エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

叡智の源

2016-01-27 07:51:42 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 
考えることは、本を読み直すことに似ている
  映画「ハンナ・アーレント」。映画館をいろいろ探したけれども、なかなか行けませんでした。昨日wowowで、ようやく見ることができました。 映画は、ハンナ・ハ...
 

 

 人生の巡り合わせの8番目の舞台の生きる力、人間力は「叡智」と「まとめる力」ですが、こう言われたら、高尚な響きがあるために、歯が浮く感じがする場合があります。

 The lie cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』の始めに戻って、「完成版の前書き」、p.6の、第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 私どもは「叡智」と「まとめる力」という、まさに種に対する根っこを堀り下げなくてはなりませんね。『オックスフォード英語辞典』は、言葉の意味を煮詰めて、古くからあり、価値もある、地に足のついた結びつきを教えてくれます。15cmを超える細かい字の印刷の本を捲って、ようやく、その言葉、母のように人を惹きつけ、神髄となる輝かしい「叡智」に至ります。この小さな根っここそ、veda ベーダ、「見て知る」ことです。

 

 

 

 

 

 「叡智」の源は 印欧語語幹のVeda、インド哲学のVeda、「見て知る」ことだと言います。これはギリシア語の、良心」 シュネーデシスの語幹のエイドンが「見て知る」と全く同じなんですね。面白いですね。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 教育=パーソナル+パブリック | トップ | 確かな自分、一貯上がり! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿