エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#ペッソボイデン体感療法 #ペッソさん は #最高のセラピスト

2017-05-26 01:07:59 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

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発達トラウマ障害の子どもが、大人への不信を示す症状は、実に千差万別だぁ!
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 発達トラウマ障害(DTD)の人に,子どもでも大人でも,効果がとてもありそう。HP,https://pbsp.com/,を見ると,大人のクライアントでしたから,どちらかと言うと大人向きかもしれませんね。

  ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.299. 最後のパラグラフ。

 

 

 

 

 

 ペッソさんが(訳注:ナンシーさんの言葉にならない気持ちを,表情やしぐさなどから観察して,言葉にする)「証言をする」度に,ナンシーさんの表情も身体も,少しずつリラックスしていきましたね。それはまるで,ナンシーさんが見守られて,価値を認められることによって,安心感を感じているみたいでしたね。ペッソさんの静かなコメントを貰うと,ナンシーさんは勇気も貰って,もっと深い話をつづけることができます。ナンシーさんが思わず泣きだせば,「どなたでも,1人じゃぁ,こんなご苦労に耐えられるもんじゃぁ,ありませんよ」とペッソさんは見て分かりますから,「お隣には,どなたが座ったらいいでしょうか?」とナンシーさんに尋ねます。ペッソさんは,隣に座る人を「つなぎ役,コンタクト・パーソン」と呼んでました。ナンシーさんは頷くと,部屋にいる人を一人ひとり見渡して,優しそうな中年の女性を指名しました。ペッソさんはナンシーさんに,「この方には,何処にお座りいただきましょうか?」と訊ねました。「ここです」。ナンシーさんはキッパリとしてそう言うと,自分の右側のクッションを指さしました。

 

 

 

 

 

 実にお見事ですね。最も優れたサイコセラピストです。エリック・エリクソンと同じに最高のサイコセラピストと言っていいでしょう。情景がハッキリと眼に浮かびますから。ナンシーさんを「主人公」と呼ぶだけではなくて,本当にナンシーさんが主人公にできるように,心のエネルギーをペッソさんは送っている様子が,眼に浮かびますもんね。ペッソさんの根源的信頼感が深いから,手に取るようにナンシーさんの気持ちを感じることができるからですね。

 それは,もう,本田哲郎神父様がおっしゃることと,ピッタリ同じなんですものね。アンダースタンド,理解に徹して,本人も気付いていないことを,ハッキリと言葉にして挙げます。すると,分かってもらった嬉しさに,勇気を貰って,深いところ,悲しくて苦しくて,勇気を貰わなければいけない深さに話が進んでいきますね。そして,自分のことは自分で能動的に選んでいいと解るから,堂々と現実に選んでいける…。

 このセラピーはうまくいくに決まっています

 


 

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