4章~大空へ羽ばたき~

ついに大空へ舞い上がったアルは、鐘を目指して、北の果てへと海上を飛行していた、    そしてついに・・・

アル:あれが、ブルーチャイムか・・・

  それは、不思議な光を放っている、そして・・・ その鐘のすぐ向こうは・・・
何もない・・・ ただ無音で、何も見えない・・・

アルはそこに、興味本意で魔法を放つことにした、 

アル:まず、電話でもしとくか・・・

 アルは、リーゼに電話をかける、 最先端の技術を駆使したテレビ電話を使って、実験の様子を見せようというのだ、

アル:今から、実験するんで、見ててくださいよぉ

リーゼ:あぁ、わかった、 ほぅ、これが世界の果てか・・・

アル:行きますよ・・・

アル:「天地をまとめし雷の神よ、風雅となりて、我が矛となれ、雷の槍、『神の制裁!』」

  雷は、闇に向かって一直線に進む・・・ そして闇に当たった瞬間・・・

   雷は、放ったその場所に、軌道も全くそのままで、帰ってきた、

アル:ちっ、やばいな、「守護の神よ、われに従え衣となれ、対魔法・魔法障壁『闇の糧!』」

リーゼ:なるほど・・・ ないものは無い・・・ か・・・
  アル、大丈夫か?

アル:あぁ、大丈夫だが・・・ これで、海に波がある理由がわかったな・・・

リーゼ:そうだな、 そうだ、 鐘を俺にも見せてくれないか?

  アルは、カメラを鐘の方に向けた、鐘は、最初に見たときとは、また違った色をしていた、

リーゼ:すばらしい、 美しいものだな・・・ それに・・・本当に浮いているのか・・・

クリス:アルさんが浮かせてたりするんじゃないだろうな

アル:いや、俺じゃないが・・・ なにか、ものすごい魔法の力を感じるのは事実だ・・・

リーゼ:そうか・・・ またなにかわかったら電話してくれ、 そういえば、セリアが昨日、そっちに行ったようだぞ、 今回の船は質がいいから、明日にも着くそうだ、 食料とか、いるだろ?  アルは、皆の希望なんだ、 もう少し がんばってくれよ、

アル:あぁ、 ありがとう、できる限りのことはしてみるよ、
 
クリフ:あの くれぐれも、鐘には触らないようにしてください、危険かもしれません・・・

アル:あぁ、わかった、大丈夫だ・・・   じゃあな・・・


アルは、 様々な調査をはじめた・・・

アル:「我に従順なる影の使者よ、神の御霊を借りて形を現せ、分身呪文、『影の覇者:シャドウフォース!』」

影から生まれた分身は、鐘に向かって一直線に飛んでいった、 そして、鐘に当たった瞬間・・・

 鐘は、不思議な光を放つのを止め、一瞬、真っ赤な光を放ち、影の使者の姿は、完全に消えてしまった、

アル:な... なぜ消えた!? 俺が出した使者が消えるなんて・・・  発動も完璧だったはず・・・ なのに... どこへ行った!?


シャドウフォース とは、一定時間、自分と全く同じ人間を自分の影から作り出す、この分身は、使用者が発動を止めるか、もしくは一定時間が経つまで、決して消えることはない...
それが消えたということは、何かほかの、「別の空間へ飛ばされた」としか説明がつかない、


アル:維持するための魔力が吸い取られていない・・・ ということはまさか・・・ もしかして本当に別の空間に移動されたのか?
その時、真後ろから声がした。

???:まぁ そうじゃな、

アルは、驚きを隠しきれない、 翼もないのに宙に浮くなど、世界中の魔法使いを探したってできやしないからだ、 しかし、彼は何を気にすることもなくただ、浮いている、

???:ふむ、見ておったぞ、アル、昔からな...   しかし、やはりお前さんが翼を手にしたか...

  老人のような容姿の男は、名乗りもせずに淡々と話し続ける、しかし、アルはその流れに逆らうように老人の語りを止める、

アル:あんた、何者なんだ?人間の持ち合わせる量の魔力じゃない、いやむしろ、あんた、魔法使いなのか? なにか… 別なものを感じる・・・

さらにアルは続ける、

アル:あんたは、この鐘について何か知ってるんだな? さぁ、答えろ!!

アルは、右腕に魔力を集中させ、その老人を脅した、 老人はそれをすこし微笑んで見ている・・・   少しの間、沈黙の時が流れた・・・    そして・・・ 
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