エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

インターメッツォ: ナウェンさんの「許し」と岡田圭さんの「開かれた態度と理解」

2016-11-12 00:49:57 | 間奏曲

 

 

 
怒りの大爆発、解離・・・は、こうして生じてきます
   子どもの心が病むのか、健康なのかは、子どもと大人の間にやり取りがあるかどうかで決まっちゃう!!  ユーモアとやり取りは切っても切れない関係ですね。......
 

 

 ヘンリー・ナウェンの『魂の向き』Spiritual Direction、p.119. 今宵は、許しについて。

 

 

 

 

 

 「許しとは、お他人様が、私のニーズと願いのすべてを満足させなくても、良いですよ、と快く許し続けることです」。許しは、「あなたが私を大事に思ってくれるとは知っていますよ。でもね、あなたは私を無条件に大事に思ってくれなくてもいいんです、無条件に大事に思ってくれるのは、神様だけだから」。私も許しを乞います。その許しとは、先様のニーズの全てを私ができないことに対する許しです。それは人間様ができる話ではないのです。

 

 

 

 

 

 カウンセラーの3つの基本的態度の1つが、無条件の肯定的配慮です。クライアントを無条件に大事にする態度、と言うことになります。しかし、今宵ナウェンさんが教えて下すっているように、これは神様にしかできないことであり、人間ができることではありません。

 じゃぁ、なぜ、カール・ロジャースは、その無理な話を、カウンセラーの基本的態度の1つとしたんでしょうか? それは、サイコセラピスト・カウンセラーの態度として、「許しを乞う」という態度が、セラピーには欠かせないからです。

 「許しを乞う」という、謙遜に徹した態度があって初めて、クライアントの世界に入ることを許されるんです。かくして、「許しを乞う」態度があって初めて、岡田圭さんが先日教えて下すった、「開かれた心と理解」を、サイコセラピスト・カウンセラーはいただくことができます

 

 

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