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終の棲家-ハウスメーカーをF林業に決定した理由

2017年05月28日 | 家の建て替え

終の棲家-建て替えへ
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/c8c0b7989c1420d185ba705d7afcbe78

の続きです。 

家の建て直しは、来年の春になるのですが、本契約になる前に図面をほぼ確定して、概算を出してもらうために、毎週末ハウスメーカーと打ち合わせをしたり、土地の測量(小さな土地なので、道路斜線やら隣地の境界を広げるために勾配率も含めてきっちり測量する必要あり。)、地盤調査に来てもらったりで、忙しく過ごしています。 

今年に入って、近所の人の建て替えの施工業者であるSハイム(軽量鉄骨)と、「蔵」を考えたMホーム(パネル工法)を観に行きました。 

その時点では「建て替え」は最終手段と考えていて、その話を先にしたせいか、どちらの営業の方もせっついたり、押しつけがましいところはありませんでしたし(電話や家への訪問はありましたが、資料や景品配りだけ)、共に人柄もよさそうではありました。 

しかし、5月に入って建て直しを決断した際も、SハイムとMホーム、どちらにも再度相談にはいきませんでした。 

それは、Sハイムの営業の方はフィナンシャルプランナーの有資格者、Mホームの営業の方は宅建免許保持者ではあったものの、彼らは建築自体のスペシャリストではないので、我が家のような小さい家の設計のプランを練るのには不向き。そしてまた、木造軸組工法ならば多少の知識はあれど、軽量鉄骨やパネル工法の家のことについての知識はない私たちがその工法で家を建てるとなったら、ほとんど受け身になってしまうのではないかという危惧もあったので、候補から外したのです。 

そう考えていくと、やはり新しい家は「木造軸組工法」、そしては良い営業担当者(設計がわかる人)がいて、自分達の要望をぶつけそれを形にしてくれるところが良い、ということになりました。 

この条件だと、むしろ住宅展示場を出しているハウスメーカーではなく、地元の工務店に話を訊きに行く方がよさそう・・・そう考えながら、「参考までに」という気分で住宅展示場を再度訪れたときに、用事があってきていた若い現場監督M君と出会いました。

 彼は営業員ではなかったのですが、(ゴールデンウィークの平日で)1人しかいなかった案内係が他の客を案内していたため、気を聞かせて事務所からでてきてくれたのでした。 

このM君、展示場案内も素人っぽく、特別自社だけの宣伝をするわけでもありませんでした。 

ただ彼は「和室オタク」「木造オタク」。自分がこうした家を建てる仕事についていることを本当に誇りに思っているようでした。 

2人で和室の話から、職人の話、家づくりの話などを熱く語り合ううちに(夫は私たちが話こんだので、お客がさったあとのスタッフ女性と歓談)、M君は尊敬する会社の先輩たち-KさんとTさん-の話をしてくれて、 

「いや、〇〇さんは、絶対うちのKと話しが合うと思います。
もしよかったら、××展示場のKとお話してきてください。それで合わなければ縁がなかったということで、全然構いませんので。」 

と一言。 

「そうね。では伺いますけど、家を建てることになったら、あなたに現場監督をたのめるかしら?」 

と返す私に、M君は一瞬驚いた顔をして、

「はい、是非そうさせていただきたいです。」。 

こうして私と夫はF林業の外の展示場のKさん(二級建築士)に会いに行き、そのKさんがM君が話してくれていた通りに、誠実で信頼がおけそうな人であることを確認しました。 

F林業のことは、実は私はよく知らなかったので、大手デベロッパーで働いている知人に確認。

いくつか避けたいハウスメーカーの話をしていた彼は、F林業については
「悪い噂をきいたことがない」
と。 

そしていろいろ調べて観たり、実際にF林業が建てたばかりの新築(Mさんが担当した家だと思います)を見せてもらったりし、納得し、申し込み。 

まだまだ始まったばかりで、これからトラブルがあるかもしれません。 

しかし、このF林業は、図面から何から主導権を失いたくない、しかし的確なアドバイスをしてほしい私と夫には、とても相性がよいハウスメーカーだろうことは間違いないと思っています。 

最近ふと、「顧客であるはずの私たちも、F林業のプロジェクトチームの一員で、プロジェクトチームのリーダー」と錯覚することがあります。(これは、海外にバックパッカーをしていたKさんと共通の話題で盛り上がり、彼が「同僚」のように思えることもあってです。)
これは、ハウスメーカーに一任したい顧客にとっては逆に不満になるかもしれませんが、私たちにはとてもありがたいことです。

(ちょうど、現場監督Mさんが話していたもう一人の設計、現場監督、経理を担当するTさん((一級建築施工管理技士、二級建築士)が測量の時に我が家に来てきくれたので対面。こちらもなかなか。 

普通、ハウスメーカーで家を建てる場合、初期は対応は営業担当だけだと思いますが、申し込み以前からF林業ではチームを組んで対応してくれるよう。(いや、我が家のケースは特別なのか・・・現場監督のM君も入っていますから。)) 

さて、蛇足ですが-F林業に決定したあと、Sハイムの営業担当とMホームの営業担当者から電話がかかってきました。 

両者とも、他社で建てることを伝えると、もちろん残念がりましたが、我が家が家の件ではいやな思いをして悩んでいたのを知っていたからか、方向が決まったことを喜んでくれているようにも思えました。 

もし、軽量鉄骨やパネル工法で建てたいという人に相談を受けたら、彼らを紹介したいですね。 

(家づくりは本当に、良い営業、良い現場監督、良い大工・職人に巡り会うか会わないかで、同じハウスメーカーでも満足度、建てられる家も大きく変わってくると思います。 

我が家の家づくり、最後に「大工さん、職人さん」の当たりはずれの問題がありますが、大工さんは一応F林業の専属。また、Kさんが、「Mは突っ走りすぎたりすることがあるけど、大工さんや職人さんにとても可愛がられています。」と言っていたのを考えると、仕事を丁寧にやってもらうと信じています。)

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