エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

トラウマ記憶と引き金,トリッガー #発達障害 #発達トラウマ障害

2017-05-20 04:18:56 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 

  発達トラウマ障害(DTD)のご相談は,こちらへ。agape☆gmail.com  但し,全て半角にしてから,☆→1430777@に変換してください。

 

ゆっくりと徐々に
   「眼」と「顔」と「名前」  ほんのささやかなことが、単なる些事じゃぁなくて、一生を左右する…。だけど、それだけでもない。永遠を左右することでもある......
 

 発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.182から。

 

 

 

 

 

  ジャネは,普通の記憶とトラウマ記憶の違いについて,記しています。トラウマ記憶は,いろんな引き金,トリッガーになる出来事によって,引き起こされます。ジュリアンの場合は,その引き金は,彼の友達の誘い文句でしたね。イリーネの場合は,その引き金はベッドでしたでしょ。トラウマ経験の中にある一つの要素が,引き金になる訳で,他のトラウマ経験の要素がそれに後追いで,意識とは関係なく自動的に表れるのです

 

 

 

 

 

 最後の赤字のところは,トラウマ記憶について簡明に要約してあるところです。

 発達トラウマ障害(DTD)の子どもにも,様々な引き金,トリッガーがあります。引き金のカラクリを説いて,言葉にできれば,あるいは,シンボライズすれば,かなりの場合善くなります

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 現世考: NHK「発達障害」に... | トップ | エリクソンの叡智: エリクソ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿