2話~和泉杏奈の物語~

ほんの小さな出来事から始まる、小さな恋の物語。












JuneBrideに憧れて







The First Name.美島 優



夏休みが始まり、バイトにも本格的に身を入れる事にした。


でも、私がバイトをする目的は、最初とは全く違ったものになっていた。



 「美島くん、おはよう!」

       「あぁ、和泉さんおはよー。」



そう、今はもう 彼に会うためだけに毎日早起きしてバイトに来てるようなもんだ。



  事実、バイト代なんかほとんど気にならない程だった。






   毎日、彼と一緒に・・・


    そりゃ、雑用だけどさ・・・



 彼と一緒だったら、どんな時間も、楽しく感じる事ができた。









 そんなある日、彼が突然こんな事を言い出した。

























 「なぁ、こんな噂知ってる?」

      余りに突然だったので、私は皿を落としそうになった。

      「え・・? どんな?」



 彼は、急に真面目な顔をして話だした。


  「好きな人・・ ホントに好きな人の名前と、誕生日を紙に書くんだ・・・ んで、その下にさ・・・」

  彼の表情がいやに真剣だったので、私は思わず見入ってしまった。

  「その下にさ・・・ 自分の名前と、誕生日を書くんだ、 それで、その紙を燃やすと・・・・」

  「その人と両想いになれるんだって。」











   -なんか、意外だなぁ・・・ 美島君がこういうの好きだなんて・・・


  ちなみに 私はこういう噂が大好きだったりする。

       「ね、ねぇ それって・・・ どんな紙に書いてもいいの??」

  「うん、俺、結構こういうの好きなんだ。」







 でも、今気付いた・・・・



  これを私に言うって事はさ・・・ 





     美島君、他に誰か好きな人いるんじゃないのかなぁ・・・。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 1話~和泉杏奈... 3話~和泉杏奈... »