Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

小6〜高1の少女への子宮頸がんワクチン半強制接種について考える

2017年09月05日 | 福祉・医療

「子宮頸がんワクチンは、初体験前(=HPVウィルス感染の可能性がない)にしなければならないから、小学6年生から高校1年生に接種」

ということに違和感をもって調べました。 

若者のセックス&デート体験率
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2460.html 

Cumpas Hub (2017年3月4日・8月5日)
初めてのセックス(初体験)の平均年齢は何歳?海外と比較してみた
http://campus-hub.jp/article1379   

Royal naught
【資料】日本の童貞&処女比率
http://www.royalnaught.com/entry/virgin-japan 

(子宮頸がんワクチンが安全で、生涯にわたって効果が期待されていると仮定してですが、)日本では小学校6年生から高校1年生までに接種をする必要があった人は30%以下でしょうか。なお、統計で初体験年齢を答えているのは性交渉をしたことがある人のみですから、実際はもっと少ないでしょうし(30代未婚女性の4人に一人が性交渉がないという。)、未体験者なのに見栄を張って「体験あり」とする人のことも考えれば更に低い。

子宮頸がんワクチンを打つこと自体が「思春期の子供」に悪いことを認めながら、日本の実情を顧みずに思春期の子供に半強制的にワクチン接種をしたことは、ワクチン自体の副反応以前に問題にすべきだと思います。
高校1年生以下は希望者接種、むしろ接種を奨励するのは高校卒業後が妥当だったのではないでしょうか。(もちろん「強制」はなし。)

ところで、中高生の性体験する少女たち、彼女たちが、「子宮頸がんワクチンを打ったから、安心」と言って、よりご発展することはないのでしょうか。 

こちらは以前書いた記事ですが、 

池田修一教授の仮説に村中氏が熱くなる理由-遺伝子検査とワクチン
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/2053e4424923fc4d38a8803ca6eb82af 

ここでは遺伝子研究を批判する村中璃子氏の言葉を紹介しました。 

「例えば、肺がんになりにくいと判定を受けたので禁煙をやめる人や、背景に別の病気があるのに太りにくいと診断された結果、治療が遅れる人、暴飲暴食で症状を悪化させる人が出てこないともかぎらない  」

この言葉の感想として私は、 

そもそも、遺伝子検査を受ける程の人は人一倍健康管理に神経質で、結果によってそんな無茶をする人はほとんどいないでしょう。 

逆に、彼女の理屈に従うなら、
「ワクチンを接種したから、インフルエンザが流行っている時期人混みにどんどん出ていくのもOK。」「子宮頸がんワクチンを打っているから、何をしても大丈夫」と思う人が出て来てもおかしくないと言えると思います。 

と書きました。 

この時は私は村中氏の言葉を批判するために、
「子宮頸がんワクチンを打っているから何をしても大丈夫」と思う子が出てきてもおかしくない気がします。」
と書いただけでしたが、(村中氏の理屈に従ってしまいますが)まだ精神的に未発達な中高生ならそう思う子がいてもおかしくないように思えてきました。

(私が久住英二氏や堀成美氏が非常に無責任だと思うのは、彼らが子宮頸がんワクチンを打っても他のカバーしていないウィルスがあることや他の性病が流行っていることも知りながら、精神的に未発達な中高生にモーニングアフターピルを宣伝したり、無料配布の提案をしていることです。

特に久住氏の場合は、自分のクリニックのピルの宣伝とともに、「中学生や高校生の皆さん、コンドームを用いない性交渉をしたり、破れちゃった!というとき、財布の問題は後で考えるとして、とりあえずナビタスクリニック新宿に来てきださいっ!!」
と言っていますが、彼は税金で賄われているはずのAMEDのプログラムオフィサー。
多少なりともそこから収入を得ているのであれば、返還願いたいです。)

コメント
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