エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

インターメッツォ: エリクソンの叡智 : 子どもの弱みにつけ込む大人たち

2017-02-09 01:56:00 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 

 
本当に信頼しているものと、「泣く赤子」
   視線の不思議   「眼は口ほどに物を言う」という格言がありますよね。自分の気持ちを、言葉に表さずとも、人に伝えることができること、あるいは、眼には......
 

 今宵のエリクソンは,調べ物をしていた時に出くわした,文書です。繰り返し出逢う残念な現実に対して,エリクソンが答えを言ってくれていたことに,改めて感じ入った文書でしたね。

 それは,クローズアップ現代のキャスターだった国谷裕子さんの,ひたむきで真摯な姿勢や,番組で取り上げた高倉健さんの「人を想う美しさ」を大事にされた生き方とは真逆なものだったから,その残念さが,ひときわ際立ち,目立ったからだろうと思います。

 Young man LutherのP70。

 

 

 

 

 

 子どもの弱みに付け入るとね,その子どもは,目に見える形の残酷な仕業の犠牲になるだけじゃぁ,ないんですよね。子どもの弱みにつけ込みますでしょ,すると,そうされた子はね,大人がコッソリ憂さを晴らすことの犠牲にもなり,大人がお門違いの復讐をする時の犠牲にもなりますし,大人の好色な身勝手や,自分が得するために正義を振りかざすことの犠牲にもなってしまいます

 


 

 

 

 

 

 私は,これを読むと,私が出会った残念な大人たちの姿が目に浮かびます。エリクソンが指摘したすべてに,ひとりびとりが当てはまります。つい昨日も,自分が得するために正義を振りかざして,子どもを犠牲して,平気でいる大人たちに出逢って,背筋も凍る思いを致しました。子どもの弱みに付け込むのは,実の親であり,教員であり,臨床心理士や保育士さん…でしたね。それを具体的にここに書くことは差し控えたいと思います。

 でも,こうやって,発達トラウマ障害(DTD)の子どもが,繰り返し虐待され,見捨てられている現実を,発達トラウマ障害(DTD)の子どもを、想う人であり続けたいと,私は考えています

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