涅槃への一人旅

中年過ぎのオジさん、家族は独立して好き勝手にやってます。人間、死ぬときは一人。残った人生、もっと勉強してもっと知りたい。

43日目 奈良 若草山

2017-04-02 17:44:33 | 山登り
また仕事のため2週間も空いてしまった。来週の日曜日もお仕事。山登りのためには朝からの出発が必要で、泊りの仕事があるとそれが出来なくなる。

おまけに事務仕事も溜まっていて、下準備も十分にできず、前回同様、近場で安直なコースになってしまった。

奈良の若草山に登ることにしたが、近鉄奈良駅から表紙の写真の興福寺を抜け、春日大社を見学する。


しばらく行くと登山ゲートに辿り着くが、山焼きで有名な若草山は三笠山とも言われ、奈良市内からは山腹が三段に分かれて見える。
これが登山ゲートのある一段目。


登山ゲートが標高170m地点にあり、山頂が342mなのでさすがに運動にならないと思って2回登ることにした。

山頂からは前回登った生駒山が見える。写真にはないが、少し南に二上山、葛城山、金剛山が見える(写真では左の方向)。


大した標高差ではないが、テント泊を考えて重くしたバッグパックが私の体力には堪える。そのためかこのブログを始めた時に買ったキャノンα5000を落としてしまい、故障してしまった。この出費が痛む。

京都と同様、奈良も観光地が多い。最後は東大寺に寄ったが、人が多過ぎて大仏の拝観は諦めることにした。遠くから南大門と大仏殿を写す。



第49回の昭和5年11月14日夜の記事は、新版に『聖道門と浄土門との御説教(続き)』というタイトルで掲載されているが、その途中で終わっている。編者の親戚が、編集上の調整をしたのであろう。

(その続き)
仏 心の中御馳走、どんなものでもなあ、何百倍、何万倍となる。其処じゃ、罪の深い者がすると之が三途の川の元となる。喜び得た人が御集りになって作らっしゃるのじゃもの。
仏 ましてあなたの御祝、天気良し、明日はお目出たい日じゃ、世の中は恐ろしい恐ろしい風吹いて居る。
それでは さようなら。
 ふと目を開かれて
○ 明日はわしの誕生日じゃ、皆が明日の晩御馳走してわしの誕生日を祝ってくれ、此の間に、もう会う事出来なかった。
  明日は第二のわしの誕生日、第一の誕生日は往った(第一の魂は去11月6日に帰られたり)
  明日は第二の誕生を第一の誕生として祝って呉れ
  人間は浅ましい、毎日毎日誕生日じゃ。
  今日もお守りによって無事に暮さして頂いた、毎日毎日誕生日。
  お前一人わし一人を助けんが為に、あの孫は可愛いい孫じゃし可愛いくないと――之もあれも可愛いい、そこで本願を引きついで行く、わしじゃ、多くの人が、喜びに喜びを与えてやらないかん、内の者は毒によって貰っても浄土に決定されるし――とる一つ離れると三毒になる、内の者は幸せじゃ。
南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏
 しばらく間をおいて、二人の子供を連れて汽車旅行されたらしい。翌朝次男が「僕お父ちゃんと汽車に乗って工業高校へ行った。」と言い出すと長男が「僕も行った」と物語れり
  ピイ ピイ ピイ ピイ
  次男 身とらないかん
  そんな大きな声するとやかましい。
  次男は大きいでなあ(大声なり)
  こっちにも、あっちにも仏さんが見える、長男は良く知っておる、助ける為に、父ちゃんものの様来る、父ちゃんののの様(仏様の事)
  僕のの様岐阜の御坊さんに行く、次男も御坊さんじゃ。
  そんな事言やせん、のの様にして貰えん、兄ちゃんもやんちゃして今日幼稚園へ行かなかった、又兄ちゃんに良い所へ連れて行ってやるな。
又母ちゃんも兄ちゃんも弟も皆目つぶって居る間に連れて行ってやる。
父ちゃんの云う様にして、
お前外へ行って車掌さんやってやれ。
そうすると恥ずかしい(二男は外え出ると恥ずかしがり屋)
蛭に塩みないなものだ
お前(次男)欠伸して居る、眠たなったでもう寝よ寝よ
 ふと次男を見ると丁度欠伸をした、やや時間過ぎて、
  地蔵さんになると うまい事説教するじゃにな、恥ずかしい所じゃな(うとうとして覚え無し)
○ 下地の人が来ても出来て、喜ばして貰えれば有難いと云ったって分らん。


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