忙中閑話

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北朝鮮ミサイル対応の非難訓練の馬鹿馬鹿しさ

2017-06-09 | 雑感

 またまた北朝鮮がミサイル発射実験を強行した。今年10回目という。

先日山口県のさる自治体が行った避難訓練の模様が夕方の地方ニュースで放送された。

が、あまりの馬鹿馬鹿しさについ笑ってしまった。

Jアラートなる全国警報システムでミサイル発射の情報が入ったら、地下か丈夫な建物に非難するという避難訓練だった。戦時下なら防空壕などがあったが平和な現代では地下シェルターすらないので体育館に逃げ込むというシナリオである。(え? 体育館が堅牢な建物?)

だがそもそもミサイルの目標物なんていうものは撃った方しか分からない。大砲の弾なら発射速度、発射角、方向などで弾道計算ができ着弾地点が推測できるが、自力での航行能力があるミサイルは弾道計算ができない。またミサイルなら誘導システムも搭載されている(はず)。

そのうえ、いまの北朝鮮なら多分狙ったところから相当ずれるだろう。

こんな実情を知ってか知らずか馬鹿な自治体のやることはただ単に「○○をやりました」という実績作りとしか思えない。

自治体主催の運動会が毎年開催されているが参加者を募っても応募はほとんどない。で、子ども会や運動が好きそうな人などに自治会から参加をお願いしている。それでも毎年開催される。そして「健康促進、地域活性化のために○○運動会を開催」となる。

 


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