世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

検事総長は国会同意人事に

2010年01月17日 | 日記


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検事総長は国会同意人事に

小沢幹事長が
『「到底容認できない。日本の民主主義は暗たんたるものになる」と厳しく批判、検察当局と「断固として戦っていく決意だ。全面的に対決していきたい」』と発言すれば、

鳩山首相はそれを受けて『どうぞ戦ってください』と異例のエールを贈った。これで筆者の危惧している「小沢見殺し」と云う心配はなくなった。

各マスメディアは即刻反応、反民主、反鳩山、反小沢一色に染められている(笑)お見事な暗黒色だ。

先ずは17日午前〇時現在の各メディアのお題目を拾ってみた。

*土地代は「個人資金」と小沢氏説明 石川議員側と違いも(朝日新聞)
(銀行に積み立てていた4億円を下ろして「タンス預金」にしてたんだよ!何もイチニのサンで動かすとは限らんだろうが、バカ者!AクンとBクンが一言一句間違わない証言のうほうが怪しい、何年記者やってるんだ、ドアホ!)

* 「小沢氏は説明を」 地方議員・立候補予定者らに波紋(朝日新聞)
(無理やり「説明責任」を捏造している。党大会前に聞いた話でお茶を濁した)

* 首相の「どうぞ闘って」に不見識・不用意と批判(読売新聞)
(佐伯と云う爺様一人の意見が掲載されているのみ(笑))

* 小沢氏 幹事長辞任は不可避(東京新聞)
(最近の東京新聞編集責任者の頭は狂っている)

* 小沢氏「裏金一銭もない」 強気の発言次々 (日経新聞)

* 「裏献金」3日後に5千万円 陸山会口座に石川議員が入金(共同通信)
(そのように水谷建設のおっさんが話していると云う事だけの記事)

* 民主・渡部恒三氏ら「7奉行の会」(時事通信)
(いかにも反小沢が組織的に動き出したかの印象、これからの風当たりに注意せよという黄門さんのレクチャーの飲み会だよ)

* 小沢氏に「戦って」と首相、資質に疑問符(産経新聞)
(だからどうなのよ?それより貴社のジャーナリズムの資質の方が重大問題だ)

* 渡部恒三氏らが会合 小沢氏続投にだんまり(産経新聞)

* ネット調査「小沢氏辞職を」7割
(何とあの孫正義のヤフーの統計だってさ!笑)
まぁ興味のある方は覗いてください。その貧弱な記事の内容に愕然とすること請け合いである(笑)


此処まで来ると、「民主党対検察庁及びマスメディア」と云う対決姿勢が鮮明になって来たと云う事だ。
勿論、民主党議員の中には鳩山・小沢・菅体制に不満の輩もいるだろう。しかし、この三人に面と向かって闘いを挑むほど腹の決まった政治家は存在しない。ちょっぴり拗ねる不平分子に過ぎない。

さてそれでは今後はどうなるのかと云う問題になる。国会は相当に紛糾するだろうが、この3巨頭の意志がはっきりした以上、最後は強行採決連発で乗り切る事になるだろう。
与党が上げる補正予算、本予算共に国民の生活に直結した法案である。国民生活に責任ある与党は、己の信念で作り上げた予算を野党欠席でも粛々と成立させればそれで良い。

それでは小沢資金問題で逮捕された石川議員他2名の命運はどうなるのか?常識的には拘留期間終了の今月25日に釈放されるはずだが、ゲロしない3人?に頭に来て、拘留延期を裁判所に出すかもしれない。しかし、事実は事実でそれ以上のモノはない。

石川議員は間違いなく小沢から4億円を受け取ったのだろう。水谷建設の5千万+5千万はガセネタである(笑)では石川議員は何故小沢からの4億円を不記載にしたのか?
鬼のような先生に仕える叩き上げ秘書(石川議員)の習性である。「忖度」というヤツだ。「こんな大金を現金で先生から受け取ったことは書かないでおこう」習性が為させたエラーである。そのことは石川議員も認めているので、その分の罰は受けるしかないだろう。

同じような時期に水谷建設の元会長なる人物が石川と大久保に5千万ずつ渡した。東京地検特捜はその計1億が土地購入の原資の一部だとストーリーを描いているようだ(笑)札束に印でもつけてあったのか?この1万円は誰からの1万円、こっちは誰からの1万円、お前たちは馬鹿か!それにだ、このような証言が流石の裁判所でも採用される可能性は極めて低い。証言者の信頼性が問われる事は当然である。

人間と云うも、預金も引き出しも、1万円、5万円と云う単位で行う事が多いものだ。それが小沢事務所では1千万、5千万、1億と云うのが日々の引き出し、預金の単位と云うに過ぎない。
まして、与党の現幹事長が「貯め込んだ金であり、何処どこ銀行の何支店の預金口座に積み立てた」まで検察に報告している。これが「説明責任」そのものである。

仮にマスメディア、芸者コメンテータや野党の言う「説明責任」は捏造報道、憶測報道に対してがほとんどである。
それは「お答えできません」「各社の各記事につき、それぞれ責任者を参考人招致、答えて貰うのが筋でございます」と応じておけば良いだろう。
この3人の逮捕された人たちには気の毒だが、有罪になる確率は驚くほど低いので、検察ファッショに耐えて頂くことを祈るのみである。

鳩山・小沢・菅ラインは、検察の2.26事件ではないが「小沢逮捕」と云う身柄拘束までが念頭入っているだろう。自分たちだけが「正義」」だと思い込んでいる。たしかに何をするか判らないと輩だと考えておく方が正しい。「キチガイに刃物」と云う現状は「小沢逮捕」も充分にある。

まぁ一般的には此処で「指揮権の発動」と云う天下の宝刀もあるだろうが、案外その刀を抜かない可能性もある。
それは世論の動きへの読みである。「指揮権発動」と「小沢逮捕」のどちらが世論を動かせるか?
検察の限りない横暴、検察国家の解体を国民が望む可能性等など勘案、判断されるものと思われる。

おそらく参議院選終了後、最高裁判事、検事総長、検事正レベルの国会同意人事が法制化されるのだろうと考えている。
おそらく樋渡検事総長の小沢への抵抗は可視化を含むこの法制化の阻止なのだろうが、小沢が死んでも鳩山と菅が残る。もう無理ですよ、観念しなさいと忠告したい気持である。

以下は共同通信の民主党党大会に関する記事である。参考までに掲載しておきます。

≪ 『小沢氏、検察と全面対決へ 続投「捜査容認できない」』 民主党の小沢一郎幹事長は16日午後、都内で開かれた党大会で発言し、元秘書で衆院議員の石川知裕容疑者らを政治資金規正法違反容疑で逮捕した東 京地検特捜部の捜査を「到底容認できない。日本の民主主義は暗たんたるものになる」と厳しく批判、検察当局と「断固として戦っていく決意だ。全面的に対決していきたい」と表明した。同時に幹事長続投の考えを重ねて強調した。 鳩山由紀夫首相(党代表)も小沢幹事長体制を維持する方針だが、自 民党など野党側が、18日召集の通常国会で首相の偽装献金問題と合わせて攻勢を強めるのは必至。小沢氏は、党大会での続投表明で党内の一部にある幹事長辞 任論を封じ込めたい考えとみられるが、捜査の進展や国会での予算案審議の行方によっては辞任を求める動きが強まる可能性がある。 首相は「どうぞ戦ってください」と、行政トップとしては異例の言い方で小沢氏を擁護しており、野党は首相の責任も追及する方針。  小沢氏は党大会で予定されていた党務に関する報告を、自身の資金管理団体の土地購入をめぐる事件の経緯説明に充てた。この中で「何ら不正なお金は使ってい ない」と強調し、購入費は「積み立ててきた個人の資金」と説明。一方で「(政治資金収支報告書に)記載の間違いはあったかと思うが、形式的なミスはほとん ど修正、訂正で許されてきた。党大会に合わせたかのように逮捕された」と検察側への不信感をあらわにした。 進退については「職責を全力で果たしていく」とし、この後、記者団には「こんなやり方をされて幹事長を辞するつもりはない」と述べ、夏の参院選勝利を目指す意向を示した。(共同通信)≫

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