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野田の“冷温停止状態”収束宣言風前のともし火か 福1原発2号機、79.1度に上昇
*福島第一原発の原子炉圧力容器底部の温度計のひとつが、ここ1週間ほどアップダウンと挙動不審な計測温度を示していたが、ついに冷温停止状態とは言い難い80度(温度計誤差20度)に限りなく近づいてきた。温度計の故障もあり得るが、原子炉圧力容器内に残存する溶解した核燃料の欠片の一つに充分冷やすだけの水が掛かっていない可能性も出てきた。
*おそらく、原子炉圧力容器内の残存核燃料が少なければ少ないほど、緊急のリスクは回避できるのだが、2号機内の核燃料が充分に溶融せず、半端に残されている事態もあるだけに、予断を許さないようだ。
*仮に残存核燃料の再臨界が起きたとしても、重大な放射能放出が起きるリスクは少ないが、掛けている水が沸騰するリスクがあり、他の残存燃料への影響も懸念される。おそらくホウ酸の注入とかで、様子を見るしかないのだろうが、野田佳彦の冷温停止状態宣言の根拠が崩れることであり、政権基盤が崩壊しかけているだけに、ダメージは計り知れない。
≪ 福島第1原発:2号機の温度、79.1度に上昇
東京電力は12日、福島第1原発2号機の原子炉圧力容器底部にある温度計の一つが、同日正午現在で79.1度に達したと発表した。昨年12月の 「冷温停止状態」宣言後で最高値。温度計の誤差を考慮し、80度を超えると「冷温停止状態」の条件を満たさなくなる。東電は温度計の故障もあり得るとする 一方、原子炉への注水量を増やす。
2号機圧力容器下部の温度は2月に入り上昇傾向で、6日午前7時には73.3度に達した。そのため7日に原子炉への注水量を毎時3立方メートル増 の同13.5立方メートルとし、一時は約64度まで下がった。しかし再び上昇傾向を示し、11日午後9時には73.3度まで上昇。さらに注水量を毎時1立 方メートル増やし同14.6立方メートルにしたが、効果がないため、12日午後にもさらに毎時約3立方メートル増やす予定。
同じ高さにある別の二つの温度計はいずれも35度前後を示し低下傾向。東電は上昇傾向を示す温度計が故障している可能性もあるとして調査を続けて いる。
東電は冷温停止状態の定義の一つが「圧力容器底部が100度以下」であることから、温度計の誤差を最大20度と見積もって、80度を超えれば地元 自治体に通報すると保安規定で定めている。今回の温度上昇を受け東電は「この温度計の値だけで冷温停止状態でなくなったと判断はせず、他の温度計の値など も見ながら状況を判断したい」としている。【岡田英】≫(毎日新聞)
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