることはないので、おそらく、官邸内部から自浄作用が起きることはないだろう。

ちまたで噂されている内閣改造だが、小泉進次郎を大臣に起用、橋下徹を民間総務大臣或いは地方再生相に起用するなど、内閣改造で、ありとあらゆる手を打ったとしても、安倍晋三がテレビ画面から消えない限り、安倍への嫌悪は自民への嫌悪に変り、安倍への憎悪は自民への憎悪に変質してゆく。このような政局は、一時的に日本政治に大混乱をもたらすだろうが、筆者は、それはそれで必要悪なのだろうと受けとめる。カルト的な執念と経済至上主義、企業優先、金持優遇主義に突き進む安倍を中心とする自民党が憎悪され、社会主義的勢力が保守勢力の岸辺を脅かす緊張感ある政治状況は、政治に真剣さが加わるわけで、優れた政治をわが国にもたらしてくれるかもしれない。


≪ 安倍首相への「嫌悪感」が浸透してきた
今日、発売の「SAPIO」『ゴーマニズム宣言』では、眞子さまの婚約のことと、安倍政権の禍々しさについての2本立てを描いている。
今回の都知事選で安倍政権にNO!を突きつけた都民も、わしが描いた安倍政権の「禍々しさ」を感じていたことになる。
安倍首相への「嫌悪感」は、一般国民の間に随分浸透してきた。
安倍首相ドアップの選挙ポスターを貼るのを、拒否する店舗や家まで出てきたほどだ。
わしが訪れる店の店員や主人も、わしの政治的立ち位置を知らないのだが、口々に安倍首相が嫌いだと言い始めた。
ようやくここまで来たかと思う。
だが、安倍首相も、政権を支える議員たちも、まだこの生理的「嫌悪感」に気づいていない。
今後の偽善的セリフや振る舞いで、誤魔化せると思っているようだ。
果たしてそうか?
政策よりも人物への「嫌悪感」の方が上回ったら、鳩山由紀夫と同じ運命を辿ることになる。
それにしても権力ラブの三浦瑠麗や松本人志は、これまで安倍首相を無理スジの相対主義的な詭弁を弄して擁護してきたわけだが、この庶民的な「嫌悪感」に気づかなかったのだから致命的である。
≫(小林よしのりオフィシャルサイト)


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