世相を斬る あいば達也

民主主義、資本主義とグローバル経済や金融資本主義の異様な違いについて

支持伸びない“生活” しかし、小沢に“ビビる”自公党首、首を引っ込める新聞テレビ

2012年11月13日 | 日記
果てしなく美しい日本 (講談社学術文庫)
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支持伸びない“生活” しかし、小沢に“ビビる”自公党首、首を引っ込める新聞テレビ

 今夜はニュースバリューの上位から話を進めてみよう。誰が何と言おうと、バリューNO1は、陸山会の政治資金規正法違反による罪が問われた第二審でも“無罪”の判決が出たことだ。嘘の上に嘘を重ね続け、汚点だらけになってしまった日本の司法制度に、“寸止め”の急ブレーキが踏まれた。小沢一郎裁判がギリギリのところで、司法が奈落の底にまで落ちるのを何とか踏みとどまったような判決である。しかし、今回の小沢裁判を通じて、心ある人々に与えた、東京地検特捜部、検察庁、法務省、検察審査会への不信は民主主義と法治の国と云う仮面をかぶった“似非モノ”であることを表面化させた。

 最高裁事務総局も、幾ら面の皮が厚い連中の集団だとしても、司法の最後の砦くらい死守しなければと云う心境に至ったのだろう。時の自民党麻生政権から発せられた国策捜査の顛末は、検察の大失態と云う形で幕を閉じようとしている。出来る事なら、素人集団に強制起訴件を与えた“検察審査会制度”の制度不備を落とし処に決着させようと云う、法務省、マスメディアの結託がみられる。出来たら、法務省・検察や国策を黙認した麻生太郎や森英介法務大臣(当時)に類が及ばない事を祈っているようだ。麻生太郎や森英介法務大臣(当時)への追求は容易ではないが、検察庁、検察審査会制度の在り方は、あらためて問題になって行くだろう。今回の小沢事件で、逆に最も活躍したのはマスメディアである。彼らが、真実を伝える誠実さを持っていたなら、検察のドジだけで済んだものを、喧騒的物語混じりの報道の所為で“冤罪つくり”に重大な影響を及ぼした罪は万死に値する。

 しかし彼らは馬耳東風だ。そんな昔のことは俺たちの記憶にもないと言わんばかりの報道姿勢に徹している。言論の自由、報道の自由を盾に、民主主義や法治を土足で踏みつけたのが、こともあろうか大手報道機関のテレビ新聞であることは忌々しき日本の病巣である。彼らがいなければ、法務検察も政治的効果の薄い枝葉末節な捜査に着手しなかっただろうし、検察審査会が興奮する事もなかった。まるであの時の喧騒報道を見ていると、魔女狩り以外のなにものでもなった。営業上はかなり厳しい状況になっているだろうが、報道機関神話は未だ脈々と生きているわけで、まだまだ死ぬとは思えないのが現実だ。日本の司法から冤罪を無くしてゆく処方箋の中に、記者クラブを中心とする官報報道体制の除去は避け難い。政治家がマスメディアと戦うと云う事は、小沢事件を見ても判る通り、容易ならざる決意が必要になる。並の政治家には到底期待できない病巣の外科手術に違いない。ネットメディアも、彼等を追い詰めているが、報道の拡散範囲は限られており、2世代くらいの時間は要すると思うと思う。

 さて2番目のニュースは自公政治家の、この小沢無罪判決に対するコメントだ。真っ当な政治家であれば、法治国家の司法制度の中、二審も無罪の判決が出た永田町の仲間である政治家に、「無罪ですか、ヨカッタですね」程度の不熱心さで慇懃に応えるのがならわしの様なものなのだが、こと小沢一郎の名前が出ると、身構える政治家が多いようだ。嫌われていると云う側面よりも、怖がられている側面が多いのだろうな、と肌で感じる。安倍自民総裁は「(残念ながら)こういう判決になりそうだと思った。しかし、無罪と無実は別だ」等と、法治国家の政治家とも思えない発言をしている。石破も同様に「有罪と断定できない無罪だ。国会で説明責任を果たすべき」と吠えている。法律の判らぬ馬鹿二人ならいざ知らず、弁護士資格を持つ、公明党の山口なども「裁判所の判断は尊重するが説明責任は残っている」と執拗である。結局、何時まで経っても、小沢一郎の影におびえていると云う症状が現れている。支持率1%にも満たないとNHKが世論調査で公表しているのだから、ドンと構えたら良いものを(笑)。

 三番目がNHKの世論調査の数字についてだ。民主が12.7%、自民が25%、国民の生活が第一が0.8%、公明党が3%、みんなの党が1.2%、共産党が2%、社民党が0.5%、維新の会が1.6%、支持政党なしが45.8%だそうである。これを見たら、自民、公明は楽勝、楽勝、個別の選挙運動もしなくていい選挙情勢になりそうだ。まぁ捏造マスメディアのやることだから、支持政党なしの数字を大きくしておくことで、現実とのかい離をエクスキューズする腹づもりなのだろう。筆者の知る政党支持率を以下に記しておく。 民主:8、自民:20%、生活:5%、公明:1.5%、みんな:0.8%、共産:1.2%、社民:0.5%、維新:1.2%、支持なし61.8%となっている。いずれにせよ、勝負は45~60%近く存在する支持なし層への浸透度が決め手となりそうだ。まだまだ、“生活”には伸びる余地はあると云う事であり、マスメディア・ナッシング戦術の割には、既に善戦しているとも言える。

 4番目は解散総選挙。野田本人が解散の“か”の字も語っていないのに、マスメディアの憶測捏造報道のお陰で、解散風が永田町に吹いているのはたしかだ。しかし、政治生命を懸けた消費増税が不成立の場合は、議員辞職を考えていた等と、嘘の上に嘘を重ねる“ウソと云う化け物”の生まれ変わりの様な奴、解散風を吹かせて、野党自公を前のめりにして、会期延長を画策し、特例公債法案から、衆議院の定数削減、国民会議成立、出来たら予算編成にも腕を突っ込み、野党自公の焦りを利用しようと云う魂胆だろう。年末ギリギリまで解散を引き延ばし、年明け総選挙なら、“ウソと云う化け物”の面目躍如と云う事になる(笑)。輿石に面と向かい逆らう事は野田には出来ない。200近い議員の職を奪う選択、永田議員を見殺しにした精神力から行けば“屁の河童”の決断だろうが、200人分の政党助成金をみすみす捨てるような馬鹿は絶対にしない。最悪でも年末解散、年明け総選挙。出来れば、4月解散、5月選挙に違いない。

 5番も6番もなく、9番目辺りに石原慎太郎の珍党結成があるらしい。どうでも良いが、“太陽の党”には参っちゃうね(笑)太陽の季節をもじってのネーミングのようだが、芥川賞選考委員であった吉田健一は「体格は立派だが頭は痴呆の青年の生態を胸くそが悪くなるほど克明に描写した作品」と酷評したが、石原慎太郎は老人になっても、吉田健一氏の酷評通りの男とあいなっている(笑)。炯眼だね~。“障子破り党”も勢いがあり良いと思うのだが?太陽の党、なんだか岡本太郎が生きていたら、殴られそうな名前だ。まぁ倒れない程度にやってみなはれ!“老々男々”

笑う親鸞 ---楽しい念仏、歌う説教
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