C'est la vie.

人生ままならぬもの。成り行き任せか、C’est la vieか。電子のカオスの中で思いが遂げられたらと思う今日この頃。

桃井かおりがデビュー間もないころの映画ポスター

2017-06-15 01:09:28 | Weblog

 CMやドラマでおなじみの桃井かおり。年齢を超えた若々しい姿が40代、50代の女性にとても人気だと聞いていますが、今から44年前、彼女がデビューして間もないころに出演した映画のポスターを持っています。「赤い鳥逃げた?」と「エロスは甘き香り」の2作品です。記憶の片隅にある2つの映画をポスターとともに振り返ってみました。

▽パンティ1枚で登場

 赤い鳥逃げた?は「8月の濡れた砂」をヒットさせ、当時、若者映画のカリスマ的な存在だった藤田敏八、通称ビンパチ作品でした。脚本はその後、監督になる長谷川和彦。原田芳雄主演で、出口のない若者の鬱屈した青春と破綻を描くといえば、もっともらしいけど、考えてみれば1973年。それほど若者が困難な場所にいたのかなあ。70年安保が終わって「しらけ世代が」が登場してきたころですけど、世の中は石油ショック前でまだ高度経済成長が続き、狂乱物価の一方で20-30%という賃上げもあり、それほど悲観的な雰囲気でもありませんでした。そんな中で、パンティ1枚の姿で登場してきたのが桃井かおりだったのです。ウエストのくびれをあまり感じないちょっと太めの体ながら、形の良い豊かなバストを惜しげもなくさらし、舌足らずな話し方。確かに「しらけ」の時代にマッチしていたか。映画のポスターでは原田芳雄をメインに白川和子のヌードが印象的ですが、さりげなく桃井かおりがバストトップを見せていました。

▽若者の鬱屈かあ

 同じ年に公開のエロスは甘き香り。こちらも監督は藤田敏八。お気に入りだったのかなあ。内容もどこか似た感じ。出口がないというか、鬱屈した若者たちの物語。今思えば、そういう話が受けたんでしょうね。世の中はそれなりに回っており、都会に住んでいればそれなりに食べられた時代。伊佐山ひろ子の例によってアンニュイな雰囲気でのベッドシーンが懐かしい。桃井かおりのベッドシーンは憶えていませんけど、映画ポスターには白黒でそれらしきシーンがうつっています。

▽脱皮はもう頬づえはつかないかな

 桃井かおりはその後、「青春の蹉跌」(1974年)「竜馬暗殺」(1974年)「幸福の黄色いハンカチ」(1977年)と同じような雰囲気での演技が続きます。1979年の「もう頬づえはつかない」、ではしっかりした女性役でした。もう30前になっており、脱皮を目指したのかもしれません。
 ちなみに赤い鳥逃げた?ポスターは手元からなくなりました。メルカリで売っちゃったんです。もったいなかったかな。

 

  

 

 

 

 

 

 

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