~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

オープン参加!!イベント・おはなし会・ワークショップ情報!!

★月宵語りカフェコンサート♪9月30日(土)18時開演大人3000円こども500円★国立市・火曜語りの会。参加費1000円 ★nonowa国立ペーパーウォール「やえちゃんのたのしいよみきかせ」9月24日(日)11:00~(参加無料)★わらべうたの会『わらべの会』*無料どの地域からも参加できます。 ★国分寺市『シルバー向け語り講座』毎週水曜日9:30~11:30 *参加資格60歳以上の方 わらべ歌・絵本・詩・文学様々に、声の表現を楽しみます。 ★グリムの会WEK講座(わらべうた・絵本・語り)詳細は後日お知らせいたします。 ★2017年、おはなし会・保育士研修・わらべうた・絵本・素話講座、ご依頼お待ちしております。 全国どこへでも参ります! プログラムや形式などお気軽にご相談ください。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

やっぱり夏目漱石

2008年10月30日 | 本の紹介いろいろ
「吾輩は猫である。名前はまだ無い」
あまりに有名な夏目漱石の『吾輩は猫である』の冒頭の一行。
今日の朝刊の記事の書き出しです。

小学五年生の少女だった向田邦子さんが、初めて読んだ大人の小説で、それから、学校に行くのも惜しいくらい夢中になって漱石を読んだといいます。
漱石に大人扱いされている感覚だったらしいです。
後に、向田さんは、「初めて手にした本は、初恋の人に似ています」と書き残しているとの記事を読んで、懐かしい気持ちになりました。
その言葉をとても素敵だと思い、本当にそうだなあと思ったことがあったからです。

向田さんは好きな作家のひとりです。飛行機事故に遭って亡くなった報道は、今でも覚えています。
大事な作家さんが亡くなったんだぁと13歳の私は思っていました。

大人の小説。絵本、児童書、小説と扉を開いていくとしたら、私の最初の大人の小説の一冊はなんだったでしょう。
小、中学の教科書で読んだ、芥川や井上靖、太宰や森鴎外は、文学との出会いではありましたが、自分で選んだわけではないですね。

自分で選んで読んだのは、やはり夏目漱石の『こころ』でした。
中学一年生の夏。夏休み、初めて、一冊読んだのですが、なんだか暗い作品だなぁと、まるでよくわかりませんでした。
でも、じーんと重た苦しい感じ、人が悩んでる感じが残り、夏目漱石って難しくて複雑な人だなぁと思ったことは覚えています。
夏目漱石の作品で一番読んでいるのも『こころ』です。
今は、随分その作品のことでいろいろ言えるようになりましたけれど。

私も、やはり「夏目漱石」からだったのでしょう。

11月9日までは、『読書週間』ですね。
本を読むにはとてもいい季節です。
落ち着いてます。

三連休は、文庫を何冊か手に、あちこち紅葉狩りに歩きたいです。


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ニュースです

2008年10月28日 | おはなし会・語りの会
美味しい新米を毎日いただいております。
根菜の煮物やお魚、お豆腐、青菜のおひたし、かぶのお味噌汁などの和食が、何と言っても大好きなのですが、
今日は、タコスです!

チリコンカンとサルサソースを、たっぷりレタスの上にのせて、トルティーヤで包み、パクッとかぶりつきもぐもぐ食べます。

お家で食べると、まるまる太ったタコスちゃんになってしまいます。
分けて、いろいろのせたらいいのに、全部のせたくなっちゃう・・・。

和食が一番好きですが、実は、自分で作れるものは、多国籍になんでも好きなのです。
最近はベリーダンスの影響で、エスニック料理にも詳しくなってきました。

アラビアンナイトをはじめ、ペルシャのおはなし、トルコのおはなし、エジプトのおはなしなども皆さんに届けたいなと、いろいろ読んでいます。
エキゾチックな素敵なおはなしがたくさんあります!

それから、ニュースがあります
長くお待たせしていました大人のお話し会ですが、そろそろ始まれそうなのです!
というか、決まりました

先日の「木のかたりべ」、とても喜んでいただけた様子で、二ヶ月に一度くらいのペースでやっていけたらと
その名も第二回「木のかたりべ」になりました

その会では、ちょっぴりお酒なども飲みながら、私の語りの部屋で物語の世界を皆さんと一緒に楽しむような会になります。
忘れていた少年時代が甦ってくるかも知れません。
「思い出してください。あの日のあなた・・・」から始まる素敵な大人のお話し会にしたいです

この大人の会ができるのも、「木のかたりべ」を企画してくださった「国立本店」店長の和久さんの一言が始まりです。
絵本や童話の世界を純粋に「至福の時間でした」と言葉をかけてくださいました。
そして、この企画を続けていってくださることになったのです。
ありがとうございます。
古書店という大人の世界にぴったりな、静かな柔らかい空間で、皆さんにまた逢えること本当に嬉しく思います。

「木のかたりべ」第二回は、12月13日(土)18:30ころからになります。
詳しくは後日お知らせいたします。

風邪をひいている友人が何人かいます。流行ってきましたか?
みなさん、気をつけてくださいね


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ハロウインinくにたち

2008年10月27日 | 日々徒然
日曜日、国立で商店街のハロウイン祭がありました


仮装教室、フェイスペイント、ステージでは一橋大学のアカペラサークルのライブ、仮装コンテストなど行われ、会場は、仮装した街の人たちでとても賑やかでした。
みんなユニークな衣装を着けていました。ほとんどが、お母さんの力作です。
私もインタービューさせてもらい、写真を撮ってきました!

(*写真は掲載の許可をとっています。)

 ザ・かぼちゃフレンズ!もちろん手作りです。

 ただのくらげではありません!ノーベル賞のあのくらげよ! 

 もうびっくり。何度も足もと見ちゃいました!

 かっぱちゃん

 素敵なファミリー


こちらは、一橋のアカペラサークルに所属している「どんぐり」

♪「となりの トットロ トットロ~~」

「どんぐり」は、ジブリ音楽を楽しく素敵にアレンジして、きれいなハーモニーを聞かせてくれる五人組。
若いエネルギーがまぶしい
11月の2,3日に一橋祭で歌うそうですよ。
お時間のある方は、お散歩がてらぜひ、聴きにいってみてくださいね。
素敵な声を持つ、個性溢れるどんぐり諸君です。
おなじみの曲がいっぱいで、きっと、一緒に歌いたくなりますよ


 「どんぐりと山猫」
年の差20才以上のメンバーとのショットは照れまする じゃなく、うぅぅ~~キツイ・・・

以前、このアカペラサークルの「リボルバー」というグループと、子どもたちのクリスマスコンサートをやりました。
語りとアカペラはとっても相性が良いのです
なので、近い将来、共演することがあるかも・・・です。
お楽しみに


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第7回 生きがいセンターひかり10月おはなし会

2008年10月24日 | 高齢者の会
今日は、朝からお昼過ぎくらいまでひどい雨でしたね~~
生きがいセンターひかりは、メンバー全員が高齢者の方たちの会なので、お天気が悪いと、皆さん、足もとは大丈夫だろうか?体調を崩している方はいないだろうかと、いろいろ心配になってしまいます。

センターに入ると、係りの方が「振り込め詐欺」の新手口についてお話ししていました。
私も引き続きご挨拶しながら、「ここ何日か、食物を喉につまらせて大変な事態になってしまう事故が続いています・・・・・・・。秋はいろいろ美味しいものがたくさんありますが、良く噛んでゆっくり味わって食べてくださいね。」
と、バイオリンの「愛の挨拶」の前に心配ニュースから始まってしまいました。

 リコーダーのあと、「里の秋」を一緒に歌ったり、金子みすずの詩を一緒に語ったりしました。
皆さん、口をよく動かして、しっかりと発音し、とってもいい声なのです。
火・金のクラスは男性もいるので、やはり響きが広がります。
こういうことを続けていくことも、健康を維持することにつながるのかもしれませんね。

さて、今日のプログラムです。

1.リコーダーデュエット「里の秋」

2.詩 『石ころ』 金子みすず

3.絵本『鬼子母神のはなし』

4.絵本『めぐろのさんま』

5.ひみつの玉手箱 「虫の声」

6.朗読『おこんじょうるり』

今日は、最初の絵本『鬼子母神のはなし』から「お参りにいったことがある」話しの中にでてくる「ざくろを食べたことがある」「ざくろがすっぱくてあまり美味しくない」から「あけび」の話しなり、「あけびは甘くて美味しい」甘くて美味しいは今年の栗となり「栗」の話しにという具合で、なかなか二冊目にいけないほどでした。
初めて、終了時間がオーバーしてしまいました。

私よりも、うーんと上のおじいちゃんおばあちゃんの話を聞くのは楽しくて大好きです。1時間半があっという間に過ぎてしまいます。
今度は、水曜クラスのグループも仲間入りするそうです。
水曜日はどんな方々のグループでしょう。
それぞれ、個性があるのです。
嬉しいですね。楽しみです。

楽しい時間をありがとうございました。また、元気でお会いしましょう。

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ゴーシュの会

2008年10月24日 | 趣味話
第三木曜日の夜は「ゴーシュの会」、宮沢賢治の勉強会の日。
この会は、賢治の作品を読みながら、いろいろ語り合い学び、さらに賢治を愛する会です。
賢治の言う、透きとおった本当の食べ物を夕食として食べにくるメンバーが集まっているのだとひとり思っています。

さて、今回から『銀河鉄道の夜』を読んでいきます。まずは、1から4章まで。
 (偕成社)

1.午後の授業~2.活版所~3.家~4.ケンタウル祭の夜までです。
導入部分とされ、現実と夢の狭間のような出来事、星の話の授業中というところから始まっています。そして、物語の主要メンバーがほとんど登場するところです。

今日の箇所が読み終わると、それぞれ、感想はもちろんですが、「賢治はどうして午後の授業から書き出したのか」「登場人物の名前の不思議」「ケンタウル祭とは」など、いろいろな質問を投げかけ、活発に意見しあいます。
年齢は様々ですが、学生の頃のゼミより活気があります。
星にとても詳しい方がいて、星の話もたくさん聞けましたし、すばらしい天の川の大きな写真も持ってきてくれました。

先生は、生徒の台詞、ジョパンニの様子、言葉から、賢治の孤独、愛別離苦についてお話をされ、賢治の童話全般に見える影の薄い母親像、母親と牛乳の意味なども考えてみる点だとお話ししていました。
この物語は考え出したら限がない、深いもの、また未推敲の作品とも言われているので本当に不思議で分らないことも多いです。
想像することでひとつひとつ納得していくしかないものです。
これから年内くらいはこの『銀河鉄道の夜』のことを、歩いては考え、夜がきて星空を見上げては考えることが多くなりそうです。
毎年、りんどうがきれいに咲くような頃は、賢治の星のでてくる作品を読みたくなるので熟読するにはとてもいいし、この作品を読み進める中で賢治を想うのは非常に良い機会を与えられました。

この作品は私も小学校5年生の時から何度も読んできています。
読んでも読んでも読むたびにいろいろ想うのですが、ここ最近、自分が賢治作品を語りだして思うことは、この作品の書き出し部分のことです。
 
「ではみなさんは、そういうふうに川だと言われたり、乳の流れたあとだといわれたりしていたこのぼんやりと白いものがほんとうは何かご承知ですか。」

という先生の台詞が、どうしても賢治が言っているように私にまっすぐ響くのです。

「この川のように見える星ぼしは、子を生んだ母が流す涙のようなこの星ぼしは、この世界全体の死んでいった者たちの魂なのではないか、それは、幸福の光なのか飢えや貧しさ悲しみの光なのか、この星の世界のどこかに本当の幸いがあるのか、本当の幸福は何ですか?みんなはそれを知っていますか。」

と投げかけているように思えるのです。
この物語が、銀河系宇宙の壮大なファンタジーを書いたことじゃないことは確かです。人間誰もがひとり生まれてひとり死ぬという一生。誰もが一つの命で生きるということはみんな同じこと。
その中で、賢治が求めていたものを追いながらまた、私は考える日々。
賢治が37歳で死んでしまったから、その想いを想像して心に留めていくしかないです。
でも、賢治がたくさん詩や童話を水とじゃがいもしか食べないような生活の中で、林や野道で拾い集めて私たちに残してくれていたから、私はじっくりそれらと向き合えます。

どこをどう好きか語り尽くすことのできる賢治ではないけれど、どうしても好きなので、本当に優しい賢治の姿を、想いをこれからも静かに静かに追い求めていくつもりです。
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今朝のごはん

2008年10月22日 | クッキング
いよいよ実家からの新米をいただきます。
米袋を開けると、ほわーんと良い香りがしました。
一番最初はやっぱり玄米ごはん。
沸騰してくると、白米より甘ーい香りがします。
新米は玄米のまま炊いてもやわらかくふっくら炊き上がります。
少しごまを散らして食べるのが好きです。



この栗の箸置きは、3回目の秋を迎えました。


箸置きを集めるのが趣味なのですが、秋のバージョンが栗しかないのです。
器屋さんやギャラリーも覗いているのですが、なかなか巡り合えません。
やっぱり今の時期なので、銀杏の葉かもみじのデザインを探しているのですがね。

それから、今年は台風が少なくて、秋の果物が豊作で美味しい。しかも安い!ということです。
嬉しいですね

実家には4種類も柿の木があります。
富有柿、次郎柿、筆柿、蜂屋柿。
やはり豊作。
そろそろいい頃だそうです。

私は次郎柿が好きです。
父は、蜂屋柿であんぽ柿を作り、冬の間中大事に食べるのです。
母は、蜂屋柿をうーんと熟し柿にして、あまーくして食べます。
富有柿はあちこちにお裾分けします。

去年は父の病気で干し柿の光景を見る事ができなかったのですが、今年は見事に軒下に吊るされることだと思います。
楽しみです

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オリオン座流星郡

2008年10月22日 | 日々徒然
今まで外にいました~~。
ただ今、0:33です。
夜の散歩は、家から少し北へ歩いた、この辺では、一番大きい畑の隅。
「オリオン座流星郡」の流星をこの目で見るためです!
今日辺りがピークと聞きました。

東の空に下弦の月があやしい色でしかし、きれいにでています。
なんとか、それを建物の二階の影にするように、できるだけ視線の先が暗くなるように立っていました。
雲が全体的に広がっていて、星が見えるところがぽっかり空いているところを、目を凝らして見ていました。
ほぼ真上に向かって、随分首を傾けていました

すると、シューッ
「流星だ!見た見たやったー!」
流れ星見ました!東から西へ、帯になってシューッと。
嬉しいな嬉しいな

でも、一つだけでした。
もう一つみたいと思って待っていましたが、雲がまた広がってきたので帰ってきました。
そこに立っていたのは、正味は30分くらいでしたか。
東京は、明るすぎますね。やっぱり。
なーんにもない原っぱや田んぼのあぜ道があったらよく見えたでしょうね。

でもこの東京の家の側で、ひとつでも見られてよかったです。
願い事は「明日も見られますように」

何でも23日までは見られそうなので、明日も夜空を見上げたいと思います
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「木の語りべ」

2008年10月20日 | おはなし会・語りの会
国立本店でのおはなし会は「木の語りべ」というもの。
フルスイングさんの木の家具と本のコラボでした。
机や椅子、面出しの本棚が置かれ、なにか、私の書斎からお届けするような落ち着いた気持ちで、絵本と紙芝居を時間いっぱい読み語りしました。


このお話を依頼された時、すぐにピンときたのが、女の子が森へ散歩にでかけ、留守のくまの家に入りこみ、木でできたちょうどいい大きさの椅子に腰をかけ、ちょうどいいちゃわん、おさじで、おじやを食べ、ちょうどいい高さのベッドで眠ってしまうロシアのお話「三びきのくま」でした。
最初の絵本は迷わずこれにしました。

(プログラム)
・『三びきのくま』 レフ・トルストイ作/レーベテフ絵 
 ・『まいごのどんぐり』 松成真理子作
  ・紙芝居『さるとかに』 日本昔話
   ・『モチモチの木』 斉藤隆介作/滝平二郎絵 
    ・『月夜のみみずく』 ヨーレン詩/くどうなおこ訳/ショーエンヘール絵
     ・『大きな木』 シェル・シルヴァスタイン作絵/ほんだきんいちろう訳
      ・詩語り「遠くに見える木」 谷川俊太郎

最後は少しだけ、賢治の話をして、賢治の「星めぐりの歌」をリコーダーで吹きました。


今回「木」につながる絵本を紹介しましたが、どの絵本にもいえるのは、「木」はだまってそこに立っていて、待っていてくれる。優しさを与えてくれるというものでした。
木があるから私たちは息ができ、知らずに心を育ててくれるかのようです。
「木」から与えられる愛の形は、「無償の愛」。
普段、忘れているけれど、それがどれだけ私たちを幸せにしているのかを時には想う事がいるかもしれません。
「木」があるところに土があり、水があり、風があり光があります。
私たちがなによりほしいものです。
林を歩いたら、並木道を歩いたら、上を見上げてたまには「気持ちがいいね、ありがとう」と木に声をかけてあげたいですね。

木登りがしたいです、無性に。小さい頃にしたように。
そこから夕日を見たいです。
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日本橋図書館絵本講座⑤

2008年10月16日 | 講座・研修会(保育士研修等)
5回目の今日の講座は、「心と心をつなごうよ~絵本・素話・歌遊び」と題し、ストリーテラーとして講師を務めました。
中央区生涯学習課の尾崎さんと会のコーディネーターでもある後路先生です。

今日は、机をはずし、扇形に椅子を並べて、お話の世界の楽しさをみんなで共有できる雰囲気に会場を変えていただきました。
皆さんの顔がよく見えるようにです。
私の今日までの記憶を呼び起こして、思い出に残る絵本を紹介しながら、歌遊びと素話を交えたおはなし会形式にしました。

1冊1冊について、私の想いを話しながら展開したのは始めてです。
今日は、思い出の絵本を紹介すると共に、いろいろなパターンのお話選び、読み口を変えて紹介するようにしました。

後からのみなさんの感想で、例えば、『とさかにごはん』などは、「図書館でも見かけるが絵がどぎつくてなんだか読む気になれず、内容がわからなくて一度も読んだことがなかったけれど、読んでもらったら、引きこまれる面白さでした。ぜひ、読み聞かせで読んでみます!」と、絵本をとって、その赤い表紙を見ながら「これすごい変ですよねぇ」と楽しそうに話してくれました。
愛嬌のあるユーモアたっぷり絵本になりました。良かった。
読んでみようと思ってくれたのはとっても嬉しいことです。

1冊1冊いろいろ感想やコメントをいただきましたが、とても嬉しかった言葉は、「絵本まるごと楽しめました。本当に絵本を愛している人だなーと、それがとてもよく伝わりました。」です。

時間的に難しく名作「八郎」や日本昔話「だいくとおにろく」の語りができなかったのが残念でしたが、1冊に充分時間をかけて紹介できたことは、私にとっても思い出深い講座になり、今日の皆さんの笑顔を記憶にとどめて、新たにお話の世界を広げる貴重な日になりました。

ひみつの玉手箱で、小さなシンバルをならした時の、皆さんのほぅとほころんだ可愛らしいお顔、やさしい「虫の声」の歌声は忘れられないでしょう。

今日の講座を活かして、これからも、たくさんの子どもたちに優しい笑顔と声で素敵な宝物を届けてください。
心を通い合わせる、喜びの時間を、どうぞ存分に味わってください。
絵本に関する相談はどんどん気軽にしてくださいね。
お話できなかったこともたくさんあるので・・・。

絵本を通じてきっとまた皆さんとお会いすることができるでしょう。
その日を楽しみにしています

(今日の流れ)

・体操・発声

・始まりの歌

・歌遊び「やきいもじゃんけん」「ころころたまご」「大工のきつつきさん」

・導入絵本について
 絵本『とさかにえほん』
   『いつもちこくのおとこのこージョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー』

・おもしろ絵本について
 落語絵本『めぐろのさんま』

・小さい頃から大好きだった絵本が語りへ
 語り『おだんごぱん』

・ほっと一息つく聞き手との交流、ひみつの玉手箱
 歌「虫の声」

・名作の案内、絵本から読み物へ
 語り『くもの糸』

・人と自然が共鳴しあうような絵本
 絵本『月夜のみみずく』

・終わりの歌





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第18回 火曜語りの会

2008年10月15日 | おはなし会・語りの会
毎月第二火曜日は国立の個人宅でのおはなし会です。
メンバーは25歳から83歳までの女性。
コーラスサークルの後、引き続いておはなし会になります。
素晴らしいですね
先に歌を歌っているせいか、皆さん、元気で朗らかな顔、声もハリがあって響いています。
この会を始めてから、まもなく2年になります。
お茶やお菓子がいっぱいの和気藹々としたリラックスした雰囲気の会です

今月は宮沢賢治の「かしわばやしの夜」、さねとうあきらの「おこんじょうるり」を読み語りしました。

宮沢賢治は大好きですが、この「かしわばやしの夜」はきっと、賢治が林の中で出会ったことを物語りにしているのでしょうね。
清作が妙な画家と林の中に連れ立って、かしわの木の歌合戦を聞く事になる物語。
林の中の不思議な夜のざわざわ、がやがや、しーんとした音が聞こえてくるようなお話です。

「おこんじょうるり」はイタコのばばさまときつねのおこんのお話。
おこんが、ばばさまのちゃんちゃんこに隠れて浄瑠璃を歌い、村人たちの病気を治していくのですが、その評判がお城の殿様にも届き、お姫様の病気を治しに行くことに。
けれど帰り道、悲しいことが起こります。
ばばさまとおこんのじーんとくる結末に思わず涙・・・してしまいます。

きつねのでてくるお話は本当に多いですね。
昔から、霊獣として、稲荷信仰につながるきつね。
人里に姿を現して、生活の中に一緒に生きてきたきつね。
私は、人と動物が交わるお話が好きです。
お話の中では一緒に話し心を通い合わせることができますからね。
木のお話も、森や林に住む鳥や動物のお話も、耳を澄ませば聞こえてくるといいなぁと思います。
ききみみ頭巾がほしいなぁ

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母の味

2008年10月13日 | 故郷便り
連休に新米をいただきに宇都宮の実家に帰りました。
三姉妹がまた久しぶりに集まりました。

母は、大抵台所で、「あら、お帰り」と前掛け姿で迎えてくれます。
そして、姉妹が揃うと、最初のことばはいつも、「さあ、今日の夕飯何にしようねぇ」です。
私たちは、決まって「何でもいい。お母さんの味で、いつもの感じ」といいます。
すると母は、「あるもんでいいね。みんなで食べれば美味しいから。じゃ、ちょっと畑で菜っ葉とねぎとって来るわ」
「あ、ごはんの時ね、美味しいの作ったのがあるのよ~~。」と何かひとつ、後のお楽しみを残して、かごを持って畑に行きます。

私たちはというと、子どもの頃のように、母が「典ちゃん、夕ちゃん、有希ちゃん、はい、お膳にもってって」といわれるのを待ちながら、母の動きを邪魔しないように横にいたり、背中を見ながら始終母に話しかけてます。
手伝うのは、精々野菜の皮むきくらいです。
母流、目分量の味付けに感心しながらちょこちょこ味見役をしながら待ってます。

田舎の献立は、テーブルいっぱいに何皿もの季節の料理が並びます。
季節の魚の煮付けや、野菜の煮物、里芋たっぷりのけんちん汁、ほうれん草のお浸し、ぬか漬け、塩漬け。
大根の間引き菜とさんまの煮浸しはとっても美味しかったです。
母の言っていた極上ごはんの友、「唐辛子味噌」には感激!

夜、おふろの後に、姉妹でおしゃべりしていると、
「これ、美味しいよ」と母が、梅酒ロックを持ってきてくれました。
姉妹トークをしている間中、台所から良い香りが漂ってました。
「明日の朝、お稲荷さん作るね、ごはん美味しいからね。」と、油揚げを煮てくれていたのです。
母のお稲荷さんは大好物です。油揚げの甘さ加減も酢飯の酢加減も母の味。

朝、母と一緒に作りました。
 人数が多いのでたくさんです。

お土産に野菜や、母ご自慢の唐辛子味噌をいただいたので、夕食は常夜鍋。
 

味噌を使って、ちょっと豚肉ともやし炒めを作ってみたところがとってもグッドです。


最後に白いご飯にちょっと味噌をのせていただきました。
 美味しくてほっほっと笑ってしまいます。
これは、ぜひ伝授してもらわなければ!

実家に帰ると、ご飯作りだけは母に完全に甘えてしまいます。
母の味は、私を育んでくれた美味しい味。
何時でも思い出せるけれど、決して同じようには作れません。
母の料理が一番好きです。
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ギフト

2008年10月11日 | 創作
   「ギフト」

君に贈るよ
大きな木になる
小さな緑の種を

水をひと飲みゴクンとすれば
ずんずんまっすぐ伸びていく
風と光の歌を歌いながらね

枝は葉を茂らせ 緑のさざ波の音をたてる
鳥がやってきて 巣を作り ひなが囀る
JOY JOYとみんなで歌うんだ

木陰にふりそそぐメロディは
きらきら そよ風と二重奏

この木のそばなら いいね 
いつでも笑えるね
いつでも眠れるね
いつでも嬉しいね

木からの贈りものだよ
そっと触れてごらん
そっと嗅いでごらん
そっと聞いてごらん

「木の香り」がことばになるよ

「一緒に生きてるよ」 

葉っぱが色づく
葉っぱが落ちる
そのふかふかの絨毯で
そっと目をふせると

「木の香り」がささやくよ

「君からも贈りものありがとう」


(2008.10.11)





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かわいいお魚

2008年10月10日 | クッキング
今日の晩御飯はこれを焼きました。
 えぼだいちゃんの塩焼き。
魚売り場で、目が合うと思わず「カワイイ!」と言ってしまうお魚。
カワイイなんて言ってしまうお魚、そんなにいないですよね。
でも、この、おっきなお目目にちっちゃなお口。
小ぶりで楕円形で平べったくて、表面もツルツルしてて。
かわいいでしょ
お味も淡白でちょっと食欲がない時でもいただけます。

お魚が淡白なら、ほうれん草のお浸しは、ごまの香りをたっぷり味わえるように半擂りしていただきます。
 食す前に食卓で擂ります。

ごまを擂る音って好きですねぇ。
この小さめなすり鉢は、益子焼です。
安定していて、柔らかな持ち心地で大のお気に入りです。
このまま、和え物を作りそのまま出しても良い感じです。

さて、新米到来の時期ですね。
父から電話。新米コール!美味しい栃木米をいただけるそうです
連休になります。
喜んでいただきに参りま~す

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「木の語りべ」にむけて

2008年10月09日 | おはなし会・語りの会
おはなし会のプログラム作りをしています。
1時間の中で、なんの絵本を読もうかと想いを様々に巡らせています。

たくさんの絵本とメロディが浮かんできます。

メロディとは、シューベルトの「菩提樹」。
思い出の「木」はたくさんありますが、曲はやはり「菩提樹」。
とても美しいメロディです。
この「冬の旅」のCDをかけながら選書しております。
寒くなってくると、歌曲が合います。
人の声はやはり、温かいのです。
何度も何度も繰り返し聴いていると、遠い日の記憶が甦ってきます。

「木」の物語は、優しい記憶、望郷、思慕、自然、ファンタジーと、「命」そのもの「心」そのものを描いていて真っ直ぐに響いてくるものばかり。
読み返していても、切なくて優しくて温かくてぐるぐるです。

今回も、記憶の引き出しから見つけた絵本を、そのまま贈ります。
おはなし会に大事に持って行きます。
そっと、私の声でそのまま届けます。
それぞれの「木の香り」する思い出話もしたいですね。

センチメンタルで、ロマンチックで、全然現実的でないけれど
ええ、それでいいじゃないですか。
心が和んで、平和な気持ちになるのなら。
喜びを、楽しさを一緒に味わえるのなら。




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嬉しい日はいつも

2008年10月08日 | 日々徒然
お赤飯。
小さい時からそうでした。

お赤飯は嬉しい日のご飯。
小豆の香り、もち米のもちもちっとした食感もひとつひとつが記憶に残るハレの味。

今日はとっても嬉しい日なのです。
   「ことりはとっても歌が好き~~
     かあさん呼ぶのも歌で呼ぶ~
     ピピピピピ チチチチチ ピチクリピイ♪」

にぎやかな食卓がもどってきました。
皆さんにもお赤飯お裾分けしたいなぁ。



「銀(しろかね)も金(くがね)も玉も何せむにまされる宝子にしかめやも」

                              山上憶良
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