LoveMaker-6-














6章~コイビト≠トモダチ~






  「・・好・・ちゃん・・?」


      「あら、愛・・それに・・」


 入り口にいたのは好ちゃんだった。

   彼女は石田君の方を少し見た後 私の隣に座った。




           「あ・・阿島先輩! お疲れ様です!」

       「外では先輩じゃないわよ、ねぇ?愛。」

   「・・うん。」




 ・・空気がとっても重く感じる・・。


   好ちゃんの感じからして、もう察してるはずだ。
  私たちが 付き合ってる事・・


     「・・ねぇ愛? ちょっと外出て話せないかしら・・?」

  「ぁぅ・・はい・・。」



    きっと怒られるんだって、そう思って着いてった・・。


    「愛・・。」

    「石田君と一緒にいる人って、なんて名前?」


 「え・・?」


    「・・ん?」


 「あ、いや・・ アノ人 石田君の親友でね。 瀬尾君って言うの・・。」


    「そっか・・、あ もうすぐ真理も来るけど、席外そっか?」

 「え、どして・・?」

    「そりゃ・・気使ってんのよ。」

 「大丈夫だよ? それより・・ごめんなさい。」


    「ん、どして謝るのよ。」


 「だって・・今まで秘密にしてたから・・」


    「・・あのねぇ。」


    「私がそんな事もわからないでいたと思ってたの?」


 「え・・」


    「ちゃんと、あんた達が付き合ってるのくらい知ってたわよ、ていうか、電話番号聞くついでに聞いた。」


 「・・ついでかよ・・。」


    「私はもう、新しい恋を見つけられたから・・満足なのよ♪」


 「あ・・でもね、今日は入社祝いだから・・ ゆっくりしてって♪」


     「あら そうなの・・ 丁度真理も来たようね。」

         「ごめーん・・残業引いちゃって・・」


     「・・一緒の時間まで残業してた私がここにいるのはなぜ・・?」

         「えぅぅ・・」





  -あなたに、トモダチはいますか?


     -何でも相談できて、絶対裏切らないって信じられる程の友達・・。




 「本当はね、石田君と付き合ってるの黙ってたから 怒られると思ってたんだ・・」



      -私にはいます。


    「・・馬鹿ねぇ・・、そんなのでいちいち怒ってたら死んじゃうわよ。」


        「私たちも頑張らないとー・・」


    「ふふ、私はもう スタートラインに立ったつもりでいるわよ?」


        -とっても頼れる友達が。



        「愛ちゃん、石田君と幸せになってね♪」



       -とっても優しい友達が。




    「でもね、次からは秘密にしたら許さないわよ?」


 「うん、だって・・」




    -三人の間で、秘密は無し! だもんね...
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