エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

インターメッツォ: 信頼のベクトル

2016-11-08 04:19:40 | 間奏曲

 

 

 
安全と安心のはじめ
   ガリラヤの言い伝えと「≪私≫という感じ」 最終回  とうとう、この論文の最終回。ここまでお付き合いいただきました皆様、ありがとうございます。 p3......
 

 ヘンリー・ナウェンの『魂の向き』Spiritual Direction、p.114. 今宵は、ソリチュード「1人の豊かさ」の延長としての、信頼について。

 

 

 

 

 

 信頼し合う仲間であっても、おセンチな理想郷でもなければ、みんなが共に生き、お互いに大事に思い、いつでもうまくいくような所でもありませんよ。そんな(理想的な)ことは決してありえませんでしょう。むしろ、共に生きていく中で気付いてくることは、信頼し合う仲間でも、いつでも気持ちが一致するように求めたり、示したりするものではない、と言うことです。信頼し合う仲間が私どもに示してくるのは、お互いに相手を大事にしよう、人が大事にしてくれたり、気遣ってくれる気持ちを受け止めよう、とする場が、ここにあるよ、ということです。

 

 

 

 

 

 信頼、ということは、おセンチな気持ちとは何の関係もありません。ナウェンさんがここで教えてくれるように、極めて理性的なものですね。でも、ただそれだけでもない。

 信頼し合う、と言うことは、畏敬の念とセットですから、相手とのやり取りしようとする意志というベクトルが必ずあります

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