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NHK朝ドラ「ひよっこ」-見習いコックさんが汁椀に茶碗を重ねた場面から感じたこと

2017年06月14日 | 芸術・本・映画・TV・音楽

NHK朝ドラ「ひよっこ」は楽しみにしていたのですが、「奥茨城編」、「向島電機編」がよかっただけに、「すずふり亭」になってコメディ色(というより、「コント」のよう)が強くなりすぎて、ちょっと見続ける意欲が激減しています。 

先の二編は、脚本、演出だけでなく、ベテランはもちろん、まだ駆け出しの俳優さんたちも迫真に迫る演技を見せてくれていて、ついつい彼らが「演じている」のを忘れてしまうことも。 

すずふり亭編ではその脚本のせいもあるのですが、ベテランも駆け出し俳優の演技も、何か力が入りすぎているようで(奥茨城編と向島電機編に出演していたときは、そんなことがなかった。)、なんだか見ている方が疲れてしまう。 

唯一、すずふり亭の見習いコック前田秀俊を演じる若い俳優さんだけは、その役柄のせいもあって、奥茨城編や向島電機編の出演者たちと同じ色を出しているのではないか・・・そんなふうに思っています。 

ですが、今日はそんな彼についてもがっかりすることが。 

今日は、主人公みね子が初めて「すずふり亭」で仕事開始した日でしたが、その時の賄の食事(遅い朝食)のときのこと。 

その場面で、井の一番に食事を終えた秀俊、ご飯茶碗と汁椀を持って厨房に向かうのですが、彼はお椀の上にお茶碗を重ねていました。 

実際、お椀の方が一まわり大きそうだったので、そうしたくなるのはわからないでもないのですが、ちょっと驚いて、「せっかく包丁さばきも練習しただろう彼が、塗りの漆器に陶器のお茶碗をいれてしまうなんて・・。」と、残念に思いました。 

(次に食べ終わった先輩コック役の俳優さんは、両手で別々にお茶碗とお椀を持って厨房に向かいました。) 

まあ、若い彼が陶器を漆器の上に重ねると傷がつくかもしれない(御椀にお茶碗がはまって、とれなくなることもあるよう。)ということまではわからなかったとしても、周りの人間に「コック見習いがそれをしてはおかしい」と気が付いた人はいなかったのでしょうか。
気が付いても、「映画じゃないからいちいち撮りなおしはしない」ということだったのかもしれませんんが、この場面にこのドラマが雑になってきている表れなのではないか、と思えてしまいます。 

(また、「働きもので家の手伝いをよくしていたみね子」がおせち料理の味付けがわからないとか、ジャガイモ皮むきをさっさとできない(ピューラーに慣れていないだけ?)場面などもそうですが、演出だけでなく脚本自体も、何か舵をなくした船の様になっている気がします。)

ドラマは「少し辻褄が合わないことがあってもOK」、「内容が漫画チックでもOK」、「俳優にイケメンや旬な人がでればOK」と言う人も多いかもしれませんが、途中までは質の高かった「ひよっこ」の場合、このこの方向転換についていけない視聴者も少なくないのではないでしょうか。

追記:

奥茨城編、向島電機編の若者(主人公のみね子の髪型はNG)は、髪型、メイク、服装、「昭和」の臭いが漂っていましたが、すずふり亭の若手は「平成の若者」のまま。
特にアパートの住人のOLを務める女優(本職ミュージシャン)の化粧、そのままいつものメイクのまま出てきていますが、昭和40年代にあのような濃いメイクをしているOLなどはいなかったのではないか・・・と違和感。
乙女寮の女優達のメイク担当は今はいないのか、それとも本人がメイクを拒否しているのか。
彼女のメイクは、「とと姉ちゃん」の大地真央のメイク(主人公の祖母役なのに、主人公の母親より濃いメイク)を思い出させます。
(スタッフが大地真央に何も言えなかった賭しても仕方がないとは思いますが、彼女の場合は…何か文句を言えない事情あり?)

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