6章~分かれ道~

そこには何かを変えるきっかけが待っていた・・・

6章 ~分かれ道~

      人は・・・人生において様々な分かれ道に立たされる・・・

       次の日、家の前に紙袋が置いてあった...

   中を見てみると、僕の宿題が入っていた、どうやら、昨日図書館に忘れてきていたらしい、

        ふとプリントを見てみると、輝の字で回答が終わっていた、全部やっていてくれたようだ、

    昨日蒼海に言われたことを思い出すと、今でも顔が赤くなる・・・
                まだ、どうしていいかわからない自分がいた・・・


   その日、僕は輝の家に行くことにした...

空:輝~ いるかぁ?
  
     家の外から呼ぶと、輝はすぐに窓から顔を出した、

輝:空、来ると思った、開いてるから入れよ、

     輝の部屋は、とても整理されていて、無駄な物なんか一つもなかった、

輝:で...蒼海のことだろ?

空:あぁ・・・

輝:こういうのはな・・・ お前がどっちを選ぶか、それだけだよ、

空:...

輝:空がどっちを選んでも、お前は悪くない、2人とも選ぶようなやつが本当に最悪だと思うよ

空:そっか...ありがとう・・・

輝:はは、気にすんなよ、蒼海も全然元気だから、

     それを聞いて、少しほっとした・・・

空:あと...さ、俺、今年もばぁちゃんの家行くから・・・

輝:あぁ、伝えとくよ、 水無瀬さんも一緒に?

空:・・・それなんだよ…

        少しの間、輝はじっとこちらを見ていた・・・

     ふいに口を開く・・・

輝:もう、答えは出てるんだろ・・・?

輝:迷わずに、自分の決めた通りの道を進め・・・ お前にはそれが出来るはず・・・

        思わず黙る・・・ 自分に・・・自信がついた気がした・・・

空:ありがとう・・・     



      深い夏・・・ 7月27日のよく晴れた日・・・ 僕は一つの分かれ道を通り過ぎた・・・

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