アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

えっ、何で俺が糖尿病に・・・?!

2014年04月25日 20時56分05秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ

 昨日、仕事の帰り際に、先月行われた定期健診の結果を会社から受け取り、何気なく中身を見た途端に・・・一瞬目が点になりました。何と「糖尿病の疑いがあるので、精密検査や再検査を受けて下さい」と書かれてましたから。それまでは、糖尿病なんて一種の「ぜいたく病」で、私とは全く縁がないと思っていたので。
 実際には糖尿病は「ぜいたく病」なんかではなく、過労やストレスでも発症し、それに苦しんでいる患者も多くいる訳ですが。でも、私の頭の中では、まだまだ酒飲みやヘビースモーカーやメタボな奴がなる病気だというイメージがありました。その意味では、腰痛を患っている私の身体は、外科的にはおせじにも健康体とは言えませんが、酒もタバコもやらないので、内科的にはそういう病気とは今まで無縁だと思っていましたので。

 以下がその健診結果通知書の要旨です。(上の写真の赤線部や赤枠で囲った部分)
 総合判定→要再検・精検:詳しい検査が必要ですので受診して下さい。
 指示項目→尿糖陽性(2+)で精密検査を受けて下さい。血糖値異常(113)で尿タンパク(+)も陽性なので経過観察を要します。
 ※血糖値とは血液1デシリットル中の血糖(ブドウ糖)量をmgで表示したもので、0~99が正常値なのだそうです。
 注意事項→就業注意。糖尿病疑です。食事のバランスや糖分、飲酒に気を付け、3ヶ月後に再検査を受けて下さい。

 はあっ??何でやねん!酒もタバコもやらず、暴飲暴食やメタボとも無縁で、実際に昨年までは何の異常も見られなかった私が、何でよりによって糖尿病なんかに・・・??
 しかし、もし本当に糖尿病なら、医療費だけでもバカになりません。食事も制限されるし、下手すれば仕事も辞めなければならなくなる・・・お役所ですら、あれこれ難癖つけて生活保護の申請すらさせないようにしているこの国で、失業すれば一体どうやって食べて行けば良いのか・・・。私は途方に暮れてしまいました。


 もはや「3ヶ月後」まで待っておれません。幸い翌日の今日が公休日なので、さっそく近所の総合病院に精密検査を受けに行く事にしました。それに先立ち、自宅に帰ってからもネットで糖尿病について調べてみました。
 そもそも糖尿病とは、簡単に言えば、すい臓で作られるインスリン(インシュリン)というホルモンの分泌や調節がうまく働かなくなった結果、ブドウ糖やタンパク質が栄養として体内に取り込まれず、血液や尿にあふれ出す病気であり、酒やタバコ、暴飲暴食や不規則な食事以外にも、過労やストレスによっても誘発されます。その結果、疲れやすくなったり、やたら喉がかわいたり、何度もおしっこに行きたくなったり(頻尿)といった症状が出てきます。今の治療は、そのつどインスリンの分泌を促したり血糖値を下げたりといった対症療法がまだまだ主流で、いったん糖尿病になると、今でもなかなか治りにくいのだそうです。
 そう言われれば、確かに私は酒もタバコもやらないし、むしろ小柄でメタボとは縁遠い身体ですが、最近朝はやたらトイレに行きたくなります。起床後に1回、出勤前に1回小便をしても、1時間後にまたしたくなります。その後は午前中に約1回、午後からも仕事が終わるまで1~2回程度なので、朝の頻尿は、早朝から寒い所での作業にいきなり入る為に、身体がまだそれに適応できずに起こるものだと思っていたのですが。ひょっとしたらひょっとするかも・・・。
 毎日の食事も、確かに生協時代みたいに夜遅くまで働かされて寝る間際に夕食を食べるような事はもうないものの、母が亡くなってからは毎日のおかずも出来合いの惣菜ばかりなので、知らず知らずのうちに栄養が偏っていたり、ヘルシーだと思っていた魚や豆腐も取り過ぎるとプリン体の過剰摂取につながると、どこかに書いてあったので、ひょっとしたら・・・と、徐々に不安な気持ちになって来ました。

(参考資料)
・日本糖尿病学会 http://www.jds.or.jp/
・(社)日本糖尿病協会 http://www.nittokyo.or.jp/
・糖尿病ネットワーク http://www.dm-net.co.jp/


 それで、今日、意を決して病院で精密検査を受けてきた結果・・・やっぱりシロでした!(上の写真の赤枠囲み部分)
 血糖値は84、HbA1c(血液中のヘモグロビン濃度?)5.1%、その他の数値も全て正常の範囲内で、尿中の潜血や糖やタンパクも陰性でした。
 では、会社の定期健診でなぜ今回、糖尿病の疑いがあると診断されたかというと、この健診を受けた日は、朝からメチャメチャ仕事が忙しかった日でした。もう1ヶ月も前の事ですが、余りにも忙しかったので手帳の余白にもその旨をたまたま書き記していたのが、思い出す決め手となりました。その後、昼食も含めて1時間の休憩の後に、午後からすぐ受診したので、当日の激しい労働に昼食後という条件が加わり、このような数値が出たのではないかと思っています。実際、再検査した病院でも同じ様な事を言われました。
 しかし、会社の定期健診でも、こんな事って実際にあるのですよね。意外と「いい加減」と言うか。お蔭でせっかくの公休日も、精密検査の結果を待つだけで丸々半日かかってしまったので、もう後は近所で買い物をしたりスーパー銭湯で休んだりして過ごすしかありませんでした。それでも何もなくてまずは一安心な一日でした。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東電の廃炉工程表に欠けてい... | トップ | 憲法改正が更にブラック企業... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
とにかく (あるみさん)
2014-04-26 19:45:27
異常がなくて、何よりです。
糖尿病は、食生活よりもストレスの影響が大きいとも聞きます。また、遺伝的な要素もあるようです。

とりあえず、「最強」の糖尿病治療(ホンマに治る)法、糖質制限について書いたブログをTBしておきますね(^^)
返信する
TB有難う (プレカリアート)
2014-04-27 19:11:53
 あるみさん、TB有難うございます。
 そういえば定期健診当日の3月25日は、4月からの消費税増税を控えての駆け込み需要で物量が増大した上に、スーパーが特売を組んだ事もあって、勤務先の物流センターでは仕事がてんてこ舞いの一日でした。その中でバイトに健診も受けさせなければならないという事で、会社は昼休みが終わるや否や、とにかく早めに健診を受けさせようとしていたのを思い出しました。

 これでは血糖値が上昇する筈です。すい臓には、血糖を抑えるインスリンとともに、反対に血糖を増やす働きをするグリカゴンも分泌する機能があり、この両方のホルモンで血糖値のバランスを取る仕組みになっているのですが、午前中の激務により、グリカゴンの分泌が促されたのではないかと、今日受診した鍼灸治療の先生も仰っていました。
 それと同時に、たとえ一時的とはいえ、異常とは言えどもたかだか113程度の血糖値で、糖やタンパクが陽性になったのは、やはり加齢や疲労の為に、すい臓・肝臓・腎臓の機能も徐々に弱まっているのではないかという事も、先生から指摘されました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ」カテゴリの最新記事