那古野神社の車楽に提灯を奉納する為に曳かれる山車を御見舞車と呼びます。元々は台八車に笹提灯を乗せて、車楽に謙譲したらしい。
現在は「御見舞」という行事は消え、かつて御見舞車だった山車も、地元の祭礼に曳かれたり、他所に売られて現存しています。
有名なところでは、国際センター南に位置する
小鳥町南部、上花車所有の「紅葉狩車」
下花車が所有する 「二福神車」
もう少し南に下る内屋敷の「唐子車」
東区尾張徳川家菩提寺建中寺前所有の「神皇車」
かつて中村区に在った廣井村中ノ切所有だったが、
現在は常滑北、西之口所有の 「雷神車」(張良車)
西区お菓子問屋で有名な新道付近にあったと思われるが、明治期に美濃へ売られた「浦島車」
中区益屋町にあったが、富沢町(現 栄 丸栄付近?)を経て美濃へ売られた「ウツボぐるま」
そして、下花車の先代二福神車が静岡県浜北の宮口にあります。
まだ、確定できない山車もありますが、現在は生き残りはこれだけ。
どんな形でも、曳き出されて現存している事に評価せねばなりませんね。
所変わって、「尾張一宮 真清田神社」「尾張二宮 大懸神社」にも車楽があります。時代の変遷で出されなかった時期もありますが、現在、例え細々とでも続いております。
ちなみに「尾張 三宮 熱田神宮」にも、車楽だけでなく、大山もありました。
大山は、現代残っていません。(あまりの大きさに維持が困難になったからです)
熱田の車楽は1輌復元されました。
もう一つ津嶋神社の舟に提灯を飾る「船車楽」も有名です。
名古屋の那古野神社に提灯を車で奉納(献灯)する行為を「御見舞」
御車を「御見舞車」と呼んでいます。しかし、一宮の真清田神社や大懸神社では、
馬を飾り立て、奉納します。(はなのとう)
名古屋の祭礼は夏、真清田神社や大懸神社は、春。
季節の違いで、花と笹提灯、馬と御車に変わったのでしょうか?
車楽の形は「名古屋型」と呼ばれる山車の原型とも考えておりますので、一度見てみたかったのですが、運良く今年見ることが出来ました。
一宮真清田神社の車楽です。季節は4月でした。
記事にするタイミングが遅すぎたので、那古野神社祭礼後の公開となりました。
日にちは4月3日ですので、お間違え無きよう。
続き 真清田神社車楽(4月の祭礼)東町の車楽
関連記事 名古屋の祇園祭那古野神社大祭
現在は「御見舞」という行事は消え、かつて御見舞車だった山車も、地元の祭礼に曳かれたり、他所に売られて現存しています。
有名なところでは、国際センター南に位置する
小鳥町南部、上花車所有の「紅葉狩車」
下花車が所有する 「二福神車」
もう少し南に下る内屋敷の「唐子車」
東区尾張徳川家菩提寺建中寺前所有の「神皇車」
かつて中村区に在った廣井村中ノ切所有だったが、
現在は常滑北、西之口所有の 「雷神車」(張良車)
西区お菓子問屋で有名な新道付近にあったと思われるが、明治期に美濃へ売られた「浦島車」
中区益屋町にあったが、富沢町(現 栄 丸栄付近?)を経て美濃へ売られた「ウツボぐるま」
そして、下花車の先代二福神車が静岡県浜北の宮口にあります。
まだ、確定できない山車もありますが、現在は生き残りはこれだけ。
どんな形でも、曳き出されて現存している事に評価せねばなりませんね。
所変わって、「尾張一宮 真清田神社」「尾張二宮 大懸神社」にも車楽があります。時代の変遷で出されなかった時期もありますが、現在、例え細々とでも続いております。
ちなみに「尾張 三宮 熱田神宮」にも、車楽だけでなく、大山もありました。
大山は、現代残っていません。(あまりの大きさに維持が困難になったからです)
熱田の車楽は1輌復元されました。
もう一つ津嶋神社の舟に提灯を飾る「船車楽」も有名です。
名古屋の那古野神社に提灯を車で奉納(献灯)する行為を「御見舞」
御車を「御見舞車」と呼んでいます。しかし、一宮の真清田神社や大懸神社では、
馬を飾り立て、奉納します。(はなのとう)
名古屋の祭礼は夏、真清田神社や大懸神社は、春。
季節の違いで、花と笹提灯、馬と御車に変わったのでしょうか?
車楽の形は「名古屋型」と呼ばれる山車の原型とも考えておりますので、一度見てみたかったのですが、運良く今年見ることが出来ました。
一宮真清田神社の車楽です。季節は4月でした。
記事にするタイミングが遅すぎたので、那古野神社祭礼後の公開となりました。
日にちは4月3日ですので、お間違え無きよう。
続き 真清田神社車楽(4月の祭礼)東町の車楽
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