アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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8月度決算報告

2017年09月03日 17時10分24秒 | 当ブログと私の生い立ち


 私が8月6日に実家を飛び出して約1ヶ月が過ぎました。8月の給与が振り込まれたので収支決算を出してみました。結果はやはり3万9千円余の赤字となりました。
 プライベートな内容なので、結果をネットに公開すべきかどうか迷いましたが、やはりここは、今後どうすべきかも含め、広く読者に意見を求める必要があると思い、思い切って可能な限り公開する事にしました。
 まずは、上記の決算概要から説明していきます。

 収入については、「月10時間余の残業では少なすぎる、もっと残業代を稼いで生活の足しにしなければならない」という意見もあろうかと思います。しかし、これについては、今はもう、会社の方針として、無制限の時間外労働は到底許容されなくなってきています。これは、電通などの過労死事件やブラック企業批判の風潮を受けての事であり、労働者としても歓迎すべき内容です。しかし、それだけではなく、会社としては残業代圧縮で人件費を削減したいという理由も、もちろんあるでしょう。むしろ、こちらのほうが会社の本音でしょう。
 それに、「たった月10時間そこらの残業」と言っても、ずっと動きっぱなしの立ち仕事では、1日1時間残業するのが精一杯です。特に私の仕事は、早朝7時始業で、非正規の契約社員なので1時間の昼休みは労働時間には含まれません(無給)。定時で8時間きっかりに上がっても、拘束時間は既に9時間になります。その後1時間残業して17時まで働いても、まだそんなに体に負担にはなりませんが、2時間以上働いて18時以降に退勤となると、もう拘束時間は11時間以上となり、体はヘトヘトになります。たった1時間の違いでも大きいです。私としては、週末などの繁忙期に2時間も3時間も残業させられるぐらいなら、まだ毎日1時間程度の残業がコンスタントにあるほうが有難いです。

 次に支出部分の説明に移らせてもらいます。
 家賃(ホテルの月極宿泊料金)については、既に今までの記事の中で説明済なので省かせてもらいます。
 「組合費」というのは、私が個人的に加盟している地域の労働組合費です。毎月1200円ずつ払っています。組合費を払うだけで会社では何も活動していませんが、何かあった時には、やはり転ばぬ先の杖は必要です。現に、過去に労災もみ消し事件に遭遇した時も、組合に入っていたおかげで助かりました。
 「医療費」というのは、その大半が腰痛治療に通っている鍼灸院の治療費です。家の近くにある鍼灸院で、家出した今も隔週ごとに定期的に通っています。健康保険は使えないので、1回通うごとに6千円かかりますが、完全予約制で1時間半みっちり治療してくれます。腕も確かなので、いつも予約で埋まっています。腰痛治療だけでなく、心療内科的な診察も行っています。私も今まで、職場や実家の問題について、何度も相談に乗ってもらいました。

 「個人年金保険料」というのは、今まで私や兄・妹が勤め先からもらっていた給与のうちで、実家に入れていた分の中から、親父が、それぞれ家族の名義で、生命保険や個人年金に支払っていた分です。今まで親父が支払っていたものを、相続税対策との絡みもあり、今後はそれぞれ当事者が払うようにしたものです。
 私の分は、住友生命と日本生命の10年確定年金で、合わせて月2万3千円余払っています。そのうちで、住友生命については、保険ファンド(生命保険の満期金)から預金に充当され、それを払うだけなので、実際の負担は余りありません(それでも額が結構多いので精神的な負担は大きい)。しかし、日本生命の分については、そのようなファンドもなく、給与をまるまる掛け金に回さなければならないので、結構な負担になっています。こちらのほうは、もっと毎月の負担が減らせないか、担当の保険外交員さんと相談しようと思っています。
 「固定資産税」というのも、親父が同じように相続対策として、私の名義で購入してくれた近所の空地です。車2台分の駐車スペースしかない草ぼうぼうの狭い空地なので、妹夫婦が実家に来た時の駐車場として今まで借りてきました。それが、駅前再開発との絡みで、地価の値上がりが見込まれそうなので、親父が所有者の近所の知人から購入してくれた分の相続税です。宅地ではないので、小規模宅地の特例は適用されず、今後は評価額の1.4%の固定資産税を払わなければならなくなりました。月額にすれば7千円ほどですが、固定資産税の納期は自治体ごとに異なり、月数もバラバラです。2か月分で済む時もあれば、4か月分まとめて払わなければならない時もあります。今回は2期(6・7月)なので2か月分だけで済みましたが、次の3期(8〜12月)は5か月分も払わなければなりません。払わなければ財産が差し押さえられます。今までの蓄えがあるので、いきなり差し押さえられる事はないでしょうが、これも大きな家計負担になっています。
 「インターネット接続料」については、今まで加入していたのが一戸建て向けのプロバイダーで、パソコンも実家に置いてきたので、家出を機に解約する事にしました。たとえWiFiを使っても今のホテルでは対応できないと、プロバイダから言われました。このブログの更新もネットカフェから行っています。そうであるにもかかわらず、今月も預金から料金が引き落とされています。これは多分、前月度の分だと思いますが、来月も引き落とされるようなら、再度プロバイダに問い合わせてみようと思っています。


 
 これらの固定支出の分だけでは、差し引き3万円程度の利益は確保できるはずでした。しかし、それはあくまで机上の空論にしか過ぎませんでした。生活する上で必要なのは、何も食費だけとは限りません。たとえば、賃貸物件のホテルの一室には、風呂・トイレはおろか水道やガスコンロもないので、下着等の洗濯もすべてコインランドリーで済まさなければなりません。着替えの衣類も、実家から持ち出した分だけでは足りませんでした。それ以外にも、毎日飲む缶コーヒーも、塵も積もれば山となります。1日300円としても30日では1万円近くになります。
 それに、はっきり言って、毎日毎日、家計簿(冒頭に掲げた収支決算の原資料、上記参照)とにらめっこで、毎日200円のパンとコーヒーや、400円の弁当ばかりでは、気分的に滅入ります。たまには値段を気にせず外食もしたいし、旅行もしたいです。それはゼイタクでもワガママでも何でもないと思います。実際、家計簿を見ても、毎日の食事は全部、ほか弁か社員食堂のメニューが大半です。その中で、唯一のゼイタクが、公休日に喫茶店でゆっくり新聞読みながら食べる、1食400円のモーニングです。これ以上、一体どこを削れと言うのか。

 そこで、Wワークする事にしました。今の仕事は週5日で毎日7時から16時まで、残業しても17時までなので、月18万円ぐらいしか稼げません。これでは収支トントンにもならないので、週3日18時から22時まで、難波のオフィスでテレアポの仕事をする事にしました。下記がその求人広告の概要です。
 今の公休日が毎週日曜と水曜なので、その間の日・月・火曜日をWワークに当てようと考えています。これなら、比較的定時で帰れる週始め限定で、日曜ゆっくり休んだ後に夜の仕事に入れ、難波から新今宮のホテルまでは目と鼻の先なので、ギリギリ6時間寝た後で翌日の昼の仕事に入れます。夕食は、Wワークに入る前に、どこかで外食で済ませます。それで火曜日まで頑張った後、水曜日もゆっくり休む事ができます。時給も1100円と高めなので、週3日でも月5万円は稼ぐ事が可能です。今週水曜日に面接です。
 テレアポの時給が比較的高めなのは、離職率が高いからですが、これはブラックだからというよりも、むしろ人によって向き不向きがあるからです。ずっと座って客からのクレーム電話を受けていたら、そりゃあウツになる人もいるでしょう。しかし、単なる仕事と割切って、相手が何を言おうが、ひたすらマニュアル通りの受け答えしかしないオペレーターになりきれば、こんなに楽な仕事はありません。飲食業の皿洗いや荷物運びなどのキツイ、安い仕事と比べたら、まだはるかにマシです。テレアポの内容も、高速道路の料金や経路に関する受け答えが主で、販売ノルマなども無いようなので、そんなにキツイ仕事ではないでしょう。時給高めのバイトであっても、その全てがブラックや詐欺まがいではない事は、現に私も過去に経験しています。

※時給:1,100円〜、交通費支給(1日上限1,000円まで)、研修中60時間程度は時給1,000円
※勤務地:大阪市内難波某所の高層オフィスビル
※仕事:高速道路の走行料金や、経路、施設などに関する問合せにお答えする電話応対のお仕事
※資格:学歴不問
※時間:7:00〜10:00、7:00〜11:00、7:00〜12:00、7:00〜14:00、7:00〜16:00、13:00〜20:00、15:00〜21:00、17:00〜22:00、18:00〜22:00…など
シフト組合せOK、5:00〜、6:00〜など開始・終了時間応相談、月〜日/週3〜5日のシフト制
※待遇:社会保険完備、休憩室・ロッカー完備、テナント各店割引特典あり、給与前払い制度あり、有給休暇、服装自由
※応募条件:一般常識試験、PC入力試験あり、面接時交通費支給なし
※「20名以上の大量募集、50〜60代の主婦(夫)も大歓迎」と謳いながら、写真には若い女性が笑顔で楽しそうに、という辺りに、若干うさん臭さを感じますが…w。

 最後に、今までコメントしてくれた読者の方へ。アドバイスどうも有難うございました。この場を借りて御礼申し上げます。
 「親との寄りを取り戻したら」という折角のアドバイスですが、これは正直言って、今の私には無理です。親父が今まで色々してくれた事については感謝しますが、だからと言って、それで今までの毒親ぶりを帳消しにする事は出来ません。親父が色々してくれた事についても、純粋に私の将来を思ってと言うよりは、むしろ、親父が世間体を気にして、「子思いの親」を演じたいという自己満足の動機のほうが大きいと思います。つまり、「愛情に名を借りて自分の欲望を満たしたい」だけなのです。そうでなければ、息子の婚活なのに、肝心の息子を差し置いて、「自分が中心に居座っている写真を見合い写真として使え」なんて、非常識な事をごり押しして来るはずありません。私の名前で土地を買ったり民間保険に加入したのも、「息子にひもじい思いをさせたくないから」と言うよりも、むしろ「そんな息子の親だと思われたくないから」ではないでしょうか。そんな毒親と今後も同居し続けて、もし親父との間で殺傷沙汰にでもなったら、もう取り返しが付きません。今思えば、親父は、ひょっとしたらアスペルガー症候群(脳機能障害の一種で感情の抑制がきかなくなる)だったのでは?今や、そんな疑念すら思い浮かぶようになってしまいました。いくら経済的に困窮しても、命の問題に代える事はできません。毒親問題の解決は、毒親の支配から離れる事に尽きると、どの識者も指摘しています。
 次に、自炊のお勧めですが、私も親父が入院していた時に、実家で自炊したりしていましたが、これも思うほど節約にはなりませんでした。自炊と言っても、男が家に帰ってきて作れるのは、せいぜいご飯ぐらいです。現に親父も、オカズはスーパーで出来合いの惣菜を買って済ませていました。働きながら、オカズまで全て自分で材料から毎日用意するのは、はっきり言ってシンドイです。それなら、たとえ外食や弁当でも、スーパーの百円惣菜などを上手く組み合わせて買い込んだほうが、時間も節約でき栄養も取れるのではないでしょうか。但し、冷蔵庫がない(買い置きができない)のは辛いです…。
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