涅槃への一人旅

中年過ぎのオジさん、家族は独立して好き勝手にやってます。人間、死ぬときは一人。残った人生、もっと勉強してもっと知りたい。

36日目 生駒山縦走

2017-01-09 18:39:48 | 山登り
私みたいなシロウトで誰にも教えを請わない人間は、すべて自分で考えて実行するため100%安全(実際はないでしょうけど・・・)という確信を持ってから行動に移している。

毎回毎回の山登り・ハイキングには一つの達成目標しか設定していない。今までは『トレッキングポールを使う』『山メシを食べる』『地図とコンパスを使う』であったので、今回は『縦走』。

言葉を聞いただけでも恰好いいが、手頃なところで生駒山を縦走することにした。大阪の四条畷市から府民の森なる公園と池を経てから山登りに入ったつもりが、ほとんどがゆるやかな舗装道路の登坂だけになってしまった。

途中、スケールは小さいが、奈良の一刀石や亀石に似たような石を見つける。


縦走コースには生駒山山頂が載っていない。往復1時間はかかるので今回はパスした。頂上に近いところから大阪市内のビル街を写す。曇りと霞でぼんやりとしか見えない。


ガイドブックには、縦走を前半・後半の二つに分けていたが、合体して5時間40分、22kmを歩くことにした。後半はさすがに山道らしいところを歩けた。


昨日の雨で下が滑りやすく、曇りでもあったのでゴールの高安山駅に着くのが遅れた。またケーブルを利用!!



第32回 昭和5年10月29日 午後12時
○ 毎度有難うございます
仏 はいはい 昨晩はお祖父様お祖母様がお出でになって喜こんでお帰りになった。結構じゃな。
○ 有難うございます。
仏 昨日の晩から一週間、皆集まって来るのを止めて貰うがなあ、私がさして買うで。昨日の晩から一週間皆を寄せてはいけませんな。
○ はい有難うございます。
仏 共々気を付けなさいね。
○ 有難うございました。
仏 弟帰って来たか?(弟は岐阜中学校4年在学、泊行軍の為二日泊りで行く)
○ 元気な顔して帰って来ました。
仏 そうか、わし行ってやるとよいけれど、わしは因縁が浅いので、親が心配して居ると思って使いをやった、ひょろひょろになるのを守ってやった、近い処、通ったら参る様云うてやれ、わしが使いを立ててやったでわしはよいが、わしの使いに、わしの所え参れば使いの所え……いやいや参ってはいかん、親が云うでいやいや参るではいかん、どうせ怒るけど
○ 有難うございました。
それは今日草臥れて居るで
明日から一週間皆を寄せてはいかん話はない。
 此の間の如く寒気がして右足振戦甚だしく左足までふるえ、如何なる事かと案じ居るにやや過ぎて御挨拶有り
仏 治ったやろ(右足を以前打撲傷にて(野球の時)長らく治らずに近頃も幾分痛かった為)
○ 有難うございました。
仏 まあ足の痛いの、すっかり、そんで治ったぞ、大分骨折って治いた、もう怪我せん様に、大事な身体だで、一番お薬師さんが骨折りじゃ、
○ おお皆んなかかって足の痛いのを治して下さった
  竹鼻のお地蔵さん 見えましたな
仏 何も約に立たないが、もう少しじゃで、其の後皆にひねらせなさい。
○ 有難うございます。何と云って御礼申してよりやら
 其の後母が足をひねって居たら矢張りお薬師様がお手伝いあったとみえる(23分間後)
○ お薬師さんどうも有難うございました。
仏 遠慮しゃっしゃるな、もう少しひねるわ もう そう遠慮せんでも良い
○ 有難うございます。治して貰った上に又ひねって貰って (午後1時を報ず)


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1 コメント

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若干の不安 (旅人)
2017-01-10 20:54:15
私の持っているガイドブックによると、縦走の後半に『立石峠越え』なるものがある。そこに入ると、笹の葉で道がかろうじて見える程度で、渓流あとのような登りかしばらく続く。あたりが暗くなると、「道を間違えていたらこのまま遭難?!」という不安が脳裏をかすめた。曇りでもあったが、やはり暗くなる前に安全なところにたどり着いておきたい。

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