Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

サンマ漁獲枠-「日本24万トン、台湾19万トン、中国5万(4万)トン」と提案した日本

2017年07月15日 | 国際・政治

時事通信(2017年7月15日)
サンマ漁獲枠、合意できず=来年再協議―北太平洋漁業委
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170715-00000097-jij-pol
 

日本や中国、台湾など8カ国・地域は15日、札幌市内で開いた北太平洋漁業委員会(NPFC)の年次会合で、国・地域ごとにサンマの漁獲枠を設ける日本の提案について合意できなかった。

 水揚げを増やしている中国などが反対した。来年の会合で改めて協議する。

 今回の会合は13日に始まり、日中台やロシア、韓国、米国など8カ国・地域が参加した。日本は全体で年間約56万トンの漁獲枠の新設を提案。国・地域別では、日本約24万トン、台湾約19万トン、中国約5万トンなどを割り当て、漁船数を増やさないようにすることも呼び掛けた。

 日本が提案した国・地域別の漁獲枠は、過去数年の実績に比べ日本の枠が大幅に増えているのに対し、台湾は小幅な増加にとどまり、中国は小さく設定されていた。日本政府関係者によると、国別の枠設定に中国や韓国が反対し、台湾は賛成したという。

うーん・・。
このニュースが昨日TVで流れたとき、夫が思わず「これはいくら何でもないだろう」とボソリ。

TVのニュースでも、時事通信の記事でも韓国、ロシア、米国の漁獲枠提案の数字が書いてなかったので、他の記事を探しましたが見つからず。

しかし、その時見つけた記事から、ちょっとした違いに気が付きました。

Japan Times (Kyodo)
Japan to propose country-to-country catch quotas for saury
http://www.japantimes.co.jp/news/2017/07/11/business/economy-business/japan-propose-country-country-catch-quotas-saury/#.WWoLVzqQxMs 

Japan Timesの記事には、日本の提案は「日本240,000トン、台湾190,000トン、中国40,000トン」、時事通信は、「中国50,000トン」。これはのちに修正したのでしょうか? 

(The proposal reflects Japan’s concern over rapid increases in the fish catches of China and Taiwan in recent years. The government plans to propose a quota of 560,000 tons in total for the seven countries and Taiwan that participate in the North Pacific Fisheries Commission, dividing the quota among the members based on their past catch levels.

The proposal envisions allocating 240,000 tons of the catch quota to Japan, 190,000 tons to Taiwan and 40,000 tons to China.) 

いずれにしても、韓国、ロシア、米国の分は、560,000トンから240,000トン、190,000トン、40,000トンないし50,000トンを引いた、「90,000トンないし80,000トン」となると思います。

(「米国が入っていて、なぜフィリピンなどが入っていないのだろう?フィリピンの魚屋さんでもサンマを売っているようだけど」と思ったら、フィリピンは北太平洋枠じゃないよいですね。
九州、四国、東海地方の南は太平洋ではなくフィリピン海
http://baseviews.com/other/south-coast-of-japan-is-philippine-sea.html
) 

これでは、中国や韓国が反発するのは当然じゃないでしょうか?
そして、米国はともかく、ロシアは何と言っているのでしょう。 

なお、日本の年間捕獲量が112,000トンから224,000トンで、中国の捕獲が、2012年の2000トンから50,000トンに増えているとのことです。 

(According to the Fisheries Agency, the total saury catch in the North Pacific over the past five years has ranged from 354,000 to 625,000 tons. Of that, Japan’s catch has ranged from 112,000 to 224,000 tons, with its volume on the decline in recent years.

On the other hand, Chinese data shows the country’s catch of the fish surged to around 50,000 tons in 2015 from around 2,000 in 2012. )

今回の日本の提案、各国から自分勝手と思われるだけでなく、むしろ「日本の捕獲量を減らせ」と言われるような気がするのですが・・・。 

追記:

リニアモーターカーや近未来的なビルが建ったり、ロボットを開発するような事が「国の豊かさ」と思っている政治家が多そうだけど、私は「そんなことより、好きな食べ物が急に激変して値段が高騰したり、急に食べられなくなることがないようにしてほしい。」
と思います。

ウナギの価格高騰、バター、トウモロコシ、ポテトチップが姿を店頭から姿を消したり(23年前はお米が入らなくなったときも)・・・そういうことに麻痺してしまいそう。
玉ねぎをスーパーに買いに行って、外国産しか見つからなかったこともありましたが、そんなことは昔はなかったです。

海水魚の場合は他国の乱獲という面(寿司が世界に普及した関係もあり)もあるとは思いますが、やはり同時に環境破壊の問題もあります。

皮肉なことに、環境破壊を国は率先してしているんですから(日本だけではないですけど)・・・。

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« イタリアやフランスでワクチ... | トップ | サンマ漁獲枠-日本の提案の... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む