阿久比中学校 日々の歩み

阿久比中学校のブログです。日々の教育活動の様子,特色ある教育活動の様子,地域との連携の様子などを随時紹介していきます。

思春期の心の変化

2017年07月12日 07時08分17秒 | 阿中70周年記念事業
1年生が7月10日(月)の5時間目に、「思春期の心の変化」について考える授業を行いました。中学校になって、心も体も大きく成長していく時期に入りました。その中には「自分って何なんだろう?」という問いかけの中で、大人たちに反抗的な態度をとったり、心が揺れ動いたりすることもあります。こうした思春期の心の変化は、大人の大切なステップであることを知るとともに、不安や悩みがあるときに、どのような方法で解決していったらいいのかを考えました。

まず初めに、小学校のころと比べて、最近の自分の心や行動はどのように変化があったのかを、プリントを使って振り返ってみました。その中で、身体の変化に個人差があるように、心の変化も一人一人が違うことにふれました。
 
次に、体の発育に心の成長が伴わないために心が不安定になったり、悩みをもったりすることがあります。その時にどのようにしていくといいのかを考えました。
【Aくんのケース】
「ぼくは最近、親に口答えばかりしています。親に何か言われるとむかついて、つい反抗してしまいます。どうしたらいいでしょうか。」
 
思春期になると、「自分」ほ強く意識し自分を見つめるようになります。「親と自分は違う」という気持ちが強くなり、親の言動が気になり。反発することもあります。これは、自分自身で物事を判断し始めるようになるからで、大人への大切なステップで、誰もが経験することです。
【Bさんのケース】
同じクラスのC君のことが好きになってしまいました。授業中もC君が気になって勉強も手につきません。もうすぐ期末テストなのに、家でもC君のことばかり考えてしまいます。どうしたらいいでしょうか。
 
小さな頃は男女関係なく遊んでいましたが、思春期になると性ホルモンの分泌がさかんになり、性や異性について気になるようになります。異性の気をひくためにヘアスタイルや服装に気を使う人も増えてきます。こうした心の変化について、どのように対処していったらいいのかを、みんなで話し合いました。
最後に、授業のまとめとして、「先輩からの手紙」を教師が範読し、読んだ感想を記入して、自分の考えをまとめました。

【先輩からの手紙】
「わかってる。いちいちうるさいんだよ。」これが私の口癖(くちぐせ)でした。そう・・・「でした」と言えるのも、過ぎてしまったことだからです。
小学生の頃、ひとつ年上なだけの中学生がちょっぴり大人に見え、早く自分もそうなりたいと毎日思っていました。やがて中学校に入学し、大きめの真新(まあたら)しい制服を着て鏡の前に立ちました。そこには今までとちがう自分がいて、少し大人に近づいたのだと実感しました。
しかし、その頃からでしょうか。わけもなく親にあたってしまったり、今まで気にも止めなかったことが気になったりするようになりました。また、そのことに対して反感をもったり不安を抱(いだ)いたりするようにもなりました。ずっと言われるままにやってきて、いつも『いい子』で通ってきた自分がいやになったのでしょう。親が言うことすべてに「わかってる。いちいちうるさいんだよ。」のくり返しでした。そういう気持ちにどうしてなるのか、自分でもわかりませんでした。ただ親に言われるままじゃなくて、「変わりたい」とどこかで思っていたのかもしれません。「おはよう。」そんな一言も言えなくて。

今考えると、それはよくいう『反抗期(はんこうき)』だったと思います。あの頃をふり返ると、親への反発は自己(じこ)主張(しゅちょう)のひとつの形として現れた行動でした。「自分はこういう人間なんだ」と爆発(ばくはつ)させるうちに、「自分ってなんだ」と自分で自分をふり返る時が出てきました。高校生となった今もその答えは出せません。しかし、私が今こうしていろいろな物事を考えながら生活していけるのは、私を支えてくれる人が周りにいるということに気がついたからだと思います。これは大事なことです。くり返し反発してもぐっと受けとめてくれた両親や先生、友だち・・・ 。
「中学校性教育の全貌」東山書房より
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