世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

●長谷川幸洋と東京新聞 政権太鼓持ち嘱託社員の扱いに苦慮

2017年02月06日 | 日記

 

誰も書けなかった東京都政の真実
クリエーター情報なし
イースト・プレス


●長谷川幸洋と東京新聞 政権太鼓持ち嘱託社員の扱いに苦慮

 多くを語る話ではないが、長谷川幸洋の官邸広報マンのような態度は、ここ四年ほど観察していたが、到底、ジャーナリスト、新聞人、評論家などと言える範疇を逸脱、安倍官邸のイエスマンであり、広報マン的な役割に徹していた。社内で、おそらく唯一の“親安倍論者”であることは、東京新聞にしては、公正公平報道の立場維持、時には安倍官邸広報マンに、一席設けていることによるメリットを皮算用していたかもしれない。しかし、筆者は何度となく、この長谷川幸洋氏のコラム等には、異論を述べている。東京新聞内でも、当然判ったうえで雇用を継続したのだろうが、今ひとつ、頭をひねる状況だ。今回の経緯は以下の通り。

 読者が、どう思われるか判断の手助けになるかと、過去における、長谷川氏の幾つかのコラムへの批判コラム(拙コラム)を参考に載せておく。

★官邸プロパガンダの請負人 長谷川幸洋が持つ「二つの顔」 http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/a7696bb8c9d9508bc3cadd996ed1ecd2

★化け皮剥がれた長谷川幸洋と軍事専門家が解説、南シナ海の米中 http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/6090170a1279f4b6b6f1badfae4cde1c

★官邸メッセンジャー・長谷川幸洋の解説 本当を書いて嘘で〆る http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/22602703dee850aa2278f840a7266bc0

★長谷川幸洋くんが泣き出した! “中国が~”by 官邸広報官 http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/ba3914ad8216eaeaf14f4e45b79c4af1

★官邸メッセンジャー長谷川 民進党と前原に「悪意の老婆心」 http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/9979daf89c761bb4f3e3467dc9c4b951

以上。

≪MXテレビに「沖縄ヘイト」批判 米軍への抗議活動巡り
 沖縄県東村(ひがしそん)高江の米軍ヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設への抗議活動について報じた東京メトロポリタンテレビジョン(MXテレビ)の番組に、反発の声が上がっている。取り上げられた団体は「意図的な歪曲(わいきょく)」「人種差別的な発言」と指摘し、沖縄の地元紙も「沖縄ヘイト」などと批判。局側は16日、「議論の一環として放送した」との見解を番組で流した。
 番組は月曜午後10時から放送中の「ニュース女子」。東京新聞論説副主幹の長谷川幸洋氏が司会を務め、時事問題についてゲストが語り合う。番組のホームページには「物知りな男はカッコいい! ここは、ニュースを良く知る男性とニュースをもっと良く知りたい女性が集う、大人の社交場」とある。地上波のローカル番組で、東京都内などで見ることができる。
 1月2日の放送で、高江のヘリパッド問題について、軍事ジャーナリストの井上和彦氏が現地の様子を報告した。VTRの冒頭、井上氏は警察署前で抗議活動をしている人を遠くから眺め、「いました、いました。反対運動の連中がカメラ向けているとこっちの方見てます」とリポート。「近づくと敵意をむき出しにして緊迫した感じになりますので、このあたりでやめておきます」と伝えた。  米軍普天間飛行場の移設予定地の名護市辺野古では、抗議活動について車中から「定年を過ぎたような人たちばかりですね」。ナレーションが「万一逮捕されても生活に影響の少ない65歳以上のお年寄りを集め、過激デモ活動に従事させているという」と続いた。
 井上氏がトンネル前に立ち「このトンネルをくぐると建設現場」と説明し、「反対派の暴力行為により地元の住民でさえ高江に近寄れない状況」とナレーションが流れる場面も。
 ただ、このトンネルからヘリパッド建設現場までは直線距離で25キロ。この間ではリゾートホテルなどが営業し、一般の人も自由に行き来している。
 また地元住民にインタビューし「(反対派が)救急車を止めて現場に急行できない事態がしばらくずっと続いていた」とも伝えたが、地元3村を管轄する国頭地区行政事務組合消防本部は朝日新聞の取材に対し「そのような事実はない」と答えている。
 スタジオでは出演者が、高江の抗議活動に加わる人権団体「のりこえねっと」について、「5万円日当」などとも発言した。
 これについて「のりこえねっと」は5日付で抗議声明を発表。団体では、交通費相当の金銭を支給し、現地の様子を発信する「市民特派員」を募っている。「金銭目的で運動に参加しているかのように歪曲(わいきょく)して報道した」と非難した。また共同代表で、人材育成コンサルタントの辛淑玉(シンスゴ)さんを取り上げた後に「韓国人はなぜ反対運動に参加する?」などと流したことについて「人種差別に基づくヘイト発言」と訴えている。団体側への事前の取材はなかったという。
 地元紙の沖縄タイムスと琉球新報は、社説や一般記事で番組を「沖縄ヘイト」などと批判した。沖縄タイムスの与那嶺一枝編集局次長兼報道本部長は「きちんと取材をせずにデマを公共の電波に乗せている。見過ごせば同じような番組が次々に出てきかねないという危機感があった」と話す。

■「議論の一環」MXテレビ主張
 放送法は、番組の編集に際し、政治的に公平であること▽報道は事実をまげないですること▽意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること――などを放送局に対し義務づけている。
 MXテレビは16日の「ニュース女子」放送に続けて「1月2日に放送しました沖縄リポートは、様々なメディアの沖縄基地問題をめぐる議論の一環として放送致しました。今後とも、様々な立場の方のご意見を公平・公正にとりあげてまいります」とテロップを出した。同社の広報担当者は取材に対し「メッセージ以上のことは答えられない」としている。
 番組内でのテロップ表示によると、ニュース女子の「製作・著作」は化粧品大手の子会社。化粧品大手は取材に対し「担当者が不在で答えられない」としている。
 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は13日、MXテレビから報告を求めることを決めた。審議の対象にするかどうか、今後検討する。
 元日本テレビディレクターで上智大教授の水島宏明さんは「『連中』といった言葉を使い、最初から反対派を敵視している。公平な立場で伝えるという大前提が守られていない」と指摘。「沖縄の歴史や基地問題の背景を無視し、バラエティー的な演出で笑いの対象にしていた。伝聞や臆測は伝えないという基本も守られておらず、放送倫理を大きく逸脱する内容だった」と話す。(小山謙太郎、田玉恵美)
 《東京メトロポリタンテレビジョン》
 1995年に開局した東京ローカルの地上波テレビ局。アニメや夕方の情報番組「5時に夢中!」などが人気。日本民間放送連盟の15年調査によると、自社制作の番組が占める割合は25・4%(キー局は約90%)。2004年、NHKの不祥事で当時の海老沢勝二会長が国会に参考人招致された際に急きょ中継したことが話題になった。主要株主はエフエム東京、中日新聞社、東京都など。  ≫(朝日新聞デジタル)

≪東京新聞「深く反省」 副主幹司会「ニュース女子」問題
 沖縄の基地反対運動を伝えた際に人種差別的な発言があったなど批判の声が上がっている東京メトロポリタンテレビジョン(MXテレビ)の番組に、東京新聞(中日新聞東京本社)論説副主幹の長谷川幸洋氏が出演していたことについて、東京新聞は2日付朝刊1面に「深く反省」とする記事を掲載した。中日新聞も同日付社会面で同内容の記事を載せた。
 記事は深田実論説主幹名で、番組の内容について「本紙のこれまでの報道姿勢および社説の主張と異なることはまず明言しておかなくてはなりません」「事実に基づかない論評が含まれており到底同意できるものでもありません」と説明。「他メディアで起きたことではあっても責任と反省を深く感じています。とりわけ副主幹が出演していたことについては重く受け止め、対処します」「読者の方々には心配をおかけし、おわびします」としている。同紙には250件を超える批判や、見解を求める声が寄せられたという。
 問題になっているのは、1月2日放送の「ニュース女子」。反対運動を「テロリストみたい」などと表現し、長谷川氏は司会を務めていた。東京新聞はこれまで、番組の問題点を何度も報じてきたが、長谷川氏については触れていなかった。番組内で「反対派の黒幕」などと名指しされた人権団体の共同代表・辛淑玉(シンスゴ)さんは先月27日、放送倫理・番組向上機構(BPO)放送人権委員会に人権侵害の申し立てをしている。  ≫(朝日新聞デジタル)

誰が「都政」を殺したか? 特別対談 小池百合子東京都知事
クリエーター情報なし
SBクリエイティブ

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