若草物語

妻と二人で愛車プリウスに乗って、あちこち出かけ、デジカメで撮った写真が中心のブログです。

浪花のまちと小京都・飛騨を旅するーその3-飛騨高山

2016年10月18日 | 旅行


10月4日(火)前夜、高山グリーンホテルでの飛騨牛陶板焼き会席などに満喫した私たちは、

9時過ぎにチェックアウトし、高山駅までホテルのバスで送ってもらい、荷物を駅に預けて徒歩で

陣屋前へ行きました。

「陣屋前朝市」は、千葉県勝浦市、石川県輪島市の朝市と並ぶ日本三大朝市と言われており、

また高山観光三名物(高山祭り・古い町並み・朝市)に数えられています。



「高山陣屋(国指定史跡)」、元は高山城主金森氏の下屋敷の一つでしたが、飛騨が徳川幕府の

直轄地となってからは、江戸から来た代官や郡代が、ここで飛騨の政治を行いました。

この役所は陣屋と呼ばれ、全国でも残っているのはここ高山だけです。

目の前の表門は天保3年(1832年)の建築です。



高山陣屋を出て、宮川に架かる朱色の「中橋」を渡ります。

橋全体が鮮やかな赤色をしていることから『赤い中橋』とも呼ばれ、春には桜が美しく、冬には

雪景色と、四季折々で魅力的な景観をみせる人気スポットです。



「古い町並み」を代表する「上三之町」に入りました。

私達が高山を訪れるのは二度目(前回は31年前)なのですが、上三之町の中でも一番好きな家が

この「久田屋」です。

正面から見たこの光景が大好きです。

創業当時の「久田屋」は飛騨高山を行きかう旅人に暖かい寛ぎを提供する料理旅館でした。

かつてはサントリーのCMで全国的に有名になりました。



さんまち通りから上二之町にまわると、この建物が「長瀬旅館」です。

1700年頃に造り酒屋として創業した長瀬。

旅館としての歴史は長く、1754年から始まり飛騨高山を代表する老舗旅館として知られています。

現在の建物は高山の別の場所から移築した江戸時代の遊郭を使用しています。

かつては若山牧水、野口雨情、徳富蘇峰、北原白秋、井上靖ら多くの文人たち、海外からも

陶芸家バーナード・リーチやドイツの建築家ブルーノ・タウトらが宿泊している名旅館です。

老朽化と後継者問題のため、黒字経営ながらやむをえず2008年に幕を閉じました。



再び、さんまち通りから上三之町に戻ります。

写真は岩佐医院付近から見た上三之町の町並み(北方面を望む)です。



「茶屋三番町」は、約140年前の商家の建物を利用した甘味処です。

玄関のくぐり戸の障子には、呉服屋だったころの屋号の文字が残されています。



陣屋の鴨居の釘隠しが、すべてウサギを正面から形どった飾り金物が使われているそうで、高山は

ウサギと深い縁があると言われています。

「高山うさぎ舎」は、そのウサギをモチーフにした雑貨を扱うユニークなお店です。

高山と縁のあるウサギのあらゆる雑貨が勢揃いです。

妻は年甲斐もなく(?)こういう店がお気に入りなのです。



写真は「高山うさぎ舎」の前から見た上三之町の町並み(南方面を望む)です。



上三之町にある享保年間(1716~1736)創業の老舗「老田酒造店」です。

2008年まで上一之町で展開してきた小売店舗ですが、上三之町にある、1868年建築の町屋「土川邸」

を改装し、新たな小売店舗として新装オープンしました。

鬼のように頑丈な男でも酔い潰れるほど辛いといわれた超辛口の”鬼ころし”が有名です。

定番の”鬼ころし”だけでなく、季節限定酒や、この売店でしか味わえない限定の日本酒や焼酎が

試飲(無料)できます。



昭和50年に、通産省の伝統的工芸品に指定された飛騨の春慶塗(しゅんけいぬり)。

この飛騨の春慶塗の老舗として知られるのが「福田屋」です。

丁寧に仕上げられた春慶塗の弁当箱や、一輪挿し、茶托や和菓子用の楊枝など、生活の中で使う

ことのできる色々な種類の製品が揃っています。



写真は安川通りから見た上二之町の町並み(南方面を望む)です。



飛騨高山散策の最後は上一之町の「平瀬酒造店」です。

飛騨の銘酒「久寿玉」の創業年代は定かではありませんが、菩堤寺の過去帳には 1623年に初代の

名が記されています。

平瀬家では「平瀬市兵衛」を代々襲名し、他の商売には如何なることがあっても振り向かず、

酒造り業一節に生きる を家訓として十五代続き今日に至っています。

1955年公開の映画「遠い雲」(監督 木下恵介 脚本 松山善三 出演 高峰秀子 佐田啓二 

田村高廣)の中で田村高廣が演じる石津圭三の実家”石津酒造”のロケは、映画の中でも登場する

清酒・久寿玉を造るこの「平瀬酒造」で行われたそうです。



以上で飛騨高山散策を終えた私たちは、13時31分高山駅発「ひだ12号」に乗り込み帰路に就きました。

大阪ミナミ、飛騨古川、飛騨高山・・・いずれ劣らぬ楽しい旅でした。


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